鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

なんでも鑑定団で国宝級のお宝発見!

最近では石坂浩二さんの発言がカットされていることで話題になっていた、なんでも鑑定団

そのなんでも鑑定団でなんと国宝級のお宝が発見されたそうである

その様子が本日12月20日に放送される訳であるが

その国宝級のお宝とはこれまでに世界に三点しか存在していないと言われていた幻の焼き物「曜変天目茶碗」

その4点目が番組内で発見されたと言うのだ

依頼人の曾祖父の人が骨董好きで明治時代に戦国武将の三好長慶の子孫が暮らす屋敷の移築を請け負った際に大枚をはたいて買い求めた大量の骨董品の中から見つかったそうである

依頼人の人は30歳でその茶碗を譲り受けるが興味が無く押入にしまいぱなしだったそうである

それが最近になって気になり出し始めて調べてみた所価値の高い天目茶碗の可能性が出て来たのだ

それで今回の番組での鑑定となった

戦国時代に信長、秀吉、家康らに愛された天目茶碗などはもともとは中国の雑器である

その中国ではありふれた焼き物が室町時代に日本に輸入されてその素朴さから茶人に愛されて日本で人気になったそうである

その天目茶碗の中でもいちばん珍重されているのが窯の中で突然うわぐすりが変化して偶然に美しい文様がでた曜変天目茶碗なのである

あくまで偶然にできる文様である為に意図的に作り出すのは難しい

結果的に非常に価値の高い焼き物のひとつのなったのである

現代の量産品ならおそらく不良品として廃棄されるような茶碗

今の大量生産品の不良品も残しておくと数百年後には価値が出るのかもしれない

現存している曜変天目は三点とも全て国宝

すでに生産地の中国にも存在していないそうだ

やはり雑器であるために残っていないのであろう

室町時代の文献にも最上の物と記されている曜変天目

織田信長が所有していた茶碗は本能寺の変で焼失したと言われている

そんな国宝級のお宝「曜変天目茶碗」今日の放送は世界中が注目するであろうがおそらく日本でしか放送されない

鑑定士の中島誠之助も最大級にビックリなお宝

いったいいくらの値段がつくのか?

今日のなんでも鑑定団は見逃せない

 

しかし石坂浩二のいないなんでも鑑定団は寂しい

俺は酔うと石坂浩二の物真似をする

谷崎潤一郎原作の細雪市川崑監督が映画化した作品である

その原作には無いラストシーンでの石坂浩二の物真似を酔った時にのみひとり自宅でやるのだ

後はタイタニックでディカプリオがローズの部屋でモネの絵を発見した時の物真似もレパートリーの一つであるがこれもまた世間には未発表なのである

何故未発表なのか?

マニアックすぎて誰も理解出来ないのと

そもそも似ていないからである

小学校時代は巨人の淡口憲治氏の物真似で人気を博した俺ではあるが

この物真似も現代では通用しないであろう

あのぷりぷりっとお尻を振るスタイル

懐かしい

でも当然の事ながら今の若者は知らないんだろうな