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鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

あの疑惑の曜変天目茶碗を奈良大が成分分析

開運なんでも鑑定団で国宝級と言われたあの曜変天目茶碗を奈良大学が成分分析をしたそうだ

世界で五点目の発見か?と言われた噂の曜変天目茶碗

徳島市のラーメン屋さんが所有しているものである

番組では中島さんが「本物です」とのお墨付きで鑑定額は2500万円

この2500万円と言う値段は正直安いんじゃないかと思うが贈与税などを考慮した鑑定額だとも言われている

本当の値段を出しちゃうと全財産を投げ売っても払いきれない税金が発生するのかもしれない

そんな曜変天目茶碗であったがTVを見た専門家達が一斉に反発

「あれは偽物だ」「中国で2000円ほどで売られている土産物だ」などの発言が相次ぎ真贋論争がおこっていたのだ

確かに今まで確認されている曜変天目茶碗とは見た目も雰囲気も違う

でも俺は専門家ではないので正直分からない

反論している専門家の人達もTV画面を通しての見た目だけの鑑定しかない

それでも彼らは「偽物だ」と断定していた

あの人達がそこまで言うのなら偽物なのかな?と正直俺も思い始めていた所である

そんな中で今回の成分分析

請け負ったのは奈良大学

場所柄古物の鑑定には慣れてるような気もするが

分析を担当したのは奈良大の魚島純一教授で保存科学が専門だそうだが俺は保存学とやらがどんな学問なのかは知らない

魚島教授は物質に含まれる元素を検出する蛍光X線分析装置を使い

茶碗表面の色ごとにX線を当てて元素の種類と量を調べた そうである
その結果、アルミニウムなど10種類の元素が検出されたが、化学顔料に使われる元素は発色に影響を与えない程度のごくわずかな量しか出なかったと言う

そしてどの色にX線を照射してもほぼ同じ成分が検出されたのだ

つまり18世紀以降に作られた科学顔料は使用されておらず、一種類の釉薬のみで作られていたのだ

この茶碗が偽物だと主張していた曜変天目研究家の陶芸家の長江惣吉さんはこの茶碗は化学顔料が使われた模倣品だと主張していた

しかしそれが今回の分析により覆されてしまったのだ

だが専門家の人達はまだ納得はしていない

今回の分析結果について長江さんは「これだけでは真贋は分からない。 正確な分析に欠かせない器の洗浄が行われておらず、分析方法に疑念も残る」と話したそうだ

専門家でない俺なんかは洗った所で同じじゃないかと思うのだ

表面に付いてる汚れなどの成分があるかないかの違いなのでは?

そして同じく偽物だと主張する沖縄県立芸術大の森達也教授(中国陶磁考古学)は

南宋時代(12~13世紀)の中国の福建省で作られた陶器の成分と比較するなど、総合的な検証が必要で 今回の調査で本物とは判断できない」と話した そうである

まぁ本物の分析はまず無理だ

それを分かっての発言かもしれないが、とりあえず中国で売られているというそっくりな偽物の分析だけでもして欲しいな、なんでも鑑定団スペシャルとして

あとは他の研究機関でも出来るだけの鑑定をしてみてほしい

まだまだ真贋の議論は決着がつかない曜変天目茶碗だが果たして本物なのか?偽物なのか?

一種類の釉薬のみであの多彩な発色をしたのなら、それはもう曜変天目なんじゃないかと、今までのとは違ったタイプなだけで紛れも無い曜変天目茶碗の一つでいいじゃないかと俺なんかは思ってしまう

どっちにしろ現代において釉薬のみでは再現出来ない代物なんだろうし

国宝級では無くなるのかもしれないが重文ぐらいの価値は認めてあげても良いと思うが

専門家の人もプライドが高そうだから認めないだろうな

ただTV画面を通しての鑑賞だけで、ああだこうだ言うものではないと思う

そんなこと自分たちが一番良くわかってることだろうに

と素人の俺が偉そうに発言してみた

 

まぁとにかく今回奈良大学が成分分析をしてみたら科学顔料は使用されていなかった

それだけは紛れも無い事実である