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鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

あてなよる夏目漱石編第二夜

あてなよる第二夜は漬物である

しかも夏目家のぬか床を使用して漬けた漬物である

俺は漬物が大好きだ

京都なんかは街中に漬物屋がある

俺はついつい漬物屋に入ってしまう

京都の漬物屋はとにかく試食が多い

店員のおばちゃんがとにかく食べろ食べろと試食攻撃

俺は遠慮無しにバクバク食べるが

どうしてもそのまま買わずには立ち去りにくい状況になる

まんまとおばちゃん店員の戦略にハマってしまうのである

まぁいい

どうせ買うつもりだったし

京都はとりあえず千枚漬け、しば漬け、すぐきは外せない

その他だとタケノコや長いもの漬物をうまい

あとは季節それぞれに限定で売られるのにはついつい手が出てしまう

真夏に刻んだしば漬けをごはんに乗せて鰹節をパラパラ

そして醤油をひと回しして後はひたすらかきこむ

これが最高に美味いのだ

大原のしば漬けは本物のしば漬け

発酵しまくって酸っぱいのが最高に美味いのだ

奈良に行けば奈良漬け

それはもういろんな奈良漬けが売っていて迷ってしまう

癖があるなら漬けだがスイカやメロンなどは比較的食べやすいのだ

俺は思いっきり奈良を感じられる奈良漬けが好きだが

子供頃はぬか漬けは大嫌いだった

しかし大人になるとぬか漬けがたまらなく美味く感じる

今回はそんな夏目家のぬか漬けからスタートだ

 

きゅうり、にんじん、かぶ

3日漬け込んだ古漬けと1日の浅漬け

ゲストの豊川悦治はどうやら漬物が苦手なようだ

浅漬けをいやいや食べる

これに合わせる酒が日本酒で漬けた梅酒

これは美味そうだ

この梅酒と一緒にぬか漬けを食べる豊川悦治

梅酒との相乗効果で美味しく感じられたみたいだ

二品目はぬか床の出し殻を使った和え物

ぬか床の出し殻の昆布と干し椎茸、鶏のささみ、きゅうり、赤たまねぎ、にんじん、大葉、ゆず、ポン酢醤油、塩

昆布と椎茸やその他野菜は千切りに

ささみは網で塩焼きにしてほぐす

あとはポン酢醤油と柚果汁を混ぜて和えるだけだ

これに合わせる酒が先ほどの梅酒のジャスミンティー割り

これもまた漬物嫌いのトヨエツにもおいしく食べさせる相性の良さ

吞んでみたいなぁ

梅酒は福島産らしいが

ネットで探してみよう

話の流れで鮒寿司の話題になる

ソムリエの若林氏がしみじみと「鮒寿司はおいしいですよねぇ」と

そして「日本酒ですね」とも

あの鮒寿司はとても不思議だ

発酵しまくってかなり酸味があるためにおそらく普通の人は食べれない

しかしこの鮒寿司を日本酒のあてとして食べるとお互いが引き立ってあってもう酒飲みにはたまらない美味さなのである

思い出しただけで食べたくなる

なんであんなに日本酒の味が変わるのか?

琵琶湖まで車を走らせたい気分である

3品目は白菜の漬物鍋

白菜の漬物、白菜、湯引きした鯛の切り身、ミニトマト、ネギ、すだち、出汁(かつおこぶ)ごま

鍋に出汁を入れて白菜の漬物と白菜を投入

煮立ったら鯛の切り身とトマトを入れて煮込む

お好みですだち、胡麻をつけて召し上がる

合わせた酒は19世紀から続く家族経営のメゾンものシャンパ

胡麻を投入した場合は宮沢りえもご愛用の18世紀創業のオレンンジ色のラベルが世界的に有名なメゾンもののシャンパ

NHKなんで詳しい銘柄は言えない

これが限界なんだろう

一番重要なところなのに

でもカメラワークとかでワインやシャンパン好きな人には分かるように撮られている

俺はさっぱり分からないが

4品目はすぐき漬けと豚肉のチーズ焼き

すぐき漬け、豚肉、チーズ、塩こしょう、パセリ

豚肉を塩こしょうで炒める

グラタン皿に炒めた豚肉と刻んだすぐき漬けを入れて上にチーズをかけてグリルへ

焼き上がったらパセリをかけて完成だ

これにはスペイン産の赤ワイン

すぐき漬けのこんなアレンジがあるとは

これは京都に行った時に買って来て試してみたくなるが

贅沢な食べ方だよなぁ

すぐきはそのままで充分に美味いし

そして最後の〆である

ねこまんま(卵黄のしょうゆ漬け乗せ)

ごはん、鰹節、卵黄の醤油漬け、ねぎ

卵黄は一晩醤油につけておく

白いごはんに卵黄のしょうゆ漬けを乗せて鰹節とネギをぱらぱら

あとはひたすらかきこむのみ

そしてもう一品

大根の和がらしとビール漬け

大根1キロ、ビール70CC、和がらし10グラム、お酢50CC、ザラメ100グラム、塩40グラム

これらをビニール袋に入れて揉む

揉んだら封をして寝かせて完成

寝る子は育つのだ

この最後の〆にはやはり日本酒

福島県産の特別純米酒

目には目を

米には米だな

今回も嗚呼食べて吞みたい

ねこまんまは是非作りたい

卵黄のみしょうゆ漬けにするのがひと手間

やはり手間を惜しんでは行けない

しかし簡単にも作らなければ早く酒が吞めない

さて俺も酒でも吞むか

今日は湯豆腐だな

ちなみに太宰治の家吞みのあてはいつも湯豆腐だったそうである