鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

夏目漱石に捧ぐライスカレー

12月8日9日と2夜連続で俺の好きな番組が放送される

どうやら今回は夏目漱石関連の特番みたいである

その番組はBSプレミアムで午後11時15分から放送される

「あてなよる」

毎回ゲストを招いてはその日のテーマに沿った酒のツマミを料理研究家の大原千鶴さんが作り

その料理にあったお酒をソムリエの若林英司さんが選びゲストが頂くという番組

ただ残念なのはNHKの関係上お酒の銘柄を番組では言わないのだ

番組で公開される情報はお酒の種類だけでどこのメーカーが作ったどんな名前の酒なのかまでは放送出来ないようになっている

こういったところNHKはダメだ

民放には作れないような面白い番組を作ってくれるが肝心な所で規制がかかる

それでもみうらじゅん安齋肇の笑う洋楽展は下ネタ全開

先日の放送もかなりきわどい下ネタを披露

ジャニス・ジョプリンが歌を歌ってる最中の間奏の時に客席から男性をステージに上げてチョメチョメをしていたというエピソードの話の時だが

もう本当の話ならかなりスゴイエピソードだ

でもあの時代で彼女なら充分に真実の可能性はある

まるでストリップ劇場

話を元に戻すが

あてなよる

それでも非常に楽しみにしている番組の一つだ

とにかく料理がおいしそう

そして番組内で割とどこにでもあるような物で簡単に作ってしまう

もこみち氏は最近ラードを大量に使い出したそうでオリーブオイルの時のようにネットを騒がせていたみたいだが

大原千鶴さんは基本が京料理

京料理をベースに和洋折衷作る

とても美味しそうな酒の肴たち

そしてそれに合わせる酒がこれまた面白いチョイス

正直見てるだけでは本当に合うのかどうか分からないのが非常に悔しい

嗚呼食べたい

嗚呼吞みたい

そんな食いしん坊の酒飲みの番組である

今年は夏目漱石没後100年で非常に多くの夏目漱石関連本や番組が制作された

今回の番組もそのひとつ

第一夜は夏目漱石が愛したカレーで酒を吞む

ゲストはゲストは文学女優・本上まなみと10日放送「漱石悶々(もんもん)」にも出演する白井晃

俺もカレーで酒を吞むが大抵はビールである

いったいどんなライスカレーを大原さんが作るのか?

そしてそのライスカレーに合わせる酒は?

今から楽しみで仕方が無い

そしてカレーライスとライスカレーの違いって何だろう?

うちの親父もずっとライスカレーって言ってた

そしていつもソースをドバドバかける

これが昔の日本人のカレーの食べ方だった

そう言えば俺は以前明治村で明治時代のカレーを食べた事があるはずだが

どんな味だったかは記憶に無い

でも美味しかったのは事実である

明治という特別な思い入れの調味料がかかっていたからかもしれないが

そして9日の第二夜は漬物である

ゲストは豊川悦治と宮沢りえ

ちなみに俺はサンタフェ世代である

当時とても衝撃を受けた写真集

今では当たり前のように見えてる部分からモザイクを取り払い始めた時代

俺は先ほどAVに転身した某2世タレントのヌード写真をネットで拝見したがとてもボウボウで再びネット上では物議をかもしていたが

そんな日本でもようやくアレが黙認されることとなるきっかけを作ったサンタフェ

そんな宮沢りえがゲストである

料理家の大原千鶴さんがなんと夏目漱石の奥さんが使用していたヌカ床で漬物をつけたそうで

まさに夏目家の味である

「さらに白菜漬けの鍋や、漬物を潜ませた豚肉・チーズのオーブン焼きなどが続々と。ああ、おいしい!そこにソムリエ若林が提案する最高の酒とは?」

と番組HPには書いてある

これまた非常に楽しみだ

酒と漬物の相性は抜群である

様々な酒と様々な漬物

世界各国なんでもこいだな

 

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