鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

2017パリ〜ニース第6戦

サイクルロードレースパリ〜ニース第6戦

いよいよレースは本格的な山岳バトルへ突入

スタートしてすぐに1級が始まる

そして中盤から2級、3級、1級、1級ときて最後に2級の登りゴール

しかも最後の2級の登りは平均勾配9・8%、最大勾配20%の壁である

俺なんかではとても登れない壁なのだ

中継が始まると残り46キロ地点で逃げとの差は56秒差

ほぼ1分だ

この日も逃げ切りは難しそうだがどうやら最初の1級山岳から高速な逃げバトルが展開されてアタック合戦の応酬だったみたいだ

おそらく総合で遅れてるエース級の選手が逃げに入ると潰されると言った感じだろうか

52キロ地点でようやく8名の逃げが決まったそうである

その中にはデマルキやシャバネルなどの実力派も入った

逃げとのタイム差は最大で5分差まで広がったそうだが

山岳地帯に入ると1分差まで縮まり

その中からBMCのデマルキとフォルトゥネオ・ヴィタルコンセプトのセプルべタの二人が抜け出した

ちょうどこの辺りから中継は始まったみたいである

事前情報としてはコンタドールもかなり仕掛けてたみたいだが中継が始まった時にはおとなしくプロトン内だった

風邪をひいた時には早め早めのパブロンだが、総合で遅れた時には早め早めのアタックなのである

しかし流石にコンタは逃がしてもらえなかった

プロトンはスカイがコントロール

ダイグナン、ニエベ、セバスチャン・エナオが登りでのペースを作る

残り25キロ地点で逃げとプロトンの差は30秒

そして残り21キロ地点で逃げも吸収されレースは振り出しに戻ると

1級山岳の頂上手前でオリカのサイモン・イェーツが単独で飛び出した

イェーツは総合15位で2分16秒遅れだ

クイックステップやスカイとしては見逃してもOKな選手リストに入っていたのか

サイモン・イェーツはプロトンとの差を30秒まで広げ、最終的には46秒まで広げて最後の2級山岳へ突入する

最大勾配20%

あの化け物みたいなトッププロでも、えっちらおっちら登るような坂である

プロトンからはリッチーポートが最初にアタックをしかける

既に総合争いから脱落している彼の狙いはただ一つ、ステージ優勝のみである

しかしなかなか決定的な差は付かない

勾配がきつくなった所で今度はエナオモントーヤがアタック

一方サイモン・イェーツは順調に壁を登って行く

無線も外しひたすら前を見て踏み続けたそうだ

後続ではエナオモントーヤ、アラフィリップなどが争うも

見事にオリカのサイモン・イェーツが逃げ切り勝利を挙げたのだった

イギリスの期待の星、イェーツ兄弟は双子である

サイモンが兄なのか弟なのか俺は知らない

日本でも俺の子供の頃と今とでも双子の定義が変わっている

果たして双子の定義って世界共通なのだろうか?

まぁどっちにしろサイモンとアダム

凄い双子であることに間違いは無いのである

 

サイモンは総合8位までジャンプアップ

総合トップのアラフィリップと1分37秒差まで縮めた

総合2位はトニー・ギャロパンで36秒差

3位 エナオモントーヤ 46秒差

4位 ゴルカ・イザギレ 57秒差

5位 Dマーティン 1分20秒差

6位 ザッカリン 1分31秒差

7位 コンタドール 1分34秒差

8位 サイモン・イェーツ 1分37秒差

 

本日はクイーンステージ

アラフィリップの実質的ライバルはエナオモントーヤ、ゴルカ・イザギーレ

そしてやっぱり怖いコンタドールであろうか

 

昨日は最後まで録画されてなかったので今日は後番組も予約しとかないと

そして未だにJスポーツでミラノ〜サンレモやフランドルなどの放送が決まっていないのが気になるが

ギリギリの交渉が続いているのだろうか?

そしてジロもまだ決まっていない・・・

サッカーなどはスマホで見るようなダゾーンとか言うのにどんどん取られているみたいだが

スポーツ中継はさすがにJスポーツで見たい

再放送もかなり充実しているJスポーツにはなんとか頑張って欲しい

ちなみに俺はスマホでは中継は見ない

実質0円が無くなった今ではスマホの買い替えは貧乏な俺には不可能だ

余分なことでスマホのバッテリーを劣化させたくは無いし

深夜帯はスマホの充電時間である

大好きなサッカーやサイクルロードレースだがダゾーンでの中継になったら

いくら安くても俺は見ないつもりだ

もともと生で観戦出来ないし、どうしても録画して時間のある時に見ることになる

その予約録画方法とかどうなってるのかよくわからんが

追加投資無しで簡単にスマホやPCを介さずに出来なければ見る気はない

あとは実況解説人も重要だ

ネットは便利だがスポーツ中継だけは、なんとか今のままの設備で

そしてJスポーツで見たい物である