鯖棒亭日乗(下)

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6日の北朝鮮のミサイルは能登半島から200キロに落下とパリ〜ニース第4戦

2月6日に北朝鮮が発射した弾道ミサイルは今までで一番日本に最接近した可能性が高いそうだ

能登半島沖から北に200キロから450キロの日本海に落下した

本土からたった200キロしか離れていないと言うのはやはり怖い

200キロなんてプロ選手なら自転車でたった5時間で走れてしまう距離である

北朝鮮のミサイルの誤差の範囲がどのくらいなのかは分からないが

脅しのつもりが本土に落下という可能性もあるのかもしれない

どちらにしろ全く常識が通用しない北朝鮮

先日のミサイル発射を受け国連安全保障理事会も8日に緊急会合を開いた

アメリカの国連大使は対応策として「全ての選択肢を排除しない」と北朝鮮を牽制したそうだが

これにもまた北朝鮮は抗議の行動に出るのかもしれない

そして国連の「全ての選択肢」この中にはもちろん空爆も含まれているであろう

最初の空爆北朝鮮のミサイルを全て破壊出来れば良いのだが

もし破壊出来なかった場合にどうなるのか?

おそらく北朝鮮は日本に向けて撃ってくる

いついかなる相手への抗議の時も常に日本に向けて撃って来る

米軍基地を狙うのだろうが海に落ちては意味が無いので、日本の本土寄りに狙いを定めるであろう

今の北朝鮮内部がどうなっているのかは分からないが

今までは人工衛星だとバレバレの嘘をついて来たのがいきなり米軍基地を狙った公表

それだけ追いつめられているということなのだろうか?

様々な噂があって何が本当で何が間違っているのかも分からないだけに不気味である

そして正男氏の息子の登場

今一番北朝鮮が消したい人物

今はまだ決して表には出られないだろうが

彼がたった一つの希望なのかもしれない

 

 

そしてパリ〜ニース第4戦はタイムトライアルだ

コースの半分以上は平坦基調なのだが後半からジワジワと登り始めて最後の3キロほどでガツーンと登るみたいだ

最後の登りの勾配は7・7%

3キロとはいえ結構な登りである

とは言ってもあの化け物みたいな選手達

俺は3キロぐらいならトニーマルティンがパワーで押し切ってしまうんじゃないかと予想していたが・・・

放送が始まるといきなり見慣れたお尻が画面に映る

TT世界チャンピオンのトニー・マルティン

しかし得意な平坦なエリアでもタイムが伸びていない

そして登りに入る赤マルティン

座ったままグイグイ回すも1分14秒差の21位に終わった

まぁ彼にとっては2位も21位も同じである

コースはボジョレーだけあってワイン用のブドウ畑の中を走って行く

サイクリングするのには楽しそうなコースだが流石にフランスは遠い

優勝候補のリッチーポートが良い走りも見せるが50秒遅れの10位

そしてこれまた優勝候補のコンタドールが走行中に雨が降り出す

すっかり濡れた路面を走る選手達

コンタドールは確か中継では永井さんがTTバイクだと言ってたのだが、どうやらエアロロードのマドンのTTハンドル仕様でホイールはディスクホイール

完全に登りに特化したスペシャルバイクだった

なのであの軽快なコンタドールのダンシングも健在だったのだろう

芸人の小島よしお氏がコンタドールのダンシングの物真似をするが分かってくれる人が少ないと嘆いていたことを思い出す

結局コンタドールは登り区間を最速で登りきり19秒差のステージ2位となった

そんな特殊なTTステージとなった今回のステージを制したのが

これまたフランス期待の若手アラフィリップである

まだどんな選手になるのか未知数ではあるが

基本はパンチャーだがスプリントもそこそここなせて登りもそこそこ登れてしまう

そしてクラシックとの相性も抜群となんでも卒なくこなしてしまうアラフィリップ

そんなアラフィリップが今回はタイムトライアルを制してしまった

しかも前半の平坦区間で圧倒的なタイムをたたき出した

そして平坦での貯金を使い登りでも大健闘を見せたアラフィリップ

暫定1位だったコンタドールに19秒の差をつけてステージ勝利となったのだ

そして結果的にマイヨジョーヌも獲得

フランス人は無茶苦茶うれしい黄色いジャージだ

3位にはギャロパンが20秒差

4位のゴルカ・イザギーレも20秒差

5位にはザッカリンが33秒差

これにより総合争いも混戦模様

コンタドールもタイムを稼ぎアラフィリップから1分31秒遅れで優勝争いに復帰

この後の山岳がどのくらい厳しいのかは分からないが

アラフィリップ、ギャロパン、ゴルカ・イザギーレ、エナオモントーヤ、Dマーティン、ザッカリン、コンタドールの争いになるかな

後半が楽しみな今年のパリ〜ニースである