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鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

文庫X

今日仕事で必要な物を買いに行きつけの100円屋に行った

その100円屋は巨大なショッピングモールの中に店を構えており

俺はついでに本屋も冷やかしに行った

今月はまだ本は一冊も買っていない

欲しいのはあるが今は我慢の時である

俺は一応今月の文庫本の新刊を一通り見て回った

獅子文六の食のエッセイ本が出ていた

最近ちくま文庫で復刊が相次いで発売されている昭和の作家である

俺も何冊か持っている

大変読みやすく面白い本ばかりである

今回発売された本は

 

私の食べ歩き (中公文庫)

私の食べ歩き (中公文庫)

 

 私の食べ歩きである

おそらく昔出ていた奴の改訂版

作家はくいしんぼうの人が多い気がする

今回は購入しなかったがいずれ買いたいので忘れないようにブログに書いておく

そんな中に今話題の文庫Xが売っていた

TVを見ていると完売してる店が続出らしいが流石に田舎の書店では山積みである

この店はそこそこ売り場面積はあるのだが文庫本のコーナーにはほとんど人がいない

やはりみんな本を読まないからであろう

文庫X

俺が知っている情報は中身が分からないようにカバーで隠してあり

ビニ本みたいに立ち読みもできないようになっている本

つまり誰がどんな本を書いたのか分からないまま買って下さいと言う事だ

これは売る側にかなり自信が無いとできない販売方法

それだけ本の好きな人が選んだ面白い本が隠されているということだとは思う

俺はPOPを読んだ

どうやらノンフィクション系らしい

俺は沢木耕太郎が好きだ

深夜特急を読んで以来沢木耕太郎が好きすぎてノンフィクションは沢木耕太郎しか読んでいない。そして沢木耕太郎ではあまりにも人気作家すぎて文庫X向きではない

誰なんだろう?

いくら考えても俺はノンフィクション作家を知らない

でも基本的にノンフィクションは好きなのでちょっと文庫Xは気になっているのだ

これも購入候補に入れておこう

今日出した見積りが決まれば買ってしまおうと思っている

 

そろそろ今年もまたノーベル文学賞の季節である

今年も恒例な村上春樹

そういえば村上春樹の短編集も出ていた

最近の短編はどうなんだろうか?

この人の昔の短編は面白かった

俺はなんだかんだいって村上春樹は結構読んでいるが

俺としてはこの人の作品は文学なのだろうか?と考えさせられる

いろいろ小難しい事を書いてはいるが結果的に中身が無い気がするのだ

張りまくった伏線も何も意味が無いし伊坂幸太郎のように回収しようともしない

ほっぽらかしのまま終わり読書後にもやもや感だけが残る

まるで俺が小学生の頃に書いた自作の小説「ウンコマンの冒険」のような感じだ

ちなみにこの本はクラスの中で大人気になり続編も書いた

内容は忘れたが何の意味も無い小説であったことだけは記憶している

ミステリー系のようだが冒険ヒーロー物でもある

恋愛要素はまったく無いが森見的なおバカな要素は盛りだくさんで最後は何も感動しない。そんな作品だった気がする

まぁ俺の本は一部限定で今はどこにあるかもわからないし世界中で翻訳もされていないのでノーベル文学賞に選ばれる事も無い

話を村上春樹に戻すが

おそらく今年も彼の受賞は無いと思う

俺は旅先の彦根の小さな古本屋でノルウェイの森を50円で買った

そしてホテルで一気読みしてしまった

正直リアルな世代なら夢中になっていたかもしれないと思う

俺は大変に影響を受けやすいからだ

ただ村上春樹の本で困る事が一つある

とある部分のフェチ的内容が俺の壷にどんぴしゃであり俺の体の一部分に異変が起きてしまうのである

このために決して人前では読めない小説なのだ

さて今年のノーベル文学賞

果たして誰になるのか?

正直俺は受賞者の作品はほとんど読んだ事がない

強いて言えば川端康成ぐらいであろう

三島由紀夫が生きていたらどうなっていたか

とにかく今年は13日に発表だそうだ

木曜日か

 

巨大ショッピングモールに入るとBGMでNEW ORDERが流れていた

曲はクリスタルである

果たして客の中でいったい何人がこの曲を知っているのだろうか?

やはりバーナードサムナーが乱暴にかき鳴らすへたくそなギターに音痴な歌声は最高にかっこいい

できればライブバージョンを流して欲しいがそれは無理だろうな

俺がエアギターとエアベースを始めてしまう