ご存知テレビ東京の人気番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の新コンビが決定した
2007年にスタートした番組はルイルイの太川陽介と漫画家の蛭子能収さんのコンビで人気を博した旅番組であるが今年の1月2日の放送分で太川蛭子コンビは卒業となっていた
人気番組なだけに新キャストで存続の意向を示していたが
番組名も「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」と新たに「Z」の文字が追加され新コンビの発表となった
新しいコンビは「あるよ」でおなじみの俳優の田中要次(53)と芥川賞作家の羽田圭介(31)さんが勤めることとなった
そして太川さんは、おなじみのキートン山田(71)さんとともにナレーションでの参加が決定したそうである
個人的には大満足のコンビだ
羽田圭介氏の本は1冊だけSM物の本を読んだがとても変態な話で面白かった
新コンビでの放送は3月25日午後6時半からの放送になる
初回のマドンナはIMALUさんだ
この二人じゃ無いかというのは前々から噂されていた
俺は残念ながら見逃したのだが特別編に出ていたそうである
その時が好評だったのだろう
人気番組を引き継ぐと言うのは大変なプレッシャーだろうが是非自然体で過酷な旅を楽しんで欲しい
まぁ旅と言ってもただバスに乗るだけ
内田百間の阿呆列車もただ電車に乗るだけの旅だが彼らは電車に乗ることを楽しんでいる
しかし路線バスの旅ではバスに乗ることは義務であって楽しめる物ではないところが見てる方は面白い
行き当たりばったりでとにかくひたすら目的地を目指すだけの旅なのだ
新コンビとして番組を引き継ぐことになり田中氏は「太川さんと蛭子さんの最後の旅を見て、これは本当に大変な役目なのだということを思い知らされました。先人への思い入れが強い視聴者の方々も多いと思われますが、僕と羽田君の新たなコンビネーションも続いて楽しんでいただけたらと願うばかりです」
羽田氏は「テレビ東京の看板番組に自分が出ていいのか?と思った。だが、太川さん・蛭子さんたちから引き継ぐだとか、レギュラーになるというような実感はない。今回がダメだったら、次はない。1回1回の連続に過ぎない。だから、続けたいのであれば、良い旅になるよう、努力しなければならない。事後的に見て、長く続いていれば、御の字なのかもしれない」と語った
役割分担は田中氏がコースの分析担当、羽田氏が緊急時とお笑い担当だと言う
そして二人の共通点は「ネガティブ」
羽田氏は温泉好きで有名だ
そして今までと違いその土地土地の名物には興味が無く、好き嫌いが激しい蛭子さんがいないことでグルメも期待出来るかもしれない
今までとはまた違ったローカル路線バスの旅が楽しめそうな予感である
ちなみに今回の旅は
静岡県伊豆半島下田港をスタートして3泊4日で愛知県知多半島の先端・師崎港を目指す旅だそうだ
「伊豆半島を北上し、東海道沿いに西へ向かうが…路線バスはつながるのか?宿は?観光&美味を楽しめるのか?」と番組宣伝として書いてある
ゴールの知多半島は俺は少しだけ詳しい
訪れたのは一回だけだが俺はお遍路として知多半島一週を歩いて回ったからだ
当然ゴールの師崎港も訪れた
ゴール地点なので師崎での食事は放送されないだろうが、おすすめなのが「男の漁師丼」だ
既にTVでは何回も紹介されてる定番物ではあるが
まずはこの状態で出てくる
新鮮なアジの刺身が丸ごと一匹と白飯の上にはシラスが
これを全部ごはんに乗せて卵と出汁を絡めた物を混ぜると
完成だ。後はがつがつ食べるべし
とても美味い
まさに男の漁師丼である
そして残ったアジの骨はお店の人が一旦引き取りにくる
その後骨せんべいとなって再登場するのだ
もうカルシウム満天
骨粗鬆症もなんのそのなのだ
そしてここがゴール地点の師崎港バス停
果たして新コンビとマドンナはこの場所にたどり着けるのだろうか?
内海、河和まで辿り着ければ確実に師崎港には繋がる
知多半島の先っぽのほうは電車が走っていないのでバスは充実しているのだ
写真のバスは知多バスだが他には海っこバスもある
この海っ子バスにはSKEのメンバーの落書きと言うかサインが満載なのだ
果たして3人が内海経由、河和経由どちらを選択するかは分からないが、とにかくこの二つの駅まで来れば絶対に辿り着けるのだ
だが問題はこの二つの名鉄の駅までどうやって辿り着くかだ
名鉄でも内海と河和とあるのだ
そのためにバスで繋ぐのは難しいのかもしれない
俺はひたすら田舎道を歩いた訳だがほとんどバスには遭遇しなかったと思う
常滑、半田辺りから河和、内海まで繋ぐのが大変かもしれないな
まぁ歩くという手もあるが
そうなったら俺が道案内してあげたいぐらいだ
今回の旅は田中氏によると「良くも悪くもミラクル連発な旅」
羽田氏は「終盤の極限状態でのIMALUさんの決断、それに感化される僕と田中さん。ラストまで見てほしいです」
そして旅を終えて数日経った今でも思い出す旅だったそうだ
いったい後半にどんな衝撃が待ち受けてるのか?
自分はひたすら歩き般若心経を唱えた
思い出の知多半島だけに非常に楽しみな番組である
かつて自分が見た風景にまた再開出来るのが待ち遠しくてたまらない
そんな新コンビでのローカル路線バス乗り継ぎの旅なのだ