読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

ボブ無反応

ボブが無反応である

ご存知ノーベル文学賞を受賞するはずであるボブ・ディラン

未だに連絡が取れずにノーベル賞の選考委員会はボブと連絡をとることを諦めてしまった

そしてボブのHPからもノーベル文学賞のことが削除された

これによりノーベル委員長も激怒

「無礼で傲慢だ。でもそれが彼ってものだ」と発言したそうだ

最初から分かっていたのなら何故ボブに与える?

まぁボブさんも良い大人なんだから辞退するならするで連絡ぐらいしても良いと思う

でもこれがボブ・ディラン

みんな分かっている

でも無礼とか傲慢とか言うのは間違っているのではないかと俺は思うのだ

ボブからしたら知らない所で勝手に選ばれただけ

それで賞やるから連絡した上で授賞式に来てくれなんて随分自分勝手なんじゃないかと

科学者なら確かに喉から手が出るほど欲しいノーベル賞だと思う

でも文学者でも無いボブに文学賞なんて

やっぱり無理がある

ボブが無視したくなるのも分かる気がする

たとえばみうらじゅんボブ・ディランに「みうらじゅん賞をあげるから授賞式に来てね」なんてとても言い出せないと思う

それこそ無礼である

まずは正式発表の前に打診ぐらいしておくべきだと

「こういった賞を受け取って欲しいのですがよろしいでしょうか?もしよろしければ後日メディアなどで正式に発表させて頂きます」とマネージャーにでも連絡しておくべきだ

そうすればとりあえずマネージャーがボブの意思を聞いて連絡してくれるはずだと思う

「ボブさんは迷惑そうですよ」みたいな感じで

ふと俺は思ったのだが

ノーベル賞は授賞式の会場までの交通費はどうなんだろうか?

そして当日仕事が入っていた場合に仕事のキャンセルにともなう損害とか出してもらえるのだろうか?

領収書を持って行けば後日振り込んでもらえるのか?

それとも膨大な賞金の一部になってしまうのか?

俺は以前に某大企業が主催する写真コンテストで賞を貰った

そのときは電話で受賞の連絡が来て表彰式と受賞パーティーに出て欲しいと言われたのだが俺は表彰式は大嫌いなので一度断ったのだ

しかし審査委員長の写真家の方が俺の写真をえらく気に入って下さって俺に是非会って話をしたいと言う事であったので俺は渋々了承した

当日は土曜日であるが俺は仕事なのだ

そして仕事を休むことにより数万円の損失が出る

しかも会場までの交通費も片道2000円以上かかるのだ

それも全部自腹

まぁ俺が賞金目当てで出したコンテストではあるが

これでは元が取れないなぁと思った話である

でも実際に世界的に活躍されている写真家の方と話をさせて頂いて俺はとても自信へと繋がったし大変勉強にもなったのでそれはそれで結果的には行って良かったなぁと思ったのだ

まぁこんなこともあるかもしれないからボブに授賞式に出なさいと言いたいが「おまえ誰や!」って言われそうなので言わない

ちなみに空前の猫ブームの牽引者でもある世界的な動物写真家の岩合光昭さんの猫写真コンテストでも俺は受賞したのだがこの時はなんの連絡もなしに向こうから勝手に賞状と岩合さんのサインと景品が送られてきた

まぁこれが一番いい方法かな

だいたい授賞式なんて照れくさいだけなのである

 

そういえばとある本屋にて村上春樹氏の本のPOPに「ノーベル文学賞級作家」と書かれていた

そもそもノミネートされているかどうかすら分からないというのに

だから「級」なのかもしれないがそれはあくまで個人個人の判断にゆだねられるはず

まぁ村上春樹氏がカフカ賞を取ったのでノーベルノーベル言われているのではあるが

なんだかなぁと俺は思ったのだった