ツール・ド・フランス第9ステージ
スペインからアンドラ公国を走る山岳ステージ
去年のブエルタでフルームが落車した辺りも走るステージ
今日も逃げたい人いっぱい
ルイコスタのようなステージを狙いたい人
Tピノ、マイカ、デヘントなど山岳を狙いたい人
サガンのみスプリントポイントを狙いたい人などなどで40人ほどの逃げができた
そこへ早くもコンタドールが動く
コンタとバルベルデが仲良く二人でローテーションして逃げ集団へと追いつく
非常に珍しいコンタとバルベルデの協調であったが
すぐに苦しそうな顔で遅れるコンタドール
いっぽうメイン集団のスカイは逃げにバルベルデが入ったためにペースアップ
モビスタも逃げに数名送り込んでおりこれはモビスタ大成功だぞと思ったらバルベルデまでチームからの指示でメイン集団に戻る
そしてフルームと握手
スカイとしてはかなり助かったのだろう
一方モビスタはまだまだ長い先のステージを考えての行動かもしれない
まだ動くには早いと
逃げと9分ほどまで差が開いて行く
いっぽう逃げは徐々に人数を減らしながらもTピノ、マイカ、デヘントが山岳賞争い
マイカは本当に山岳が欲しいのかよくわからない動きだがTピノは本気だ
メイン集団に戻ったコンタドールが何回もチームカーへ話に行くシーンが映される
どうやら朝に発熱があったみたいだ
長い長いチームとの話し合いの結果コンタドールは最初の休息日を前にしてリタイアとなった
なんとか走りきれば1日休息日があるだけに回復する可能性もあったがおそらくコンタドール自身無理だと判断したのか?気持も切れてたのかもしれない
スペインからアンドラへ入る
1級山岳を二つ超えてからのスプリントポイント
ここはサガンの独壇場
というかサガンのためのポイント設定みたいなもの
普通のスプリンターはここまで残れない
これで今日のサガンの仕事は終
残り13キロ地点で人数がかなり絞られた中からトム・ドゥムランがアタック
ルイコスタとTピノがチェックするもどんどん後続に差をつけていく
最後の超級山岳に入ると天気はいっぺんヒョウがふる土砂降りの雨
そんな中でもたんたんと一人で登り続けたトム・ドゥムランが見事にツール初のステージ優勝となった
2位争いはスプリントを制してルイコスタ、マイカは3位でフィニッシュ
Tピノが6位に入りなんとか山岳ジャージをゲットした
一方メイン集団も最後の登りに入り総合に動きが出るがことごとくフルーム自身が自らチェックしてアタックを潰す
遅れるアルー
最後まで残ったのはフルーム、キンタナ、アダム・イェーツ、リッチーポートにDマーティン
最初に遅れたのはDマーティン
フルームのアシストかの用に先頭を引くリッチーポート
フルームの後ろでいっさい動かないキンタナ
まだまだ万全ではないようだが逆に3週目が怖い
そして総合はそのままゴールとなった
そして気になるのはレンショーのリタイヤ
発射台を失ったカヴェンディッシュ
休息日明けの明日のステージは果たしてどうなる?
明日の予想はまた明日にでも