ツール・ド・フランス第7ステージ
ここからピレネーが始まる
山岳ステージは逃げが決まる可能性が高いので前日と違って誰もが逃げたがるステージ
各チームレース序盤からアタック合戦が続き
かなりのハイペースでレースは進みいい加減嫌気がさしたメイン集団だったのか
大集団の逃げが構成された
その中にはニバリやキリエンカ、トニーマルティン、カンチェラーラ他なんとマイヨジョーヌのファンアーヴェルマートまで入った
レースが動いたのは4級山岳
ここで逃げ集団の中からニバリらが抜け出した
メイン集団はタイム差5分ほどをキープ
まだまだどうなるか分からない展開
残り27キロ地点でカミングスがアタックを決めて単独の逃げに入る
まだアスパンが控えてるこの状況での単独逃げは厳しいかと思われたがペースが落ちる事無く後続のニバリらも引き離しアスパンを登りきる
一方メイン集団はアスパンに入るとそれまでコントロールしていたスカイに変わりFDJがメイン集団をコントロール
しかしTピノーが減速でFDJが引かなくなると
同じフランスチームのAG2Rがペースアップを図ろうとする
しかし他のチームはなかなか動かない
いつもならここで各チームアタックする所だが
最初のハイペースが効いていたのか?まだまだ続く山岳に備えての事なのか総合の本命達は動かなかった
山頂付近でアラフィリップやDマーティンアダム・イェーツらが動く
先頭はそのままカミングスが後続を寄せ付けることなく自身ツール通算2勝目をあげた
ディメンションデータとしても今大会4勝目である
後続のアダム・イェーツが残り1キロのフラムリュージュを通過しようとした時に問題は起きた
観客が発電機の電源コードを抜いてしまいフラムルージュのバルーンが倒れてしまったのだ
そこでメイン集団も足止め
結局ここで第7ステージは総合の争いも無く終わった
今日は様子見なのか?
いつもならフルームが動くところだがやはり前半からキツイステージが続いたのが影響してるのか?
どちらにしろ今日からは総合も動いてくるとは思うが
Tピノーは今日で脱落今後山岳に狙いを定めるかもしれない
コンタドールには助かったステージだと思う
少しでも回復に努めたい所だ
先日の逃げでチームも新城にステージ優勝の力があると確信
今後も逃げのチャンスがもらえるそうだ
楽しみである
さて今日もピレネー
最初からトゥールマレー(19km/7.4%)の長い長いヒルクライム
その後も2級1級1級で下ってゴール
今日も逃げが決まるかな?
逃げの予想は全く分からないので逃げが決まれば期待も込めて新城で
総合が動いて逃げが吸収される展開になったらバルベルデ
どっちにしろ最後の下りが勝負になるであろう
山岳ステージはステージ争いと総合の争いが別々に展開されるのが面白いが
下りはくれぐれも落車が無いように走って欲しい