鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

レゴランド隣接のメイカーズピア開業から1年で12店が閉店

入場者数は公表できないが1年目は好調だったと言い張るレゴランド

2年目に入り地元民の年間パスのリピートが気になるところではあるが

レゴランドの隣にはメイカーズピアという飲食店を中心としたメイカーズピアという商業施設が立ち並ぶ一角がある

開業当初から閑古鳥が泣き撤退する店も出ていたが1年経った現在は12店が撤退したという

イカーズピアは53店舗

その中で12店舗が1年で撤退

新たに入居したのは2店舗である

そもそもレゴランドのある金城ふ頭には民家がない

名古屋の僻地でもある

今までは大規模なイベントなどに活用されていたが

そんな場所にレゴランドを誘致してしまった名古屋市

大型駐車場も新たに建設した

そしてレゴランドの客を狙って駅とレゴランドの間にメイカーズピアという商業施設の街を作ったのだ

しかし蓋を開けてみればあまりにも高すぎるレゴランドの入場料で客足は鈍り

しかも休園日までできた

そして1日券では再入場不可

これによりメイカーズピアは閑古鳥が泣いた

周りに何もないためレゴランドの客しか当てにできない

こんな僻地までわざわざメイカーズピアだけを訪れる人もほとんどいないだろう

やはりレゴランドとセット

そしてレゴホテルとのセットで生きる施設なのかもしれない

イカーズピア単体で考えればそれほど悪くはない

観光客なら喜んで入店してくれる可能性もある

しかし場所が悪かった

金城ふ頭という場所が

これがまだガーデンふ頭だったら話は違っただろうな

名古屋港水族館をハブとして客足も伸びただろう

おそらくプレゼンした担当者が優秀だったと思われる

誰もが失敗するだろうと考えていたレゴランドの隣に商業施設を計画して入店させる

普通の人なら二の足を踏むはずだ

しかしそこは華麗な話術で洗脳したのだろうな

しかしほとんどの名古屋市民が予想した通りにレゴランドの客足は鈍り

コバンザメ型商業施設のメイーカズピアも苦戦した

運営会社は矢作建設工業

名鉄グループである

そもそもなんであおなみ線の沿線に名鉄グループが手を出したのか?

名駅からの乗り換え客を当てにしたのか?

多分名古屋市名鉄やJRなどが思ってるほど名古屋の観光客は多くない

おそらくマーケティングのやり方が間違っている

名古屋には東海3県を始め浜松あたりからも日帰り買い物客がやってくる

それらを観光客として取り込んでしまってる可能性もあるんじゃないのだろうか?

ゲートタワーも名古屋市民だけでは説明がつかないほどの売り上げを記録しているらしいしな。岐阜県民の金が大量にゲートタワーに流れ込んでると言われている

そして自分たちが思ってるほど名古屋観光の魅力はない

地元の人が安くのんびり休日を楽しむスポットは充実してるがわざわざ観光で来るほどの施設ではない

美術館や博物館に演劇など文化的なものも全くダメ

関西方面まで足を伸ばしたほうがいい

あと外人には高山が人気だ

高山観光のついでの名古屋観光

でも何もないからやたら味付けの濃い料理を食べて宿泊だけして京都へ

未だにミシュランから無視され続ける名古屋グルメ

おそらくミシュランの調査員では見つけ出せないような場所に名店は存在している

そもそもタイヤ屋が飲食店の評価をするのもおかしな話で

味付けの好みなんか人それぞれ

評価なんかするべきではないのだ

京都のミシュラン料亭の懐石料理なんか日本の若者のほとんどはまずいと思うんじゃないかな

コンビニやファミレスの味に慣れてるだけに

彼らにとっては吉兆の「ぐじの蕪蒸し」よりガストの「チーズハンバーグ」だろう

また話が脱線気味だ

矢作建設によると2018年3月期のメイカーズピアからの賃料収入は約2億円

これは想定の約8割だそうだ

結構家賃とるんだな

家賃が高すぎるのも原因じゃないのか?

あまり欲を出すと死んでから地獄で苦労することになる

逆に無料で解放してやれば死んでから三途の川を渡るときに橋の上を渡れることであろう

これは最上級の渡り方

一般的には川の浅瀬を歩いて渡るが生前に悪いことをした人は深くて流れの急な場所を渡らされ流されてしまうのだ

家賃なんか一律20万でいいだろ

どの場所にするかはあみだくじで決めればいい

そしていい加減レゴランドに寄生するのもやめたほうがいいな

宿主であるレゴランドは全く手を組む気がないんだし

で、今後どうすればいいのか?

大型駐車場はあるが駐車料金を払ってまで名古屋市民は食べにこない

あおなみ線利用の観光客も名駅まで出て観光客御用達名古屋めし店で食べることだろう

やはり厳しいな

リニアの駅でも作るか

岐阜羽島駅よりはマシだろ

そしてとりあえず空き店舗10件全部五平餅店にする

五平餅を持った長髪トヨエツの顔抜きの看板を作る

いっその事五平餅も名古屋めしに取り込んでしまえ

お得意だろ

半分、青い。やってる間は行けるかもしれない

 

 

 

ジロがなかなか見れない

山本元喜の解説はどうも睡魔が

まだ残り35キロまでしか見れていない

実況の人とのからみも完全に空回りしてアタフタ

もう少し空気を読んでやれ

実況の人はちゃんとお前の本を読んでネタを仕込んできてるのだから

「忘れた」ですませるんじゃない

俺が眠たくなるじゃないか

 

 

 

ジロ開催中なんで今日はイタリアン「銀座イタリー亭」のバジリコ

イスラエルスタートの今年のジロ・デ・イタリア

第4ステージからはイタリアのシチリア島

ニバリやヴィスコンティの出身地だ

そんなジロも仕事が忙しくてなかなか観戦できないでいる

昨日のステージもまだ残り130キロ地点までしか見れていない

そんな激務の中で午前中だけずる休みしてどうしても外せなかったプライベートな用事を済ませてきた

名駅にたどり着いたのは午後1時過ぎ

先程JR高島屋にて「大京都展」が開催中との情報を得た俺はゲートタワーへと向かった

平日の午後1時となればゲートタワーと言えどもレストラン街のほとんどの店は空いているからだ

そして帰りに連絡通路を通りお隣の高島屋へと侵入しようという算段だ

俺はいつものようにエスカレーターで上へ上へと登った

12階へとたどり着いた俺はリトル俺とプチ作戦会議を開始した

「何が食べたい?」「何か提案はあるか?」

俺の中に住んでいるもう一人の俺が答えた

「こないだの孤独のグルメで五郎さんが麻婆豆腐食べてたよな」

「中華か、なかなかいい提案だな」

「よし探すか」

俺はフロア内を歩き出した

すると俺のズボンのポケットの中で4年ローンで購入したアイフォンXのバイブが作動した

「やれやれ」

俺は電話に出た

電話は取引先の社長からだ

その電話はあまりいい内容ではなかった

明日の仕事が急遽キャンセルになった

小さな仕事とはいえ俺は3万ほどの収入を失った

しかしそれに変わるより小さな仕事が入った

まぁやりきれない量の仕事を抱えている俺だが

少しでも多くの金は欲しい

でも休みたい

ジロみたい

様々な矛盾の中で俺はランチの予算を縮小した

元々今日は1500円プラス生ビールの予定だった

しかし俺は急遽いつも通り1000円まで予算を落とした

そして大名古屋展での鯖寿司も断念した

俺は少しばかり動揺していた

いつしか俺の頭の中で麻婆豆腐の存在が消えていた

ミート矢澤やたいめいけんもこの時間帯なら比較的空いてるんだな

俺はふらふらと12階をさまよった

すると俺の目に壁画が飛び込んできた

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ここはいつぞや食べたイタリア亭

そうか、今ジロだしな

イタリアンもいいな

よし決めた

俺は次なるランチメニューの検討に入った

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先日はナポリタンを食べた俺である

とても美味しく満足だった

そもそも俺は自分の意思で外でスパゲッティを食べる時は9割以上はナポリタンを注文するのだ

とにかく俺はナポリタンが大好きなのである

若い頃などは自宅で焼きそばとナポリタンを作り白飯と味噌汁追加という

壮大な炭水化物祭りも開催したりした

俺がナポリタンばかり食べるのは他のメニューをあまり知らないからである

子供の頃はトマトが大嫌いだった俺

おっさんになりようやくトマトも食べられるようになってはきたが

やはり素材や調理次第で美味しくは感じない場合も多々ある

そんな俺は無意識の内にトマトを外すのだ

とは言ってもケチャップは大好きだ

なので俺が食べるスパゲッティはほぼナポリタン

たまに和風パスタとなる

ミートソースも下手な店で食べると後悔することが多いのでなかなか手が出せない

カルボナーラはレトルトのソースで自宅で食べるぐらい

そんな俺は迷うことなく決めた

バジリコ アサリと大葉 1050円

決め手は値段

ただそれだけである

正直に告白すると俺はバジリコなるものを食べるのは人生初である

想像するに緑色であっさり爽やかな感じがする

大葉というのがポイントだな

大葉は大好きだ

幼少の頃コメットさんも大好きだった

子供ながらにいやらしい目で大場久美子を見ていたのも事実である

そんな俺はふと思った

「バジル」と「バジリコ」って違うのだろうか?

確かスーパーのレトルトのパスタソース売り場で「バジル」と書かれた商品を見かけた記憶がある

俺は検索してみようか迷ったがわずかばかりの通信料を惜しみ断念した

なんせピタッとプランは1G超えると月の支払いが増えるからである

そのためなるべくフリーWi-Fiを使用する

このフロアにフリーWi-Fiが飛んでいるのかどうかの確認すらめんどくさくなり俺はそのまま店へと侵入した

店内はガラガラである

やはりこの手の安いガッツリ系の店は観光客でなく周辺のサラリーマンやOLで満杯になるが午後1時ともなるとガラガラになる

俺は二人用の席に腰を下ろした

「どっこらしょ」

ついつい声が出てしまう

俺は荷物置きの箱に信三郎帆布のカバンを入れた

すぐさま店員さんに注文を伝える

「バジリコと生ビールの大きい方」

すると店員さんは俺にある一つの選択を要求してきたのだ

「ニンニクは大丈夫ですか?」

俺はニンニクが大好きだ

この後で自宅に女子高生を呼び出して無理やりキスをする予定もない

「大丈夫です」

俺は答えた

「バジリコってニンニクが入ってるんだな」

バジリコってどんな味なんだろう?

ますます俺の頭の中は混乱した

俺が得た情報はバジリコ、アサリ、大葉、ニンニク

そもそもバジリコの味すら俺はよく理解していないのだ

先ほど自宅にてバジルとバジリコの違いについて調べてみた

結果として二つは同じものであった

英語ではバジルでイタリア語ではバジリコだった

今日の俺はジロな気分なんバジリコで正解だな

フルームではなくポッツォヴィーヴォ

サイモン・イェーツではなくフォルモロ

ただし日本ではこの二つを呼び分けることが多いそうだ

生葉「バジル」乾燥葉「バジリコ」

そして今日俺が食べるバジリコも本場イタリアでは「ペスト・ジェノベーゼ」と言うそうだ

なんか伝染病みたいな名前だな

本格的な店で「バジリコ」と言っても店員からは「はっ?」と小馬鹿にした態度を取られるのかもしれないな

実は今日俺は時間つぶしのために10年ぶり以上にスタバを訪れたのだ

それはドトールが消滅していて仕方なくではあるが

その時に俺はスタバで「ドリップコーヒーS」と注文した

するとイケメンな店員さんは俺に「ショートでいいですか?」とわざわざマグカップまで見せてきたのだ

俺はノリピーのように辱めを受けた

俺みたいな田舎のおっさんは本格的なイタリアンレストランでも辱めを受けちゃうんだろうな

日本名バジリコスパゲッティはどうやらジェノヴァ発祥

あのキングカズが世界に挑戦した時の地だな

いきなり鼻血ダラダラだったが

何もできないキングカズに俺たちは世界のレベルの高さを痛感したのだった

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すぐにビールとサラダが運ばれてきた

そして粉チーズ

この粉チーズがうまい

俺はサラダにたっぷりとかけてサラダを食べた

やはりこの店のサラダも一級品だ

これなら丼ぶりいっぱい食べても足らないぐらいうまい

そして苦手なトマトも素材の良さが感じられる

とにかくトマトがうまいのだ

やはりイタリア料理の店のトマトは抜群だな

俺は仕事をサボり昼から飲む生ビールを楽しんだ

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サラダを食べ終えると登場

これがバジリコである

アサリもたっぷり投入されている

俺はよく攪拌した

どうやら下にはオリーブオイルが溜まっている

俺は念入りにオリーブオイルと混ぜ合わせた

そしてフォークを手に取りくるくる巻き取った

この時に巻が甘いとするりとスパゲッティが皿の上に落下してしまうことがある

まるでローションを塗ったかのようにオリーブオイルはヌルヌルだからだ

俺は慎重にくるくると巻き取り口の中に放り込んだ

「はふはふ」

とても熱々だ

おそらくオリーブオイルが熱を閉じ込めているのだろう

俺は予想外の暑さに驚愕したが

なんとか持ちこたえて食べた

「こ、これがバジリコ」

「なかなかうまいじゃないか」

「アサリも小ぶりながらぷりっぷりだぞ」

相変わらず銀座イタリー亭のスパゲッティは大盛りである

Mサイズながら食べても食べても減らない

生ビールを飲みつつようやく半分ほど食べ終えたところで味の変化を出す

俺はオリジナルのタバスコをパラパラとふりかけた

この店のタバスコはそれほど辛くはないが風味が抜群だ

タバスコにより一瞬で味を変えたバジリコ

味に複雑さからくる深みが出た

「悪くないな」

晩年になりスプリンターが平坦での牽引役に転校するような感じだろうか

横風職人、集団コントロール

そういえば最近あの人の名前を聞かないな

ベンナーティ

どうしてるんだろうか?

俺は永遠に食べ終わらないかのような量のバジリコをひたすらくるくると巻きとった

 

 

総額1670円を支払い俺は店の外に出た

目指すは高島屋

相変わらずゲートタワーと高島屋との連絡通路はわかりづらい

俺は何度も迷いながら高島屋へと移動した

目指すは大京都展

平日とはいえかなり賑わっている

しかし北海道展ほどではないのでまだゆっくりと商品を見る余裕はある

俺は一通り見て回った

菓子関係もうまそうな店がひしめき合っている

たん熊北店のちらし寿司が恐ろしく小さく恐ろしく高い

見たところ駅弁よりしょぼい感じの見た目である

しかしそこには見た目からは想像できないぐらいの手間がそれぞれの具材にかけられていることであろう

しかし俺は買わない

鯖寿司はいづうが出店

今日は予算的に無理だ

GWに少々使いすぎた

そして今日、車の税金払えやハゲと封筒が届いた

俺の心はすでに決まっていた

やはりいつものアレ

とり松さんのばらずし

これなら1000円以下でも最高にうまい

俺はとり松のブースへと向かった

向かいにも鯖寿司が

こちらは焼き鯖寿司

鯖の塩焼きも売っている

だめだ・・・

すげえうまそうだ

どうしよう?

俺は迷いつつも無意識なうちにとり松の行列に並んでしまった

もう後戻りはできない

俺は焼き鯖寿司を断念した

とり松のばらずしはジロを見ながら食べる

今日のステージは明日以降になるだろうな

半分、青い。も録画しておいたやつを全て見れていない

それなのに先ほどから俺の頭の中で星野源の歌声が聞こえるのだ

みうらじゅんに似たトヨエツが五平餅を頬張っているのだ

でも五平餅って温めないとダメだよな

そもそも岐阜の東濃から名古屋に出てきた時点で相当な時間が経過しているはず

すでに水分飛んでパサパサだろうに

そして電子レンジで温めても無駄だ

それでも最高だとトヨエツは言った

それほどあの五平餅は

中村雅俊の作る五平餅がうまいのだろうな

いきなり倒れた時は驚いたが

ただの貧血

結局律は京大受験できずに早稲田と思わしき大学へ進学した

そして今、五平餅が全国的に人気だという

高速道路のSAやPAでバカ売れ

番組開始からGWまでで通常の1日平均の199パーセント

GW中にはなんと驚きの426パーセントだという

すごいな五平餅

やはり味噌だな

そしてわらじ型だな

でも五平餅って全国的な食べ物じゃなかったことを初めて知った

俺はてっきりみたらしだんごのようにどこにでもあるものだと思っていたが

違ったんだな

東海地方の東の山間部の郷土料理

今度食べに行こう

久しぶりに自転車で

 

 

富士急ハイランドが7月中旬から入園料無料

富士急ハイランド

俺は行ったことは無いが名前は知っている

あの「FUJIYAMA」のある遊園地

絶叫マシーンは苦手だ

ジェットコースターで最後に乗ったのは20代前半のビックサンダーマウンテン

絶叫マシーンが苦手な理由はただ一つ

金玉がスーとするからだ

あれは何なんだろうな?

男だけの現象なのだろうか?

そんな人気アトラクション満載の富士急ハイランドが7月中旬から入場料無料になるという

現在の入場料は大人、中高生1500円、小人900円

そして「FUJIYAMA」などは別途料金が必要だという

随分と思い切ったビジネスモデル

果たして成功するのかどうか?

富士急ハイランドは「富士山観光のハブ」を目指すという

マングースと戦わせるのではなくハブ空港などのハブ

中心とかそんなような意味合いだろうか

周辺の富士五湖など観光した観光客が気軽に訪れて短時間でも遊べるような施設を目指しているそうだ

確かに無料なら「ちょっと行ってみようか?」なんて思うかもしれないし

富士山周辺の老若男女は無料だということを口実に女性をデートにも誘いやすくなるだろう

俺の若い頃は東海地方の場合は長島温泉ドライブデートが定番だった

地元の情報誌には1年に一度付録で「ラブホテルマップ」が付いてきて

いつもそれでドライブコース設定を検討したものである

富士急ハイランドとしては無料化によって

「FUJIYAMA」だけ楽しむ

園内のレストラン利用

お土産だけ買いにく

などの短時間滞在客の獲得

そして将来的には富士山登山客なんかも立ち寄らせたいと考えているそうだ

確かに外人観光登山客なら集客を狙えるかもしれない

富士山グッズいっぱい作ればバカ売れだろうな

日本人ですら富士山は特別な山である

日本の象徴でもある富士山

やはり富士の名を冠してるだけに外人受けはいいかもしれない

今後の計画は

人気コンテンツとのコラボイベントや話題性のある季節祭事の実施

ブランド力のあるグローバルチェーンや地元名産品店などを積極的に誘致

USJ商法プラス地元の名産品

俺が20代だったらドライブがてら遊びに行っただろうな

今はガソリン代がもったい無いのでいかない

車も性能が上がりすぎて運転がつまらなくなった

昭和の時代の車はエンジンをかけるにも一苦労

まずは神に祈る

「どうか一発でエンジンがかかりますように」と

そしてエンジンキーをONにしてアクセルペダルを2回ペコペコ踏む

そして深呼吸して1、2、3「かかれ!」の声とともにエンジンキーを回しながらアクセルをぐいっと踏み込むとエンジンがかかるのだ

ここで失敗すると5分ほど待機して再挑戦となる

これが俺が初めて買った車

俺と同い年生まれの車

中古のハコスカの儀式であった

パワステなんて無い時代なのでハンドルはクソ重たい

エアコンはクソでかいのが外付けでつけてあったが当然壊れている

真夏の車庫入れは汗だくになるぐらいハンドルが重かったな

夜遊びに出かければすぐに暴走族に囲まれる

普通に走ってるだけで煽られ被せられて因縁つけられる

奴らは自分より目立つ奴が大嫌いなのだ

でもとにかく運転していて楽しい車でもあった

今の車はとにかくいたりつくせり

何の苦労もなく運転できる代わりに車を運転する楽しさが消滅した

そんな現代はドライブなんて行こうとも思わないのだ

やはり車より自転車の方が楽しい

富士急ハイランドさんには是非周辺の自転車道の整備をお願いしたい

それかMTBシクロクロスのコースも作ってくれると嬉しいな

 

でもレゴランドとは真逆の戦略

レゴランドの外人社長も参考にしてほしい

入場料を五百円ぐらいにして弁当持ち込み、再入場可にすれば一度ぐらいは行ってみようかなと思う俺であった

 

 

 

安倍首相のイスラエルでの晩餐会に靴のデザート

今年のジロのスタート地でもあるイスラエル

我々日本人からしたら未知の国でもあるが

実は日本人ならビザなしで滞在できるという

俺が今まで抱いていたイメージは破壊された街並みと砂漠だったが

今回のジロを見てそれが全くの誤解だったことを知ったのだ

まぁ砂漠は当たってたがそれでも野良ラクダとかすごいクレーターとかオアシス的な隠れた湖があったりと素晴らしい景色を楽しませてくれた

中心地は中心地で近代的なビルが立ち並ぶイスラエル

そんなイスラエルを思う存分堪能できた今年のジロに感謝したい

イスラエルには先日安倍主相夫妻が訪問

イスラエル首相との夕食会が開かれたのだがその夕食会の写真に衝撃的な物が写っていたのだ

テーブルの上には両国の小さな国旗とともにワイングラスが並ぶ

満面の笑みの両国の首相

その中になんと革靴と思わしきものが置いてあるのだ

しかも畳をイメージした敷物の上に

この畳の上を土足で歩くようなイメージを彷彿させるこの革靴

実は公邸料理人が作ったデザートだと言うのだ

革靴に見えるのは金属製の革靴を模した器でその中にデザートが入っている

実物はもっと金属感が出てるのだろうが写真で見る限りは

革靴の中にデザートが・・・

いかにも臭いそうな感じである

これにはイスラエルのメディアや市民も「日本に失礼」といった声が出ていると言う

最初は文化の違いでイスラエルには靴の中に食べ物を入れる風習があるのかと思ったがどうやら違うみたいだし

一体何を考えてこんな器にしたのか全くもって理解できない

まるで便器の形をしたカレー皿並みの衝撃である

さすがに金属製とはいえ革靴の器ではデザートは食べたくないな

ただこういった物が好きなマニアが存在するのも事実だ

俺の後輩でキャバクラにてキャバ嬢の履いていたハイヒールにビールを注いで飲むのが好きな変態もいる

もしかして安倍首相も・・・

 

 

近年スポーツイベントの会場から美女が排除されてきている

F1ではグリッドガール

サイクルロードレースブエルタ・ア・エスパーニャでもむさ苦しい表彰台となっていたが流石イタリア

ジロ・デ・イタリアではちゃんとポディウムガールが健在で表彰台での祝福のキスも健在で一安心だった

これは女性に対する性差別のために廃止の方向に向かってるそうだが

何も見てる方はそんなことを思っていない

ただ単に美女がいると華やかなだなと思うだけである

俺が外人には興味がないからだろうが

ただポディウムガールの子たちも自ら応募してあの仕事を勝ち取ってるわけで

何も会社から無理やりやらされてるわけでもない

それを部外者がセクハラだの言う筋合いは無いと思うのだ

そんなポディウムガール廃止の動き

どうやらツール・ド・フランスでも廃止になるかもしれないのだ

パリ市が「けしからん」とご立腹なのだそうだ

「祝福のキスを禁止しろ」とパリ市議会で採決

美女の代わりに優勝経験のある若いアスリートたちに祝福させるという

おっさんではなく若いアスリートなんだな

引退したメタボなおっさんでは不具合があるのかな?

どうせなら目の前でヴォクレールにベロベロでもして貰えばいい

この議題を提出した議員さんは

「(ポディウムガールは)不変的な性差別的ステレオタイプを示すものであり、2018年の今、我々はそうしたものを求めていない。見かけだけで知性に欠けるイメージに女性が関連付けられることはもはや容認できない」と述べたそうだが

それはあんたが常に女性をいやらしい目で見てるからそう思えるだけなのだ

ただ全世界でこういった動きは加速

今回の記事にはポディウムガールから祝福のキスを受けるカヴさんのデレデレの表情が写った写真が採用されている

しかもHTCコロンビア時代のマイヨベールのやつ

よくこんな写真を見つけてきたな

すごい顔してるぞカヴェンディッシュ

これ本人見たらどう思うのだろうか?

こんな記事に使われて

でも笑い飛ばすかな

周りからはからかわれるだろう

アイゼルとか

 

そういえばトニー・ギャロパンはポディウムガールをナンパして後に結婚したんだよな

サガンのケツ触り事件は流石に擁護できないが

本人たちが無理やりやらされてるのでなければ続ければいいと思う

ツールの表彰台に登り全世界に生中継される

モデル系の人はみんなやりたいと思うけどな

ポディウムガール

 

 

 

 

 

 

 

コンクリ名古屋城が今日から入場禁止

かつて国宝だった名古屋城

第2時世界大戦の空襲で焼けて1959年に市民の寄付により大変頑丈な鉄筋コンクリート製にて見事に再建された

おそらく当時の最先端の技術が投入されていただろう

そう考えると鉄筋コンクリートこそ現代の城にはふさわしいのかもしれない

ただ鉄筋コンクリートには問題がある

コンクリートは固まると強アルカリ性となる

これはセメントの水和反応で生じる水酸化カルシウムの影響だ

しかし長い年月の間に強アルカリだったコンクリートは空気中の二酸化炭素水酸化カルシウムが反応して起こる炭酸化など様々な要因により中性となる

ph10以下になると鉄筋コンクリートの骨である鉄筋が腐り始めやがて朽ち果てる

そのため名古屋城も今のままでは震度6に耐えきれない

近い将来東海大震災は確実に起こるであろう

そして今のままでは再び名古屋城は倒壊するのだ

あの戦後日本復興のシンボル的な名古屋城

再びアメリカ軍の焼夷弾を食らっても簡単には焼けない名古屋城

シロアリも食べるところがない名古屋城

名古屋観光の最大の目玉と言っても過言ではない名古屋城

木造での完全復元に向けて2018年5月7日入場禁止となった

俺も天守閣には2回登ったことがある

内部はいたって普通

子供騙しの江戸時代の街並みが再現してあったり

特別見所もないような物が展示してあったり

一番の見所はふんどし姿で石垣を運ぶおっさん人形だろうか

最上階から眺めたところでそれほど素晴らしい景色でもない

ただ単に「高いな」と思うだけである

それなら名駅前のトヨタのビルに登った方がまだマシだ

そんな名古屋城でもなくなるとなると少しばかり寂しい気持ちになる

そんな思いもあってかGWは最後のコンクリ名古屋城に登りたいと大勢の観光客が詰めかけた

大型連休前半の4月28~30日だけで約5万人以上と過去5年間で最多

そのままの勢いで後半にも突入したことだろう

なんと信じられないことに天守閣に登るのに一時間半待ちだとか

彦根城並みだな

昔GWに自転車で彦根城に行ったが確かそのぐらいだった

一体何を考えて一時間半も並びあんな天守閣に登るのか?

ただ単にこれで最後という意味しかない

それだけ世界中の人があのコンクリート製の名古屋城を惜しんだのだった

正式な入場者数は知らない

そのうち中日新聞が書いてくれるだろう

内部の展示物は専用の施設で展示されるそうだが旧本丸御殿の狩野派の絵師が書いた障壁画や天井板画は今より多く展示してくれるのかな?

本丸御殿も完成間近だしこれから色々と楽しみな名古屋城である

ただ問題も山積み

エレベーターをつけろと言われ続けている

正直エレベーターをつけるのなら再建などしない方がマシである

天守閣なんか誰も登れなくすれば不公平もなくなる

ただ最終的にはエレベーターを設置しちゃうんだろうな

もしそうなったら江戸時代にもエレベーターは存在してたみたいな資料をでっち上げちゃうのも一つの手だな

嘘をつくことで完全復元と言い張って仕舞えばいい

いづれその嘘が話題となり観光客もエレベーター見たさにやってくることだろう

 

 

昨日のジロ

第3ステージ

イスラエル最後のステージだ

マジで砂漠の中の一本道を進むレース

予想通り逃げも少ない

みんなやる気がない

スタート直後のファーストアタックで決まる

地元のイスラエルチームをはじめプロコンチ軍団から3人

前日も逃げたメンバーが二人入った

レースはのんびりと進む

景色は延々と砂漠だけ

途中で観客のお姉さんがTシャツをまくりあげておっぱいを露出

そのぐらいだな見所は

途中で喧嘩しながらも逃げる3人

完全にプロトンに泳がされている状態だ

いつでも本気を出せば捕まえられるタイム差でレースは進む

時折横風になり集団も分断するがそれほど危機的状況にはならない

ゴールが近づくと風向きは追い風になりやたらとハイペースで進む

ヘロヘロになってるはずの逃げ軍団も時速60キロ以上で砂漠を駆け抜ける

追い風になると逃げも若干有利となる

小集団でも空気抵抗が関係なくなるからだ

特に残り6キロからはテクニカルなコース

そこまで持ちこたえれば逃げ勝ちのチャンスも出てくるだろう

追い風に乗りぐんぐん走る逃げとプロトン

残り20キロの平均時速は時速65キロ

逃げ切りもあるか?と思われたが残り6キロで予定通りプロトンは逃げを吸収

そこからロータリーが連続しての180度ターン

しかし広大なイスラエル

道幅も広く想像してたほどテクニカルでもない

各チームトレインを組んで最後直角コーナー

クイックステップは完璧なトレインを作るも肝心なヴィヴィアーニ車掌が乗り遅れている

「鼻男はどこだ?」「鼻が見えないぞ」

ヴィヴィアーニはこの日もサム・ベネットのケツを拝んでる

まるで盛りのついた雄犬のように

残り300メートル直角コーナーを抜けてサム・ベネットがスプリントを開始

それにくっついてヴィヴィアーニとサッシャ・モドロもスプリント開始

やはりこの日も抜群の加速力を見せるヴィヴィアーニ、一気にサム・ベネットに並ぶ

そこで斜行してヴィヴィアーニをフェンス際に追いやるサム・ベネット

多少は接触もあっただろうか

しかしそこはトラック競技の金メダリスト

抜群のバイクコントロールで危険を回避

スピードを落とすことなくそのままゴールまで踏み抜いた

 

やはりこの日も決め手は「鼻」

やばい奴の臭いを嗅ぎ分けて後ろにつく

そして最後はあの鼻で空気の壁を切り裂くのだ

まるで新幹線のように

ワイン色のジャージを着た男ヴィヴィアーニ

早くもステージ2勝目である

そして舞台はいよいよイタリアへと移る

 

 

 

 

さよならゴールデンウィーク

ついこないだGW後半が始まり

「おいおい4連休だぞ」

あれやってこれやってと様々な妄想を頭の中で繰り広げていた俺である

まずリニューアルされた近所のショッピングモール散策

自宅から10分なんで開店15分前に家を出る

駐車場もガラガラ

数分並んで入場

目指すはユニクロのエアリズムまとめ買い

ついつい売れ残りのユニクロUとかいうTシャツにまで手を出してしまう

俺は最近のユニクロ事情には疎いのでよくわからないのだが

なんか他のユニクロとは違うUの名を冠する商品

前に行った時にも売れ残りを1枚買ったが

デザインはなかなかだな

非常にシンプルでシュッとしてる

耐久性は知らない

半額の1500円

定価ではいらない

これも誰かとコラボしてるのだろうか?

調べてみた

クリストフ・ルメール率いるデザインチームがパリからお届けするそうだ

なんかもうパリと聞くだけで日本人はおしゃれと思ってしまうのだろうな

俺のパソコンデスクの上にもダイソーで買ったパリの街並みが再現されている

正直デザイナーの名前は知らない

クリストフと聞くとどうしてもアレクサンダー・クリストフの方を思い浮かべてしまう

キッテルの移籍により玉突き状態でUAEに移籍したスプリンター

クラシックでも戦える選手だが近年伸び悩んでいる

現在世界最速スプリンターのキッテルに逃げられたクイックステップにはイタリアのヴィヴィアーニが加入。リオ五輪オムニアムの金メダリストだ

結果的にクイックステップは勝ちまくりのシーズンを送っている

俺はヴィヴィアーニを見るといつも芥川龍之介の「鼻」と夏目漱石の「吾輩は猫である」の鼻子を思い出すのだ

今年のジロはスプリンターが少ない

クイックステップは完全にヴィヴィアーニのためのチームを組んできた

クリストフが伸び悩みカブさん、グライペルが衰えてきた今、キッテルに対抗できるのはヴィヴィアーニが1番手だろうか

でもうかうかしてると名前が書きにくいロットNLユンボのあいつとか、トラックレースでもライバル関係のガヴィリアあたりに足元をすくわれる

調子のいい時のデマールもなかなかなものだし位置取りがうまく行った時のサガンも手強い

しかしジロではライバルは不在

勝たなければならないだけに本人はプレッシャーを感じているという

昨日のステージでは順調にまず1勝目

「僕の努力と犠牲を誰よりも分かってくれているガールフレンドにプレゼントしたいと思う」とレース後にコメント

さすがイタリア人だ

日本人なら「僕を産んで育ててくれた両親にプレゼントしたい」となるだろう

昨日は最後クイックステップのトレインが崩壊して後方に埋もれたが瞬間的な判断でサム・ベネットの番手に飛び乗り

この時点で勝ったも同然

誰も彼の鼻の大きさではなく彼の加速にはついていけなかった

表彰台で両頬に祝福のキスマークをつけたヴィヴィアーニ

やはり決め手は「鼻」だな

 

マリアローザは中間スプリントで仕掛けたローハン・デニス

昨日の時点でデュムランから2秒遅れ

そのために昨日の中間スプリントでボーナスタイムを取ればマリアローザ

グランツール序盤恒例の脇役たちのジャージ獲得合戦

山岳ジャージも地元イスラエルの選手とイタリアのプロコンチネンタル、バルディアーニの選手が熾烈な争いを繰り広げた

どちらもチームとして喉から手が出るほど欲しい特別賞ジャージの獲得

軍配はバルディアーニのエンリコ・バルビンに上がった

おそらくこれが彼の人生の中で頂点かもしれないジロの表彰台、かなり緊張してた

そして忘れてならないのがもう一つの戦い

逃げに乗りたいカンペナールツ

彼もデュムランから2秒差

この日の中間スプリントのボーナスタイムの獲得でマリアローザが着れる

そのためにチーム一丸となって彼を逃がす作戦に出るもBMCが鬼の形相で阻止する

それもそのはずBMCには同じ2秒遅れのローハン・デニスがいるからだ

そしてBMCは現在お金持ちのオーナーの死去によりチームの存続が危ない

ただいまチームの新スポンサー獲得に向けて全世界にアピールするいわば「プレゼンアタック」をしなければならない

少しでも活躍したい、そして目立ちたい

正直ジロのメンバーでの総合は厳しい

ステージ優勝狙いと「取れるジャージはとっておけ」作戦だ

ジロでピンク色のマリアローザを着て走るのは全世界へのアピールとなるからだ

結果的にBMCは逃げを吸収

チームの全力でのアシストにより中間スプリントもゲットしてめでたくマリアローザとなった

 

今日の第3ステージは砂漠の中のステージ

距離が結構長いステージで229キロ

4級山岳が一つあるだけのだいたい平坦ステージ

敵は暑さだろうか

そして見る側にしてみれば睡魔との戦い

残り6キロまでは一直線の道らしい

ここから9つのロータリーを通過

残り1・6キロで180度ターン

俺の予想ではここでフルームが落車する

ここをうまく抜けたとしても残り350メートルで90度右ターン

トレインも崩壊してるだろうな

抜けられるとしたら全盛期のレンショーとカブさんのゴールデンコンビぐらい

まぁ今日もヴィヴィアーニだな

 

そしてそのあとは大急ぎでイタリアへと移動

明日は休息日となる

 

 

今日の実況解説は誰かな

外人さんは聞き取りづらいのが難点だな

でも今日は寝ちゃうだろうな

風向きはどうなんだろう?

横風なら面白いことになりそうだが

なんせレースはイスラエル

誰も知らない

 

 

と俺はユニクロの話を書いてたはずなのにいつの間にかジロのことを書いているではないか

俺の近所のショッピングモールにはいくつか面白そうな店ができた

ただし金がないのでただ眺めているだけだが

その中に愛知県で人気の某パン屋ができた

最初は小さな小さな店だったが今はそこらじゅうに店を出してるため昔と比べるとありがたみは薄れている

そしてそこの名代でもある「チョコリング」はカロリーが高そうなので手が出ない

大手菓子パンも真似たものを恐ろしいカロリーで出してるしな

ショッピングモールでも早速行列ができていた

ただ商品が仕切られた店内ではなく廊下に並べられていた

スペースの関係なのだろうか?

大勢の人が行き交うオープンスペースにむき出しでパンが置かれているのだ

当然冷やかしの客も多い

そしてGWは老人のかたも多い

みんな商品に向かって大きな声で話しながら見ていく

季節柄くしゃみをする人もいる

当然つばも・・・

俺は見てしまった

俺は買うことができなかった

 

激安系スーパーなんか半分食べられたコロッケが置かれていたこともあったしな

おそらく子供が食べてしまったのだろうが

バイキング形式のは怖くて手が出ないのである

菓子売り場などにに置かれた肉や刺身もよく見かける

あの商品は再び元の売り場に戻されるのだろうか?

それを考えると普通に置かれてる要冷蔵商品にも手が出せなくなる

世の中知らない方がいいこともたくさんあるってことだろうな

 

 

今日はGW最終日

いつものように朝から植物の世話に時間を割かれ

ようやく昼にジロを見終わった

幸いにも月曜日は休息日

録画してある番組は明日まとめ見だな

そのためにも今日はなんとしでも残り80キロまではジロを見ないとな

平坦なんで平均スピード40キロ以上にはなるはずだ

怖いのは暑さからくるだらだらな展開

暑いと当然逃げたい選手も少ない

地元のイスラエルの選手の一人逃げの可能性もある

そうなると逃げもプロトンものんびりサイクリング

レース時間はどんどん伸びてネタのない実況解説は放送事故かのような無言状態になるだろう

でも今日はやたらと鼻がムズムズする

くしゃみも朝に連発した

まだまだ花粉との戦いは続く

そして明日から再び仕事だ

連休明けまで待たせておいた細かな仕事にも着手しなければならない

さて、どうやって切り抜けるか?

正直俺は家でジロが見ていたいのだ

コピーロボットっていつになったら開発されるのだろうか?

 

 

今日は6時20分スタートか

そしてもう4時

確実に終わったな

俺のGW

結局本も3冊しか読めなかった

さよならGW

 

そんな俺に自分で自分に捧げる

矢沢永吉で時間よ止まれ

 


時間よ止まれ

 

 

 

 

37秒、そしてGW明日が最終日

37秒

この数字を聞いてピンと来る人は日本では少ないだろう

イタリアではどうか?

イギリスではどうか?

オランダではどうか?

昨日からジロ・デ・イタリアが始まった

今年はなんとイスラエルスタート

ジロがヨーロッパを離れてスタートするのは初めてだという

しかもイスラエル

俺はイスラエルのことはよく知らない

中東にあってエルサレムがあって常に戦闘が行われてるイメージを勝手に持っている

おそらく外人が日本人は未だにちょんまげをしていると思い込んでいるのと同じようなことかもしれない

聖地エルサレム

ユダヤ教キリスト教イスラム教の聖地

この辺りの問題を書くとややこしくなるので書かないが

あいにく俺はブログでかけるほどの知識も持ち合わせてはいない

そんなイスラエルから今年のジロは始まった

イタリアから離れること2000キロ

少し前に日本でのジロ開幕なんて噂があったが

正直移動が大変すぎてレースがダルダルになるので勘弁してほしい

イスラエルでは3日間レースを行い、そして移動

とりあえず昨日の第一ステージは個人TT

俺はアマゾンの8インチタブレットでの観戦となった

タブレットでの観戦は便利な部分もある

テレビが見えない場所で他の作業をしながら観戦できる

例えばベランダで植物の世話をしながらジロ観戦なんてことも可能である

まぁ見逃し配信になるが

不便な部分は画面が小さい

音がしょぼい

イヤホンをすると邪魔くさい

とにかくレースに集中しづらい

これも全て黒船ダゾーンの弊害

まさかこんな日が来るとは思わなかった

ジロとはいえ開幕個人TTとなると余計に集中できない

正直総合争いの数人さえ見られれば満足

それでもレースはスタートから放送される

これがいいのか悪いのか

スタートからの放送となる以上はやはりスタートから見たくなる

レースの5分の4ぐらいは正直どうでもいい

ダゾーンの中継はいきなり実況の人が噛み噛みでスタートする

まるで白戸氏を見ているかのようだ

実況は土井ちゃん

相変わらず小さな声でもそもそとしゃべる

音が悪いタブレットだけに余計に聞きづらい

注目選手が出る頃にはすっかりジロに飽きている俺

アイパッドを手に取りインスタを見たりして

気がついたらフルームがスタート

ようやく本腰をあげて観戦だ

サルブタモール疑惑が解決していないフルーム

なんかチームスカイ全体が昔のような「悪の軍団」に見えてくる

イメージ的にジャージも黒から白に変えたのかもしれないな

イスラエルのTTコースはテクニカル

試走した選手は「リズムが常に変わる難易度の高いコース」口を揃えてコメント

実際に試走で落車も相次ぎフルムも落車、シウトソウは骨折で開幕を待たずにリタイアとなった

3連続グランツールの総合優勝を狙うフルーム

右膝は血が滲んでいる

やはり試走での落車の影響は大きい

怪我は軽傷でも本能的に体が抑えてしまう

いつものイケイケフルームではいられない

結局タイムは伸びずトップから37秒遅れの21位

これはサイモン・イェーツ、ベタンクール、ティボー・ピノ、ポッツォヴィーヴォより遅い

そしてマリアローザは当然トム・デュムランである

前回の覇者であり現個人TT世界チャンピオン

アルカンシェルをまといイスラエルの街を最速で駆け抜けた

その他総合有力どころではチャベスが46秒遅れ、アルが50秒遅れ、ミゲルアンヘルロペスが56秒遅れとこの辺りは団子状態

ジロはまだまだ始まったばかり

今日はスプリントステージだがイタリアに入れば嫌になるほど登らされる

ここでの1分遅れなど簡単に挽回できるだろう

トム・デュムランも途中で大きい方がしたくなるかもしれないしな

フルームも最初から落車

こいう時のフルームは落車が続発する

常に周りから「サルブタサルブタ」言われて精神的にもキツイ

今年のジロもなかなか面白そうだ

 

とりあえず37秒

うんこをするには2分は必要

そうだな

とりあえず3分

最低3分は後続からリードが欲しいな

登れるとはいえ生粋のクライマーでは無いデュムラン

バッドディがどこでくるのか?

ジロ連覇は簡単では無い

 

一応マリアローザだけ予想してみる

正直今回のジロは誰が出てるのかまだ把握できていない

コースも知らない

どうせ真剣に考えても当たらないので適当だが

TTってもう一回あるのかな?

仕方がない

コースを確認してみるか

ゾンコランは14ステージ

ここでデュムランがライバル勢についていけるかだな

そして翌日も山岳ステージ

サンウェブのアシストは多分機能しない

誰が出るかも知らないが

しかしここも乗り切れば2回目の個人TT

しかも34キロとちょい長め

ここでうんこマジーン欲しいな

18ステージ、19ステージもとんでも無いな

18ステージは山頂ゴール

でもよく見てみるとそれほどきつくは無いな

デュムラン向きな峠

しかしそれはあくまでエース対決になった時

やはりここでもアシストの力の差が出るな

19ステージも山岳ステージで最後山頂ゴール

そこに行くまでに未舗装の登り

ここで運に見放されたものはマリアローザをまとうことはない

逆にここで運を味方につけてしまえばいい

運、うん、うんこ、野糞・・・

そして20ステージ

ここがクイーンステージ

後半に3つ山がある

最後はほぼ山頂ゴール

最後の最後だけ2キロ平坦になるそうだ

獲得標高差4000メートル

 

途中まではデュムランで固まってたが

やはりわからんな

TTで数分稼いで野糞タイムなしでも逆転は十分あり得る

俺はフルームは途中リタイアと大胆予想

イタリア的にはアルだがマリアローザを着た状態で顔をクシャクシャにしてガシガシ体を揺らしながら20ステージで遅れる

ポッツォヴィーボは好きな選手だがマリアローザを取れるほどではない

残るはティボ・ピノ、ミゲルアンヘル・ロペスチャベス

やはり考えれば考えるほどわからんな

マリアローザはイギリス世代交代でサイモン・イェーツ

これでいこう

でも勝負どころはやはり2回目のTTになるんだろうな

デュムランVS総合系クライマー

 

考えてみたら今日は土曜日

すっかり曜日の感覚がなくなっている

結局今日は自転車の整備をして本を読んだだけ

自転車で走りたいが腰の状態が芳しくないので迷っている

今無理すると確実に仕事に影響する

でもやっぱり走りたいな

GWも本当にあっという間だ

3日ぐらいは静かな場所にこもって本を読みたい

でも無理

今俺の家の周辺ではエンジン音が鳴り響いている

とにかくうるさい

山にこもりたい

植物の植え替えも結局は鉢が買えなかったのでしばらく延期

ああ、本が読みたい

9冊のうちまだ2冊しか読んでいない

ただいま3冊目後半に突入

さすがにこの状況で長編に手をつけるのは自殺行為

短編とエッセイから読んでいる

何故1日は24時間しかないのだろう?

働く時間と寝る時間を引くと7時間余りになる

10時間働いて7時間寝るという計算だが

その中で一体何ができるのか?

そのうち4時間は生活するために必要な様々なことで費やされる

飲食、風呂、掃除、植物の世話、ブログを書く、他多数

そうなると残り3時間しかない

半分、青い。」と「こころ旅」だけで1日1時間消費する

残りの2時間でジロ観戦は無理だ

そして当然本を読む暇もない

そしてその他最低限として

弱虫ペダル

ぶらぶら美術・博物館

孤独のグルメ

植物男子ベランダー

ブラタモリも見なければならない

日曜日には自転車で2〜3時間走りたい

庭の木もモサモサだし

なんかもうお釈迦様でもこなせいないほどの過密スケジュール

そんな中で何もできないまま今年もGWが終わりを迎えようとしている

明日になればそれはただの日曜日

頭の中は翌日からの仕事のことで半分埋め尽くされる

もはや今日が最終日と言っても過言ではない

ジロの総合争いが実質20ステージで終わるように

 

 

 

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昨日買ってきたミュージアムグッズ

ウォーホルのはシールじゃなかった残念

仕事用の無印プラケースに貼りたかったのだが

モディリアーニグッズはツボ押しも満足、アドレス帳も満足

モネの絵は磁石付きブックマーク

これも何個あっても困るものではない

美術手帳は後半はいらないな

 

近江八幡たねやの柏餅はうまい

あんこが上品すぎる

皮ももちもち文句なし

来年も買おう

3種類買おう

つぶあんこしあん、みそあん

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モネと「大名古屋」浪花ろばた八角焼き鳥丼780円

今年も早いものでGW後半の二日目である
朝早くから電車も満員

一体みんなどこへ行くのか?

そんな俺の今年のGWは名古屋市美術館

そのために前日に原田マハさんの「モダン」も読破しておいた

モダンは「MoMAニューヨーク近代美術館を舞台とした短編集

近代美術好きにはなかなか面白い本

そして今日俺が訪れた名古屋市美術館ではモネ展が開催されている

今名古屋はモネ祭り開催中と言っても過言でないほどモネが名古屋に集まっている

もう直ぐ閉館のボストン美術館とこの名古屋市美術館

モネ三昧、睡蓮三昧なのだ

俺はすでにボストンの方は鑑賞済み

名古屋ボストン美術館は人気がないのでゴッホやモネを独り占めして鑑賞してきたのだ

そして今回の名古屋市美術館

 

ロスコ、リキテンスタイン、ウォーホル・・・「すべてはモネからはじまった」

名古屋市美術館開館30周年記念

モネそれからの100年展

 

7月1日まで開催されてるのでまだまだ大丈夫だ

しかし俺には時間がない

正直今日しか観に行く暇がなかったのである

俺としても何もGWなんかに見に行きたくはない

平日休める日にのんびりと鑑賞したい

しかし今日の夜からジロが始まるのだ

おそらく明日からはジロ鑑賞で3週間いっぱいいっぱい

なので今日しか暇がなかったのである

朝いつものように4時半に起きる

30分ほど寝ぼけ頭で植物を眺める

5時になったら活動開始だ

ベランダに出て植物共に水を与える

そのあと室内の植物の土の乾き具合をチェック

水を欲してるやつに水をたっぷりと飲ませてやる

そして最後に霧吹きで葉水シュコシュコするのだ

植物の世話が終わると今度は神棚と仏壇へお参り

仏壇の前では俺が独自にセレクトした真言を唱える

もちろん般若心経と光明真言は必須だ

それからのんびりと朝食をとる

今日は茶色く変色したバナナとフルーツグラノーラ低脂肪乳のぶっかけ

バナナは外見こそ茶色だが中身はまさに食べごろ

完璧な熟し具合

芸能人でいえば吉田羊と言ったところだろうか

俺は朝飯を済ませて信三郎帆布に必要なものを詰め込む

筆記用具系をまとめてあるケースをぶち込み

アイパッドとアッポーペンシルをぶち込み

文庫本をぶち込む

ちなみに今日のセレクトは「不思議な羅針盤梨木香歩

そして美術館でのチラシを入れるためのクリアファイルだがダイソーのやつは正直ペラペラすぎてあまり使い物にならない

今日だけ我慢我慢

こいつらを全てカバンにぶち込んで俺は一人家を飛び出した

電車に揺られ揺られ名駅に到着

ドニチエコきっぷを買わせようと駅員が必死だ

あいにく俺は伏見までの一駅の往復だけだ

ドニチエコきっぷは俺にはオーバースペックなのである

そして地下鉄でいろんな場所へ行くなんて気もさらさらない

なんせ今日からジロが始まる

モネを見て昼飯を食べて帰宅

ブログを書いて晩飯、風呂そしてジロ

全てはジロの前にやっておかないとダメなのである

俺は東山線に飛び乗り伏見駅で降りた

相変わらず伏見駅は人を歩かせる

案内はあるがあれでは観光客は迷うんじゃないかな

なかなか不親切な伏見駅である

目指す出口は白川公園方面

俺はなんとか地上への階段までたどり着いた

しかしここでひとまずトイレだ

美術館の行列に並ぶ前に用を足しといた方が無難である

俺はビルの中へ侵入しトイレを済ませた

トイレから出た俺は階段を駆け上がりようやく地上へと出た

目の前には新しくなった御園座が見える

どうやら今はワンピース歌舞伎が上演されてるみたいだ

歌舞伎には興味はあるがワンピースには興味がない俺であった

俺はひたすら白川公園を目指した

公園内に入ると早速巨大看板が俺を出迎える

美術館の人がモネのチラシを配る

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俺は補給ポイントかのように係りの人からモネ展のチラシを受け取った

チラシ一面には睡蓮

はやる気持ちを抑えきれない

我慢汁が出そうだ

俺は美術館方面へ急いだ

まるで競歩の人かのような早足で

すると俺の目に大行列が飛び込んできた

「まさか!」

俺は恐る恐る最後尾と書かれたプラカードを見た

プラネタリウム

俺は安堵した

まだこんなに大行列なんだな

こんなに人来るならもっとでかい玉を作っておけば良かったのに

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そんな俺の前に銅像が現れた

俺は思わずポケットの中から4年ローンで購入したアイフォンX を取り出した

そして一瞬で俺の顔を認識してロックを解除するアイフォンX

俺はカメラで銅像を撮影した

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うさぎだろうか?

なんかとても興味深い

しかし今の俺にはこいつに構ってる暇はない

また今度な

ビュールレの時にも来るからさ

俺は美術館の入り口へと向かった

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時間は開館5分前

少し行列ができている

俺は当日券の行列に並びチケットを購入し入場した

今回のモネ展のテーマは「モネから始まった」

つまり、モネは印象派ではなくあらゆる現代美術の生みの親ではないのか?と提案しているのだ

そのためにモネづくしではなく

モネとそのあとの世代の作品が展示されている

その中での目玉がロスコ、リキテンスタイン、ウォーホルということだ

モネが後世に与えた影響は大きい

それを再確認できる素晴らしい展示なのだ

しかし今日はGW

いつもより人出も多い

そしてたいして絵画に興味のない人も多いだろう

なんとなく

モネって聞いたことあるし

モネの睡蓮だけは好きだ

そんな人が半分以上占めていると思われる

その予測通りほとんどの人はモネ以外の作品にはあまり興味を示さない

さすがボストン美術館を潰す名古屋だけのことはある

せっかくの30周年記念として気合い入れまくった企画が台無しである

俺の後ろにいるおばさんたちは絵も見ずにひたすら大きな声で雑談をしている

どうやらパート先の同僚の悪口を言ってるみたいだ

そんなことは地元の喫茶店でモーニングを食べながらすればいい

わざわざモネを見に来てする話ではない

構成はモネ、現代アーティスト、モネ、現代アーティストと交互に並べられている

そしてモネの展示部分だけが大渋滞となる

確かに後世の作家の作品は見たところで何が書いてあるのかさえ分からないものが多い

俺自身もさっぱり分からない

しかし俺は前日に「モダン」を読破しておいたおかげで現代アートに対する知識と免疫ができていたのだ

そのおかげで俺は分からないなりにも作品を楽しめたのである

アートの見方にルールはない

人それぞれ

自分が感じた素直な感想でいいのだ

これ絵の具がゴテゴテだなとかなんでもOK

特別意味なんか見つけようとしなくてもいい

ウォーホルなんか「毎日食べてたから」という理由でキャンベルスープを製作した

そこから評論家の人たちがあれこれ意味を勝手に探し出してくれるのである

モネ渋滞、独り占め、モネ渋滞、独り占めを交互に繰り返し展示は2階へと続く

緩やかな階段を登るといきなりリキテンスタインが現れる

漫画などを題材としたウォーホルと並ぶポップアート界の2TOP

しかしこの辺りまで来るとさすがに印象派好きな人は興味を示さない

ポップアート好きな俺はワクワクして眺める

やはりこいつらは同作品いろんなバリエーションを並べて一つの作品となる

これはまさにモネの「睡蓮」なのである

マーク・ロスコになると大きなキャンバスに赤と黒が塗られてるだけとかあまりにも抽象的すぎてほとんどの人は横目でちらっと見て通り過ぎていく

その先にある「睡蓮」へ向かって

しかしモネがいたからこそロスコをはじめとする抽象表現主義ができたのだろう

そのことを今回の展示で名古屋市美術館は伝えたかった

しかしその気持ちに答えらえないほど現代美術は分からない

そしてついに俺の眼の前にあれが現れた

俺は思わずつぶやいた

「久しぶりだな」

アンディ・ウォーホルの「フラワー」

しかも10枚展示してある

どうやら富士ゼロックス所有のやつ

以前見た記憶があるのだ

俺はかなり多くのウォーホルを見てきている

30年前ぐらいまではギャラリーの展示即売会にも足を運んでいたからだ

今はほとんど流通しなくなった

そして30年前ならまだ比較的安かったのだ

20歳そこそこのクソガキの俺でさえ買えるぐらいに

やはりウォーホルは枚数飾らないと

俺の部屋にも1枚ウォーホルがあるが一枚飾ったところでなんともならないのだ

俺はウォーホルを楽しんだ

ひたすら花を眺めた

いろんな色のバリエーション

なぜこの順番で展示したのか?

いろいろ考えて楽しんだ

そして俺はウォーホルをみると帰るタイミングが掴めなくなる

いつまでも眺めていたいからだ

幸いにもウォーホルに興味を示す人は少ない

さすがビックネームだけあって名前を作品を知っている人はいる

しかしみんな横目で見て「ウォーホル」と認識をして

いくらでも量産できる作品とバカにして通り過ぎていく

確かにそうだ

彼はお金も大好きだしな

シルクスクリーンは油絵のような存在感もなくポスターみたいに見えるかもしれない

それでも本物のウォーホルの作品には確かなオーラが感じられる

ポスターと本物両方所有してる俺が言うのだから確かである

俺は自宅で毎日ウォーホルを眺めているのだ

ただ単純に「かっこいい」

それでいいと思うのだ

部屋の中、全てウォーホルで埋め尽くされた時の存在感はオランジェリーの睡蓮の部屋にも匹敵することだろう

ウォーホルは「自分がやってることは全てピカソやダリなど先人がすでにやってきたことだ」と語っていたが結局はその中にモネも確かに入ってるのだと俺は今回の展示で思ったのであった

ボストン美術館では一枚しか展示がなかったが名古屋市美術館はかなりウォーホル好きなんで今回10枚も借りてきて展示してくれた

しかし残念なことにウォーホルの前で足を止める人はほとんどいなかった

それは対面に「睡蓮」があったからだ

俺なんかウォーホルに圧倒されて睡蓮を見ずに出口まで行ってしまったからな

たまたま俺と同じような夫妻がいて

「あれ?睡蓮見たっけ?」なんて会話が聞こえてきて

「そういえば俺も見てないわ」と思い睡蓮を見に戻ったぐらいである

そしてそこにあった睡蓮

昨日は1枚欲しいなと書いたが

今日改めて思った

部屋中を睡蓮で埋め尽くしたいと

やはり1枚じゃ物足りないな

ウォーホルも睡蓮も

 

名古屋市美術館は常設展も面白い

企画展のチケットで常設展も見られるので是非地下まで降りてみて欲しい

一番の目玉であり俺のお気に入りがモディリアーニの「おさげ髪の少女」

藤田の自画像もあるしエコール・ド・パリの作品も揃っている

何回見ても飽きないコレクションだ

そのあとで俺はミュージアムショップへ

今日は何も買わないつもりだったが

衝動買い

しかも4000円分も

まずは美術手帖のウォーホル特集

ウォーホルのステッカー

モネのブックマーカー

モディリアーニの「おさげ髪の少女のツボ押し」

モディリアーニのアドレス帳(投げ売り状態で安売りされてた

このために俺は昼飯をケチらざるおえなくなった

それでも足らないぐらいに予算を使い切ってしまった

まぁいい

今日はいいものを見させてもらったからな

ウォーホル関連を買うことで名古屋市美術館に「ここにウォーホル好きなおっさんがいますよ」「またウォーホル展開催してください」とアピールできたことであろう

そしてモディリアーニも好きだが先日オークションで最高額で落札とか言われてたなモディリアーニ

そういえば藤田も名古屋市美術館だったな

今度はビュールレ

すでにぶらぶら美術・博物館で予習済み

楽しみだな

ビュールレさん所有の睡蓮は大好きな睡蓮だ

そしてジヴェルニーのモネの庭

あれもたまらんな

マネとの対比も面白い

ゴッホピカソ他全てメジャー級だ

 

アートを堪能した俺は腹ペコであった

時は12時半

さてどうする?

伏見で食べるか?

御園座周辺は多分満席だろう

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そんな俺の前にまた例の大玉が

やはりこの場所からが面白い

俺は伏見でのランチを諦めて足早に名駅へと向かった

名駅に着く

改札を出る

目の前が大名古屋ビルヂング

また今回も大名古屋にするか

さすがにこの時間帯で並ばずに入るには大名古屋の3階しかないだろう

俺は3階へと登った

そして俺の財布の中は3千円を残すのみ

帰りにデパ地下で田楽買いたいし柏餅も買いたい

そうなると予算はかつかつだ

俺は足りない頭をフル回転させた

そして一つの答えにたどり着いた

「焼き鳥丼」

あれなら確か800円以下だ

そして多分店も空いている

俺は浪花ろばた八角へと向かった

店はさすがにいつもより混んでいた

しかしカウンター1席空いている

俺は迷うことなく入店した

カウンターに腰掛けた俺はすぐに注文

「焼き鳥丼と生ビール」

今回が名駅焼き鳥丼巡り3店目である

同じ大名古屋の3階に構えるレアルの焼き鳥丼はかなりうまい

しかしあれは焼き鳥ではなく「もも焼き」なのだ

今度こそ

俺は今までハズレのない八角に期待した

この店は安定感抜群だ

特別うまいかと言われればそうでもない

ただ安心できる味

毎日食べたくなる味

そして安くてカウンターの席が広めにしてあるのでのんびりと食べられるのだ

そんなところが気に入って俺は通い続けている

そして今回以前から気になっていた焼き鳥丼へ挑戦である

まず俺の前にビールが置かれた

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歩き回ってヘトヘトな俺

GWの昼間の生ビールが最高にうまい

思わずぐびぐび行きそうになるところを慌てて止めた

これでは元「山口メンバー」、現「山口さん」じゃないか・・・

俺も肝臓の数値が高い

しかし俺はまだ自制する心を持っているのだ

このペースで飲むと2杯目を注文しかねない

3000円しか持っていないのに

このGW2日目に

俺はペースを落とし不思議な羅針盤を読んだ

さすがGW

おそらく両隣観光客カップル

一体彼らはどこを観光したのか気になるところではあるが

さっきから男の方がしきりに自慢話を繰り返している

「どんだけ酒を飲んだとか」

「喧嘩が強いとか」

それに合わせて女の方は「わぁすご〜い」と相槌を打つ

しかし若造よ

酒を語るにはお前はまだ若すぎる

せめて肝硬変になってから語りなさい

俺は心の中でそっと忠告した

「私も出します」

支払いは割り勘だ

その感じからどうやら付き合い始めの初々しさが垣間見れる

俺のようなおっさん世代は未だに女性と割り勘することに抵抗がある

でも今はそんなことないと聞いたが

いい時代なんだな

昔はフレンチだのイタ飯だのとにかく大変だった

慣れないテーブルマナー

豪華なディナーが苦痛でしかなかった

さっさと食べてしけこみたいばかりだったな

なんて昔のことを思い出してる時に焼き鳥丼は俺の前に置かれたのだった

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「おお、予想以上のボニュームだぞ」

今回はちゃんと焼き鳥だ

トッピングはネギと刻み海苔とキャベツに大根おろし

俺はまず冷静に小皿に取り放題のきゅうりの漬物をとりわけた

そしておもむろに焼き鳥を一口食べて生ビールで流し込んだ

「悪くないな」

「焼き鳥の味自体はいたって普通だ」

でも悪くはない

むしろ好きだ

このぐらいの方が毎日食べたくなる

さて問題はキャベツと大根おろしの扱いだ

こいつらはどうやって?どのタイミングで食べればいいのか?

キャベツだけ先行させるのか?混ぜ込むのか?

大根おろしも同様だ

俺は悩んだ

まぁいい

とりあえず焼き鳥のみでご飯を食べた

タレも程よく飯に絡んでいやがる

なんかもう焼き鳥すらいらない

タレごはんで十分だ

「ん?タレごはん?」

俺はここで一つの答えを導き出した

先ほどのキャベツと大根おろしの処遇だ

キャベツはそのまま先行して平らげる

そして大根おろしはタレごはんとともに平らげる

この時に焼き鳥は不要だ

あくまでタレごはんと大根おろし

そして普通に焼き鳥とご飯

これのローテーションだな

そうと決まれば話は早い

俺は早速キャベツを平らげた

やはり最初に野菜を食べると安心感がある

満腹中枢の刺激

脂肪と糖の吸収を抑える役割

やはり女性ファーストならぬ野菜ファースト

俺はキャベツを平らげで残りのビールを飲み干した

ここで一旦漬物でインターバルだ

そして焼き鳥とご飯を楽しむ

これぞまさに焼き鳥丼

無難にうまい

そしてタレご飯と大根おろし

甘めのタレが大根おろしによって中和されさらなる味の深みを引き出す

普通の焼き鳥丼ではたどり着けなかったあの場所に大根おろしが導いてくれるのだ

これだけで「何杯でもいけるな」となるのだった

あとは大量に残された焼き鳥たち

ビールのつまみにするもよし

正統派焼き鳥丼として食べるのも当然素晴らしいことだと俺は思う

780円

予想以上の一品だったな

やはりこの店は安定感抜群だ

次は海鮮丼行ってみるかな?

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合計 1298円

 

なんとか予算内に収まった

俺は高島屋の地下へと潜った

目指すは京都の美濃吉だ

ここで南禅寺御用達の豆腐「京豆腐 服部」の豆腐を使用した田楽を購入するためだ

3本で税込745円

田楽豆腐にしてはかなり高価である

しかし確かにうまい

久しぶりだ

これは本日の酒のあてである

次に俺が向かったのは和菓子売り場

滋賀県近江八幡たねや

ここで柏餅を購入

一個194円

あんこはこしあん

つぶあん派の俺だが何故か柏餅は「こしあん」が好きなのだ

今仏壇に備えてある

桜餅に柏餅

和菓子は季節を感じるところが素晴らしい

そして今日も美濃忠の「初かつを」が買えなかった

名古屋市美術館で散財しすぎた影響だ

また今度だな

でも初かつおだけに5月下旬までか

早くしないとな

 

taneya.jp

 

初かつを

季節羊羹 |美濃忠

 

 

 

 

 

大塚家具がアマゾンで家具販売開始

「上質な暮らしを提案したい」

あの仁義なき父娘の戦い

親子でのお家騒動で揉めた大塚家具の迷走が止まらない

そもそも金持ち相手の対面販売を捨て中途半端な価格帯の家具を揃えて見たが膨大な赤字を出した

今の世の中は極少数の金持ちとその他大勢の貧乏人

さすがに中途半端な価格帯は売れない

高級家具は妥協はしたくない

妥協するならニトリ使い捨てで十分である

「何か次の一手を打たなければ」

そこで今度は今流行りのネット通販に進出である

しかも最大手のアマゾンで販売するという

新たな顧客の開拓を目指した先がアマゾン

果たして開拓成功となるのか?

商品はシーツやピローケースの寝装品や小家具を中心として商品だという

俺は無知な生き物なのでピローケースというものが何なのか知らない

言葉自体は知ってるが恥ずかしくて誰にも聞けないでいる

実は先ほどこっそりとアイフォンXに話しかけてみた

「HEY!尻!!」「ピローケースって何?」

 俺は滑舌よく話しかけた

「ウエブでこちらが見つかりました」と尻は幾つかのサイトを示してくれた

どうやらピローケースとは枕カバーのことらしい

一体いつから枕カバーのことピローケースと表記するようになったのか?

日本人なんだから枕カバーでいいじゃないか

周りにいちいち枕のことを「ピロー」なんていう奴がいるか?

修学旅行時の大部屋で枕投げならぬピロー投げなんていう奴がいるか?

何でもかんでも横文字にすれば良いという物でもない

大塚家具は40種類130アイテムをアマゾンで販売予定

商品はアマゾンの倉庫から発送

小さな商品はprimeマークもつくという

正直俺はprimeマークの利点をよく知らない

俺自身プライム会員ではあるが

完全にアマゾンの毒に犯されてるな

良いように毎月数百円の小銭を摂取されてる

気になる大塚家具の販売商品の価格帯はソファーで6万円から20万円

相変わらず中途半端だな

6万のソファーならまぁ物は悪くない

俺の愛用するカリモク60なんかもその価格帯に入る

購入者が商品自体を見て納得いっていれば通販でも構わない

カリモク60などバラの状態で配送してくれるので部屋への搬入も楽だしな

しかし実際に商品が見られないとなると購入は躊躇する

1万円程度の家具でさえ躊躇する

安かろう悪かろうの使い捨てと理解していてもだ

やはり実物を見てみないと不安である

6万円〜20万

一般庶民には大金である

果たしてこの価格帯の家具が通販で買うのかどうか?甚だ疑問である

ただでさえ家具の売れない時代

俺の部屋は椅子だけは少々お高いものを揃えている

カリモク60にヴィンテージのイームズと現在のイームズ正規品

もどきが氾濫する中であんなプラスチッキーな椅子ではあるが本物を所有している

まぁヴィンテージはFRPなんで素材感は全く違うが

その他は30年前に買ったホムセンのメタルラック

これは現在植物置き場として重宝している

その他ホムセンの少しばかりデザイン性のある棚に本が満載

ニトリの激安ワゴンに拾ってきた板を載せただけでぐっと雰囲気はよくなる

インスタ映えも間違いなしである

あとはカラーBOXを利用した手作りの棚やガラクタ再利用の自作の文机である

誰かを部屋に呼ぶわけでもないしこれで十分だ

ただし「椅子だけはケチるな」というのが俺の格言でもある

だからと言って「ヴィンテージのイームズの座り心地が良いか?」と聞かれれば答えには困るのだが

今はただ物が適当に置かれているだけで座ることはないのだ

大塚家具は「今後もEC事業強化に取り組み、 より多くの地域、幅広い世代のお客様に『上質な暮らし』を提案していく」としているそうだが

果たしてアマゾンで家具を購入する層が6万円以上のソファーを買うのだろうか?

枕カバーならニトリで十分じゃないのだろうか?

どうせ消耗品だしな

今の若者は人気ブランドのコピー家具で 満足しちゃうだろうし

日本製のしっかりした作りなんて言われてもその価値がわからないだろう

田舎に住む大塚家具マニアには眉唾のアマゾン進出だろうが

ほとんどの人にはどうでもいいことかもしれないな

イケアの家具でさえ実物見ないと心配で買えないでいる俺なのだ

長久手まで渋滞を楽しみに行く気もさらさらないしな

そもそも日本の住宅事情では家具はほとんど不要

最低限の物さえあればいい

俺の部屋などメタルラックにアマゾンやビックカメラダンボール箱を再利用して収納してるがまるで無印良品もどきかのようになる

捨てる時もリサイクル用のゴミ箱へ捨てるだけ

やはりダンボールは便利である

その他だとナイキなどの靴の箱も再利用

これはデザインがなかなか良い

そして捨てるのも楽だ

昔は机を買う金がなくMacが入ってたダンボール箱を机がわりにしていたこともあった

ただし椅子だけはダンボールではダメだな

座った瞬間に潰れる

 

やはり「椅子はケチるな」ということだ

 

 

 

今日からGW後半

おそらく気がついたときには最終日になっていることであろう

気分的には今日がピークだな

今日は朝まで雨

雨が上がったのでパキラを植え替えた

鉢は1000円もしたコンクリ製の角鉢を奢ってやった

かなり重たいのが難点か

今はまだ入学したての中一の制服みたいな状態だがすぐにちょうどいいサイズになることであろう

1年でだいぶ成長した跡が見える

100円屋で買って3年目の春

来年から高校生ってところか

まだまだ大きくなるな

あとポトスとワイヤープランツも植え替えが必要だ

鉢をどうするか?

ただいま検討中である

そしてインスタ用に数枚撮影

投稿

その一部をブログにも投稿

俺が先月と今月購入した本

少々大人買いしすぎてしまった

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この下に敷いてある板もホムセンで買った安い杉野地板に自分で塗装を施しただけ

両脇の植物を合わせても総額500円以下だな

インスタ用に作ったものだ

購入した本は9冊

 

不思議な羅針盤 (新潮文庫)

不思議な羅針盤 (新潮文庫)

 
f植物園の巣穴 (朝日文庫)

f植物園の巣穴 (朝日文庫)

 
伝わるちから (小学館文庫)

伝わるちから (小学館文庫)

 
ふつうがえらい (新潮文庫)

ふつうがえらい (新潮文庫)

 
異邦人(いりびと) (PHP文芸文庫)

異邦人(いりびと) (PHP文芸文庫)

 
モダン (文春文庫 は 40-3)

モダン (文春文庫 は 40-3)

 
パンツが見える。: 羞恥心の現代史 (新潮文庫)

パンツが見える。: 羞恥心の現代史 (新潮文庫)

 
本当はエロかった昔の日本:古典文学で知る性愛あふれる日本人

本当はエロかった昔の日本:古典文学で知る性愛あふれる日本人

 
モリのいる場所 (朝日文庫)

モリのいる場所 (朝日文庫)

 

 

 とりあえずモダンから読んだがなかなか面白かったな

 

 明日は名古屋市美術館へモネを見に行く予定

いつも思う

美術館でモネを見るたびに

モネの睡蓮、一枚欲しいと

 

最後にただいま全力で咲いている雨上がりのフランネルフラワーを

インスタとは別カットで

濡れた花びらは色っぽいな

いろんな意味で

 

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平尾受刑者の刑期延長、逃走と窃盗で12年以上?

広島市内で逮捕された平尾受刑者

逮捕場所がマツダスタジアムの近くのために

逮捕されてる時に広島ファンが通りかかっていたが、どうやら阪神の社長もその時に遭遇していたそうだ

そんな平尾容疑者

どうやら潜伏先だった場所を警察も調べていたが法が邪魔をして外から眺めるだけだったという

やはりこの辺り刑事ドラマでよくありがちな掟破りな刑事の存在が必要だな

柴田恭兵舘ひろしがいたら間違いなく勝手に空き家に入り拳銃片手に捜査していたことだろう

潜伏先ではテレビも見ていたそうでそこで自分のニュースを見てたそうだ

マスコミも様々な情報を犯人に提供していたわけで

警察は家の中に入れないとか尾道水道は潮が止まる時間帯があるとか橋などの検問状況とか全て平尾メンバーに筒抜けだったわけである

そんな平尾受刑者は泳いで尾道水道を渡ることを決断

まだまだ水温も低い中、一時間かけて泳いだ。死ぬかと思ったそうだ

そのあとで尾道市内でバイクを盗む

やはり自由になりたかったのだろうな

刑務所では心の一つも分かり合えない刑務官たちをにらんでいたのだろう

そして彼は脱走の計画を立てた

とにかくもう造船所や刑務所には帰りたくなかった

潜伏先の空き家では自分の存在すらわからずに震える日々

そんな27歳の夜に彼はバイクを盗んだ

彼は走った

行く先もわからず暗い帳の中を

「もう誰にも縛られたくない」「俺は自由になりたいのだ」

平尾受刑者は竹原市へと向かった

冷たい風が海水で濡れた体から体温と体力を奪い去っていく

人恋しい

ふと初恋のあの子のことを思い浮かべたのかもしれない

「なんでこんなことになってしまったのか・・・」

自販機を見つける

ポケットには100円玉一枚

温もりが欲しい

100円玉で買える温もりでいい

彼は100円玉を自販機の中に投入してHOTコーヒーのボタンを押す

待てど待てどコーヒーは出てこない

無情にも120円の自販機であった

そんなこともあったのかも知れないなと俺は想像を膨らます

刑務官たちには心を捨てろ捨てろと言われるもそれを拒否

退屈な造船作業

もう嫌だ

我慢できない

そうやって彼は自由を求めてバイクを盗んだのだ

27歳の夜に

 

その後の平尾受刑者は無人駅から電車に乗り広島市内へ

まさか電車がノーマークとは・・・

さすがにお釈迦様でも想像できなかったかもしれない

そうやって彼は広島にたどり着き

ネカフェでシャワーを浴びてWOW WOW WOW

コロンは叩いてないかもしれないが

店員の通報により駆けつけた警察に逮捕されたのだ

彼はウインク一つでこの世を渡ることは出来なかったのだった

そして星にもなれなかった

 

平尾受刑者はあと半年で仮釈放だった

しかしその半年が待てなかったのだ

「あみん」のような忍耐力が彼にはなかった

理由は刑務官から受けたいじめというが実際にいじめがあったのかどうかは平尾受刑者側からの話だけなので断定はできない

とても真面目だった平尾受刑者

年次的に次のリーダーは平尾受刑者が就任するはずだった

しかし彼はリーダーにはなれなかった

ある時彼は刑務官の前でふざけてしまったのだ

調子に乗りすぎたと反省してももう遅い

後の祭り

その時から平尾受刑者は冷遇された

そして念願のリーダーにも落選

挫折

絶望

逃走

とにかく辛かったそうだ

 

そんな平尾受刑者

逃走しなければ半年でシャバに出られた

それが脱走でプラス1年

その他窃盗、分かっているだけでも現金7000円、Tシャツ、車の鍵、携帯電話など7件の窃盗事件

窃盗罪は懲役10年以下で2件働けば1・5倍で15年まで行くそうで金額は関係ないという

1億盗もうが、うまい棒一本盗もうが罪は同じなのである

長谷川平蔵ならここで密かに「密偵にならないか?」と話を持ちかけるだろうが、あいにく今は江戸時代でもないし鬼平も存在しない

再び刑務所に戻り12年以上という刑期が延長されるのであった

 

多分シャバに出てきても彼は盗みを繰り返す

これだけ有名になれば就職も無理だ

手グセの悪い奴はさすがに雇えない

しかし12年という年月があればどうだろう

人は忘れる生き物である

つい数ヶ月前のことも忘れてしまう

俺なんか今日の朝何を食べたのかまで忘れてしまうほどだ

またのんびりと刑務所生活をエンジョイするしかないな

そして今度こそリーダーになれることを祈る

 

 

リーダーと言えば城島リーダー

先ほど残された4人のTOKIOメンバーが記者会見をしていた

やたらと老けたリーダーに

男らしく筋を通そうとする松岡

質問されるとドギマギする長瀬

未だ山口を助けたい国分

山口メンバー起訴猶予になったことで「メンバー」から「さん」へ呼び方が変わるそうだ

海外では「オオタニサン」が大人気だが

今日からは「山口さん」

俺の子供の頃に「山口さんちのツトム君」という歌が大ヒットした

 

山口さんちの達也君

この頃少し変よ

どうしたのかな?

大事にしてた大工道具

お庭で雨に濡れていた

今朝は元気になったかな?

「おはよう」

返事がない・・・