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鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

園芸日記 12

2017年2回目の園芸日記である

春の彼岸

そして3連休

仕事が暇なので俺の場合は毎週が3連休ではあるが

明日の朝は彼岸団子を焼いて食べる予定

そういえば彼岸というのも日本独自のイベントだそうだ

まぁ特別なにか仏教的なことをやる訳では無いが、なんとなく普段より少しだけ豪華なお供え物を仏壇にお供えするぐらいである

3連休と言っても花粉の季節

なのでなるべく外には出ない生活を心がけている訳ではあるが

スギのピークは過ぎつつあるのだろうか?

今年はそれほど症状は出ていない

とは言っても少し外に出ると鼻がむずむずする

やはり自転車に乗るのは辞めておいた方が無難かもしれない

そんな3連休の最終日

俺はロウソクを買いがてら本屋でブコウスキーの紀行本を見て来ようと思った

買うかどうかは立ち読みしてから判断するつもりだ

今現在はまだ池波正太郎の銀座日記を読んでいる

平行して江戸川乱歩の短編とカレル・チャペックの園芸家12ヶ月も読み直している

園芸家12ヶ月はやはり春になると読みたくなってしまう名作だ

銀座日記は非常に面白い

映画と食の話

池波先生もあの映画見てたんだな

池波先生もこんな食べ方するんだな

この話はまた他の機会にでも書こうと思うが

10時を回ったので俺はさっそく近所の小さな本屋へ車を走らせた

ブコウスキーの紀行本は3月9日にちくま文庫から発売されたばかりだ

なので大型書店までいかなくても置いてあるだろうと俺は踏んだのだった

しかし残念なことに俺の目的であった「ブコウスキーの酔いどれ紀行」は置いてなかった

ブコウスキーどころか今月発売されたであろう、ちくま文庫の新刊も置いてない

ちくま文庫自体品揃えもかなり寂しくなっている

やはり売れないのだろうか?

まぁ来月、街に出た時にでも見てくるか

フランドルやジロが無い今年の春は暇だ

俺は本屋の隣にあるホムセンでロウソクを購入した

そして俺はようやくにぎわいを取り戻しつつある園芸コーナーをひやかすことにした

俺は自分の中で新しいのを購入するのは4月からだと決めていた

今はただ冬の間ほったらかしにしてあったベランダの整理をしている状態なのである

いろいろ計画はあるが、予算も限られている

とりあえず過酷な冬を生き残った奴らを植え替えた

コレは園芸日記11に書いてあるが

そんな俺は切り花の桜に心を惹かれた

が、流石に桜の切り花で500円近い値段を出すのは無理だ

床の間に飾ろうにもこれ1本では流石に寂しいのだ

俺は値下がりした松のミニ盆栽にも心を惹かれたが思いを断ち切るように鉢コーナーへと小走りで移動した

ずいぶんと新しい鉢が増えている

まだ入荷したばかりなんだろう

みんな大小揃っている

あの鉢にあれを植えてとか想像してみるが置き場所が無いことを思い出しこれまた断念する

俺のベランダは日当りが良すぎる為に植物どもの置き場所にも苦労するのだ

一応自作で半日陰スペースの棚は作ったが置けるスペースは限られている

なので必然的に真夏の暑さにも耐えられる植物が購入の第一条件となるのだ

第2条件は安いこと。基本300円以下

第3条件はなるべく長い期間咲き続けることである

そんな俺に一つのPOPが目についた

香りが良く黄色い花が咲きまくるようなことが書いてある

黄色い花は好きだ

ツール・ド・フランスを思い出すからであるが

値段は280円と条件に当てはまっている

しかも置き場所も日当りの良い場所となっている

開花期は4月から7月

水やりは表面の土が乾いたらたっぷりと遣ってくれと書いてある

そうたっぷりとだ

その香りが良く黄色い花を咲かせるという植物の名は「カロライナジャスミン

ジャスミンと聞くとある歌を思い出す

曲名は忘れたが「ジャスミンティーわぁ〜」とか言う歌だ

俺は気になったのでスマホで調べてみた

直ぐに記憶が蘇って来た、杏里の「オリビアを聞きながら」だ


永遠の名曲「オリビアを聴きながら」杏里(ANRI)

そしてついでに俺はカロライナジャスミンについても調べてみた

やはり何事も下調べが大事である

どうやらこいつはつる性の植物でほっておくとどんどん伸びてくるらしい

名前の由来は北アメリカのカロライナに自生しているからカロライナ

ジャスミンジャスミンに似た香りがするのでジャスミン

「ん?」ジャスミンに似た香り?

な、なんとこいつはジャスミンの仲間では無かったのだ

マチン科ゲルセミウム属

よくわからない

別名の一つに偽ジャスミンとある

やはり偽物のようだ

まぁ実際に良い香りはするみたいだし杏里を聞きながら鑑賞しても問題は無いのかもしれないな

しかし俺はあることに気づいたのだ

俺は本物のジャスミンすら知らないことに

お茶の葉になってるジャスミンは見かけたことがあるのだが・・・

そしてカロライナジャスミンは毒性がアリお茶にして飲むと血圧低下や呼吸麻痺に脈拍増加など引き起こすそうだ

被害に遭う人は年間2人未満だというが、年間で二人も間違えてお茶にしてしまうほど香りが似ているみたいである

花は春から夏にかけて咲き、その後は葉っぱが紅葉するそうだ

ということは秋まで楽しめるではないか

そして耐寒性能は気温0度まで

冬越しは室内かぁ

既に俺の部屋は置き場所が無くなって来てるが

それはおいおい考えるか

と言うことで俺はカロライナジャスミンを購入した

既に小さなつぼみをつけている

花が咲いたらジャスミンに似た香りがするはずである

あくまで似た香りではあるが

それまでに花粉症が治まるといいなぁと俺は思ったのであった

流石に鼻づまりではジャスミンに似た香りが分からないからだ

土は選ばないと言うことなので俺は家に余っている花の土を使いベランダに転がっていたイタリア製の鉢に植え変えてやった

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つる性なんで壁やフェンスに這わせると良い感じになるそうだが

どこに置くか?

こんなことを考えるのもベランダ園芸の楽しさである

俺はベランダにて園芸を楽しんでいるが小さいながらも庭石と高低差を完備した日本庭園も所有している

親父の代から受け継いだ庭ではあるが

この庭に放置してあったボケの鉢植えが成長してやがて鉢を割り根付いてしまった

丁度松の横にあり邪魔臭いのだが今の時期はキレイな花を咲かせてくれるので文句は言えないのだ

そんなボケの花が今年も咲いた

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バラ科だけにトゲのある枝は始末に困るが

今の時期は小さな赤い花をポコポコを咲かせてくれるのだ

花が終わったら短く刈り込んでやるのだがな

去年は一個だけ実がなったが

あの実は食べれるのだろうか?

庭もまた直ぐにモサモサになるであろう

こまめな手入れが大変なのである

 

3月は少しずつだがこのようにして春がやってくる

4月になれば一気に鮮やかな季節になる

その為のウォーミングアップと言った所だろうか

4月になれば部屋の中に非難させてある植物もベランダに放り出せる

サボテンと夏多肉はまだもう少し先になるかな

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こいつらもよく寒さを耐えたもんだ

もう少し暖かくなったら思いっきり日差しを浴びさせてやるからな

もう少し待ってろ

 

今年もさっそく新たな仲間が増えた

カロライナジャスミン

春は別れと出会いの季節でもある

今日俺がおまえを見初めたのも何かの縁である

土が乾いたら鉢底から溢れるぐらいに

たっぷりと水を与えてやるから

毒なんか見せないで

これから夏までキレイな花とさわやかな香りで俺を楽しませてくれ

 

 

 

おまけ

春の日差しを浴びるシュガーバイン

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