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鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

園芸日記09

園芸日記09である

俺の植物世話はいいかげんである

これは俺が植物を育てる原因になった一つ

いとうせいこう氏の影響もあるのだが実のところはただ単にめんどくさいからだ

そんな俺の植物達

前回お話したとおり数多くの仲間が死に絶えて行った

真夏の暑さに耐えられなかったのもいれば俺のいい加減な水やりで根腐れを起こした奴もいた

全ては俺の責任である

そんな中でも真夏に一番元気だった奴がいる

プレクトランサス・ボンテバールである

この聞き慣れない名前のアフリカ原産の紫蘇科の植物を俺は園芸屋で見つけその150円という非常に魅力的な値段から即座に購入を決めた植物なのである

そして俺は家に帰りこいつの名前で検索をかけた

しかしほとんどこいつの情報は出て来ない

今でもトップページに俺のブログが登場してしまうぐらい情報が少ないのだ

俺は悩んだ

植え替えるのに土はどうすればいいのか?

水やりは?

置き場所は?

悩んだ末出した答えが「適当でいこう」である

まぁいいやたかが150円

50円のジュースを三回我慢すれば買える値段である

なんなら78円の第3のビールを二回我慢してもいい

俺はこいつはアフリカ人だから乾燥を好むんじゃないかと勝手に想像し

土は観葉植物の土とサボテン用の土を1対3の割合で調合して植え替えた

置き場所は半日陰

水やりは土が乾いたらと勝手にルールを決めた

まるで永平寺で修行する禅僧みたいに俺ルールをこいつに押し付けたのだ

栄養が不足して脚気になろうが知ったこっちゃない

全ては無なのだ

そんなボンテパールは春先はそれほど生長が見られなかった

しかし真夏になると本領を発揮する

流石アフリカ生まれの日本育ち

こいつは暑ければ暑いほどぐんぐんと成長して行ったのだ

そして秋になった

俺はふとこいつの先から長いのが出て来ている事に気がついた

何だろう?

そんなある日その葉っぱの先端のひょろ長いのに白く小さな花が咲いていたのだ

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俺は感動に震えた

は、花が

咲いてる咲いてる花が咲いてる

勝手に俺ルールを押し付けて禅の修行をさせてきたこいつがついに覚ったのだ

嗚呼なんてキレイなんだ

俺はうっとりとこいつを眺めた

そして他の葉っぱからもひょろひょろと長いのが伸びてるのを確認した

さてこれからどうすればいい

直ぐに寒くなる

置き場所は?水やりは?

やはり室内か?冬は冬眠させるのか?

俺はこいつを死なせたくは無い

なんとかして来年もこの小さな白い花を見てみたいからだ

今までは俺ルールを押し付けてもなんとか耐えて来た

しかしアフリカ生まれのこいつが果たして日本の冬を越せるのだろうか?

それこそ禅の修行ではないか

俺はふとこのブログを書く前になんとなく「プレクトランサス」のみで検索をかけた

あっ

出て来たのだ

情報が

プレクトランサスの情報が

写真だと紫色の花を咲かせているので同じ種類ではないが確かに同族みたいだ

俺はとりあえずこいつの育て方に準ずることにした

部屋の中で管理すればなんとか冬も越せそうだ

あとは水やりを注意だな

俺は冷暖房はいっさい使わない主義なので真冬の俺の部屋もかなり過酷になる

なぜ冷暖房を使わないのか?

まぁ簡単に言ってしまえばアベノミクスの失敗が原因だ

俺がそんな生活を送っている事なんて3万円のステーキコースを食べているマリオは知らないのだろうが

まぁそんなことはどうでもいい

そのおかげで俺は随分と健康になった

やはり人も植物も自然のまま生きるほうがいいのだ

文明の力で暑い時に寒くしたり

寒い時に温かくするもんではない

あるがまま

これが禅である

 

そして俺は思った

実はこいつはアフリカ生まれなんかじゃなく

日本生まれなんじゃないかと

祖先は確かにアフリカ原産だが

すでに日本に気化していて日本で生まれて日本で育っているのではないかと

まぁ良いさ東京生まれHIPHOP育ちじゃ無いだけマシだ

なぜなら悪そな奴は大体友達になってしまうからである

 

やはり人も植物も真面目に生きるほうがいい

自分を犠牲にして人に尽くす

自分は犠牲なるが誰かが自分の為に尽くしてくれる

これで世界はうまく回って行くのだ

これがお釈迦様の教えなのである