鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

2017年ブエルタ第14ステージ

2017年ブエルタ・ア・エスパーニャ

第14ステージ

いよいよ本格的にブエルタが始まる

今大会初の超級山岳登りゴールだ

前半に3級をこなして最後に2級登ってすぐに超級がやってくる

果たして戦いは2級から始まるのか?

逃げのメンバーは10人

マテマルドネス、ルイコスタ、マイカ、ヴィレッラ、デクレルクなど

山岳ジャージ争いのキャノンデールのヴィレッラもしっかり逃げに乗ってきた

チーム存続のためになんとしてでも山岳賞が欲しい

前半の体調不良ですっかり総合争いから脱落したマイカはステージ狙いだ

同じくクイックステップのデラクルスもステージと総合トップ10に返り咲きを狙う

メンバー的にはなかなかいいメンバー

しかし総合争いが勃発したら簡単に飲み込まれてしまうだろう

レースはオリーブ畑の中を進んでいく

とにかくオリーブしかない

平地にも山にも

俺のベランダに4鉢オリーブが並べてあるのもこのスペインの大地をイメージしてのことだ

最初の3級は予定通りヴィレッラがトップ通過

メイン集団は常に射程圏内で逃げ集団を逃す

ようやくスカイ以外のチームも集団を牽引しだす

バーレーンメリダ、トレック、アスタナ

それぞれニバリ、コンタドール、アルのチームだ

さらにカチューシャが積極的にスカイの前に出てくる

うちのザッカリンも忘れないでくださいねアピール

総合系のチームの利害が一致

協力体制で逃げを追走する

いよいよ2級山岳に突入

逃げグループから脱落者が出始める

先頭はマイカ、コンラッド、ヴィレッラ、コスタ、デクレルクの5人へ

山頂付近でヴィレッラが山岳ポイントアタック

この2級山岳もヴィレッラがトップ通過で山岳ポイントを獲得した

メイン集団もペースアップして追走する

どんどん人数を減らして40名ほどの集団に姿を変える

2級山岳山頂を2分差で超える

完全に射程圏内である

2級山岳を超えると街を通過する

カテゴリーなどついていないのに激坂だ

推定最大勾配23パーセント

もはや笑うしかない勾配だ

この激坂でヴィレッラは脱落

先頭はマイカとマイカのアシストのコンラッド、ルイコスタ、デラクルスに

マイカのために必死に前を引くコンラッド

残り10キロでマイカがアタック

ルイコスタとデラクルスが遅れ先頭はマイカ単独になる

タイム差は2分から徐々に縮まり始める

超級山岳に入るとマイカはタイム差を広げる

1分45秒

やはり調子が良ければかなり登れる男だ

メイン集団ではアスタナが積極的に前を引く

アルが後方で踏ん張ってるのに構わず引く

どうやらアスタナはミゲルアンヘル・ロペスで行くつもりかもしれない

残り5キロ

逃げとの差は1分20秒

メイン集団からはバルデがアタック

スカイの反応はない

続いてチャベスが動く

依然としてスカイは動かない

残り4キロ

さらにコンタドールとニバリもアタックを仕掛ける

この日も攻撃的な二人が動いた

ウインクがあったかどうかは知らない

相変わらずスカイはペースで登る

フルームもまだアシストに守れている

アル、マイケル・ウッズに逃げから落ちてきたデラクルスが遅れる

ペースを作るのはニバリとコンタドール

シッティングで登り続けるニバリに対してコンタドールはダンシング

少しづつフルームが追いついてくる

そして再び合流

振り出しに戻る

ケルデルマン、ザッカリン、ミゲルアンヘル・ロペスも合流

やや牽制しながらも登り続ける

牽制の中からケルデルマンとザッカリンがアタック

この動きにより先頭のマイカとの差が急激に縮まる

その差45秒

そして残り2キロだ

そして実質の登りは残り1キロ

あと1キロの戦いである

残り2キロこの日もロペスがアタック

かなりキレのいいアタックでフルームたちを引き離しマイカにも追いつくんじゃないかという勢いで最後の力を振り絞る

しかしマイカのペースも落ちない

淡々と登りつづけ激坂区間をクリア

残り1キロは下りと平坦だ

ここまでくればマイカの逃げ切りは確定

嬉しいブエルタのステージ優勝となった

マイカから遅れること27秒

アスタナのミゲルアンヘル・ロペスが2位でゴール

チーム内でのエースの交代かもしれない

ニバリ、フルーム、ケルデルマン、ザッカリンは同タイムゴールで31秒遅れ

残り1キロで早めに仕掛けすぎたコンタドールはゴール前で失速

フルームから6秒遅れることとなった

 

これによりケルデルマンが総合3位に浮上

ザッカリンは総合4位

コンタドールが総合8位である

 

北朝鮮による核実験で一気に緊迫する世界情勢

しかしブエルタは続く

そして俺の仕事も明日から終盤戦に突入である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年ブエルタ第12、13ステージ

2017年ブエルタ・ア・エスパーニャ

第12ステージ

雨も上がり暑い暑い、アンダルシアの夏

まずは海岸線を走り中盤あたりに1級山岳そして終盤に2級山岳をこなして下ってゴールな逃げステージである

雨のステージが続いたために体調を崩しリタイアする選手も多い

パウエルス、ジョージ・ベネット他数名

そんな中でアクアブルーのチームバスが放火されたそうだ

チームには恨みはないというが悪い奴がいるもんだ

一体なんの目的で放火したのか?

プロコンチなんて予算も厳しいだろうに・・・

放火の場合は各種保険はどんな扱いになるのだろうか?

車両や機材など

全額降りれば全て新品になるんだろうが

レースはこの日も大きな逃げ集団

14名の逃げだ

ほとんどのチームから逃げに乗ってきている

やはり逃げないとステージ勝利は厳しい

チームメイトが4人となったディメンションデータのオマール・フライレもようやく逃げに乗ってきた

2年連続山岳賞のブエルタ山男だ

どうやら今までは体調が優れなかったらしい

チーム内でリタイアが多いのは何かウイルス性のものが蔓延してるのだろうか?

確か以前スカイもチームごとブエルタから撤退になっている

全身黒づくめで悪の軍団のイメージが強かった時代だ

原因不明の病気がチーム内で蔓延してマッサージの人が亡くなってしまったそうだ

今は抗菌オタクとなってるので大丈夫だろうが

そんなスカイがこの日もレースをコントロールする

いつものように他にコントロールしたいチームも存在しない

レースは特別動きもなく逃げとのタイム差が7分まで開く

ブエルタ名物の牛の看板も登場

アンダルシアの夏を思い出す

そしてナスの漬物を思い出す

小さな一口サイズのナスをオリーブオイル、にんにくや唐辛子などと一緒に漬け込んだものだ

ナスのアサディジョ漬けというらしい

俺のベランダでは今年初めて鉢植えのオリーブが実をつけた

今年の秋に収穫して漬物する予定だが

オリーブもこの漬け方で良いのだろうか?

また後で調べてみないといかんな

そして今日は赤い花を衝動買いしてベランダに置いてある

やはりブエルタの季節になるとマイヨロホの赤が気になる

信号だってマイヨジョーヌからマイヨロホへと変わる

どうせなら青はやめてピンクにすればマリアローザマイヨジョーヌ、マイヨロホになるのにといつも思うのだが

ピンクと赤は見分けがつきにくいから無理だろうな

こんなどうでも良い話を書くほどレースは動かない

そしてそれは1級山岳へ入っても同じであった

下りでモルコフが飛び出すが吸収される

メイン集団との差も9分ぐらいまで開いていく

この日もステージと総合の二つの争いが始まる

ポイント賞と山岳賞争いも絡んでくると楽しみが増えるのだが

今年はあまり存在感がない

2級山岳が始まる

逃げの中からアタックが始まりようやく再びレースは動き出す

フライレ、ポランスキーロハス、マルチンスキーなど

その中からマルチンスキーが頂上手前で飛び出して独走に入る

追走集団も必死に追いかけるがどんどん離されていく

先頭のマルチンスキーは単独で2級山岳を超えてダウンヒル

一方9分遅れのメイン集団

元チームメイトであり自身のアシストでもあった偉大すぎる父を持つニコラス・ロッシュにコンタドールがウインクをする

攻撃開始のサインだ

コンタドールのウインクを受けてハートを撃ち抜かれたロッシュがアタックを仕掛ける

そしてコンタドールもそのアタックに続く

やはりこの日も動いてきたコンタドール

最後まで諦めない彼がレースを面白くする

スカイからも一人反応してチェックするが後続のチームメイトが続かない

どうやらフルームからは追わなくて良い指示が出たのかも知れない

解き放たれたコンタドールとロッシュ

あと1週間ほどで見納めとなる軽快なダンシング

観客も大興奮

興奮しすぎた観客を警備の人が突き飛ばす

道の転がる観客にサポートのバイクが突っ込んで転倒

コンタドールが動いたことで観客も運営もパニックだ

そんな中でスカイだけは冷静にコントロールしながら登りをこなしていく

やがてハイペースのコンタドールにロッシュがついていけなくなる

かつてのアシストのロッシュを置き去りにしたコンタドールを山頂で待っていたのが現在のアシストのトインズだ

コンタドールは昔の女を捨て新しい女のところへ

山頂で合体

繋がったままダウンヒル

勾配が緩く踏まないと進まない下り

アシストの存在は大きい

カメラが切り替わる

「ん?フルーム?」

フルームがバイク交換を求めている

いつものようにメカトラなのか?落車なのか?

どうやら落車みたいだ

フルームが自分のミスで転んだ場合は紳士協定は関係ない

メイン集団のライバル勢もフルームを待つことなく走り続ける

素早くスペアのバイクに跨り走り出すフルーム

カメラが切り替わる

「あっ!」

フルームが道に転がっている

再び落車だ

素早く起き上がり走り始める

どうやらバイクは壊れていないが間違いなく怪我はしているはず

そして間違いなく彼は焦っている

常に冷静にレースをコントロールしてきたスカイ

そのスカイの親分のフルームが赤い服を着たまま焦っている

完全にパニック状態である

やがてチームメイトと合流

全力でメイン集団への復帰を目指すが

コンタドールとは1分、メイン集団とも30秒の差がついている

そんなこともありすっかり忘れていた先頭のマルチンスキー

独走状態で余裕のゴール

今年のブエルタ2勝目を飾った

最後の最後までトインズを使い切りコンタドールが全力でゴールを目指す

コンタドールは先頭から7分25秒遅れでゴール

総合上位のいるメイン集団は7分47秒遅れ

パニック・フルームは8分07秒遅れでゴールした

失ったタイム20秒

この20秒が最後にどう響くのか?

たかが20秒だが、されど20秒なのだ

 

 

第13ステージ

ほぼ平坦ステージ

総合にとっては週末の戦いに備えての休息日ステージ

そして数少ないスプリンターのステージだ

とは言ってもブエルタの平坦ステージ

一癖も二癖も三癖もある

最後の最後でぴょこんと登っている

果たしてどれだけ登っているのか?

現地からのリポートもないのでわからない

その時が来るまでは

この日も暑いアンダルシアの夏

気温37度とか表示が出ている

選手も首元を氷で冷やしながら走る

こんな日は逃げも少ない

逃げは5名

しかしメンバーは逃げのスペシャリストばかりである

怒りのデヘントにデマルキ、グジャール、クールティユ、ヴィレッラ

メイン集団もそれほどタイム差を広げずに追走する

さすがにスプリントステージ

この日のコントロールクイックステップとロットNLユンボキャノンデールで構成される

そして前日に頑張ったオマール・フライレがリタイア

これでディメンションデータは3人となる

さぞかし寂しい夕食会なんだろうな

タイム差は2分ほどまで縮まるが逃げもメイン集団ものんびりと走ってるように見える

暑さのせいだろう

お互いにお互いを確認しながら逃げて追いかけてる

それでも残り20キロで逃げメンバーからも脱落者が出て

最後にはデヘントとデマルキの二人になる

とは言っても最強の逃げ屋の二人だ

メイン集団もうかうかしていると逃げ切られてしまう

やがて足を気にし出すデヘント

そしてついにデヘントも力尽きる

さすがにツールで1000キロ逃げただけにキツイんだろうな

先頭はデマルキ単独

残りのボトルの水を頭からぶっかけて最後の抵抗を見せるデマルキだったが残り7キロでアンダルシアの逃走劇は終わった

さすがにトレンティンで5勝目を目指すクイックステップが逃げは許さない

残り3キロ

結構登っている

なんとかついていくトレンティン

前方には総合系チームも上がってくる

数名がロングスパートを仕掛けるが決まらない

残り1キロ

アラフィリップがトレンティンを引く

このままアラフィリップでも勝てそうな気がするが彼の走りはアシストの走り

やはりエースはトレンティンだろう

残り300メートル

フルーム、ニバリなど総合勢も前をキープ

フルームが無線で何か話している

スカイのモズコンが飛び出した

スカイもステージを取りに来ている

しかし完璧にコントロールされた中から発射したトレンティンがこの日も強い

余裕すらあるような登りスプリントを制して個人で3勝目チームで5勝目となった

 

2位にはモズコン

このブエルタで知った選手だがTTも早く登りもこなせてスプリントもできる

これまたオールラウンダーな選手が出てきた

クラシックなんかも強いのだろうが

栗村氏と同じように俺たちの世代だと

名前からイメージするのはやはり

ロボコン0点」「うらら・・・」

ロボペチャに巨大な注射器で追いかけられそうなイメージなんだよな

 

この日は無事にこなせたフルーム

果たして怪我の影響は出るのか?

今日からがブエルタの本番である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年ブエルタ第10、11ステージ

2017年ブエルタ・ア・エスパーニャ

第10ステージ

休息日明けの中級山岳ステージだ

休息することによりリズムを崩し体調を崩す選手もいたりするが果たして?

コースはとにかく後半の3級山岳と1級山岳

この二つの峠はほぼ繋がってるので長い一つの山岳だと考えても問題はない

とにかく逃げが決まりやすいステージ

そしてブエルタである

中継が始まると天気が悪そうだ

スペインといえども寒い

気温は20度ほどだろうか?

そしてこの日も大きな逃げ集団ができている

総勢18名

緑ジャージのトレンティン、デマルキ、LLサンチェス、ロハスなどなど

雨などで寒い日はハイペースでレースが進む

のんびり走ってると余計に寒いし早くレースを終えてホテルへ帰りたい

どうやら最初の2時間の平均速度は52キロらしい

そしてメイン集団はスカイがコントロールしてタイム差を5分ほどに抑えた

特別集団を分断したいわけでもないがスカイの引きでメイン集団は分断したりする

スカイ的にはツールに比べるとやや劣るアシスト陣とはいえライバルチームとの差がありすぎる気もする

そのために今回のブエルタ、営業引きのキャノンデール以外としては横風のクイックステップ、たまにバーレーンメリダが僅かな時間攻撃を仕掛けるに止まってる

逃げ集団が3級山岳に入るとレースは動き出す

ディメンションデータのヤンセファンレンズバーグがアタック

単独で3級山岳を追走集団に30秒差をつけて1級山岳へと突入

追走集団からは登れるスプリンターのロハスとLLサンチェスがアタックして先頭へ出る

そして気がつけば絶好調のトレンティンも追いついてくる

一方メイン集団は1級山岳の山頂まで5キロの地点でバーレーンがペースアップを始めて山頂手前でニバリがアタック

ダウンヒルが得意なニバリだが落車も多い

そしてこの日の下りはかなり危険だ

 

逃げ集団も下りに入るとロハスとトレンティンに絞られる

やはりスプリンターは下りが早いのだろう

頭のネジが二つ三つ飛んでないと集団スプリントなんてできない

最後の最後まで二人協調体制でゴールを目指す

僅かながらに牽制しながらゴール手前でトレンティンがロハスの番手に回る

ここからは登れるスプリンター同士のタイマンだ

しかしグングン加速するトレンティンに対してロハスが伸びない

どうやら足が残っていない見たいだ

今回ばかりは「待ってよトレンティン」ではなく「行ってよトレンティン」状態

そのままトレンティンがロハスを引き離して今年のブエルタ2勝目を飾った

そしてクイックステップ自体何勝目になるのだろうか?

調べてみた

4勝目だ

まさにクイックステップ祭りである

 

メイン集団ではニバリが危険な下りを攻めまくる

スカイは安全マージンを取りながらもニバリを追走

しかし下まで下りてみれば結局は一つの集団

ただ知らない間に偉大な父を持つニコラス・ロッシュが単独で飛び出していた

ロッシュは総合のライバルたちから29秒もの差を奪いゴール

チャベスと同タイム2位まで浮上してフルームとの差は36秒となった

ニバリとフルームの差は1分17秒だ

 

 

続いて第11ステージ

アンダルシアを見下ろす天文台へゴールするこの日のステージ

終盤に連続して1級、1級登りゴールだ

獲得標高は3490メートル

俺なら349メートルでも嫌になる

そして天気は雨

気温18度

前半の猛暑からの18度

体脂肪一桁の選手達にとって体調を崩しやすい嫌な雨である

ポッツォヴィーヴォはレースを去った

逃げは14名

結構いいメンバーが入っている

逃げグループで総合成績が一番いいアントンがフルームから5分54秒遅れなためにスカイは4分ほどでレースをコントロールする

さすがにアントンは危険だ

かつてブエルタ総合優勝目前にて落車リタイアしたアントンである

残り60キロ

オリカがメイン集団をコントロールし始める

3枚のカードを持つオリカ

誰で仕掛けるのか?

逃げとの差が40秒に縮まったところで攻撃開始

山頂まで残り10キロ

サイモン・イェーツが発射された

サイモンに続きアタプマも出る

サイモン&アタプマは先頭のバルデ、ヴィスコンティらに追いつく

スカイのコントロールに戻ったメイン集団との差は2分

最初の1級山岳の山頂をクリアする

下り区間で逃げのメンバーは実力者のバルデ、アタプマ、サイモン・イェーツに絞られる

バルデとアタプマの下りは早い

サイモンも続く

メイン集団まで2分45秒のマージンを持って最後の1級山岳に突入

あとは天文台目指して駆け上がるだけだが、ここでサイモンが脱落する

どこかでアダムと入れ替わるのか?

はたまたエースチャベス発射の布石か?

ただ単に足がなくなったのか?

最後の1級山岳入るとメイン集団もペースアップ

残り11キロ

この日もやはりこの男が仕掛けた

引退レースのコンタドール

そこにニバリがくらいつく

常に攻撃的な走りを見せてきた二人が仕掛けた

フルームはいつものように下を向いてはクネクネしている

やがてチャベスにデラクルスが遅れる

そして前日頑張りすぎた偉大すぎる父を持つニコラス・ロッシュも遅れた

ザッカリンは調子がいい

総合が動きそな気配が漂う

総合系の争いであっという間に先頭のバルデ、アタプマも飲み込まれてしまう

再び一つになった小さな小さな小さなメイン集団

フルーム、コンタドール、ニバリ、ケルデルマン、ザッカリン、ミゲルアンヘル・ロペス、ニエベ

この時点でもアシストのニエベを残すフルーム

下を向いてクネクネしてる姿が余計に不気味である

夜には満天の星空が見えるであろうカラル・アルト天文台

気温は9度

最後の力を振り絞り戦いが繰り広げられる

残り2キロ

ニバリがアタック

コンタドールが遅れた

ケルデルマン、ザッカリンも付いていけない

そしてニエベもお仕事終了だ

スカイは残業代をたっぷりと払ってあげてほしい

戦いはミゲルアンヘル・ロペス、フルーム、ニバリの3人に

絶妙なタイミングでミゲルアンヘル・ロペスが飛び出す

そしてフルーム、ニバリをグングン引き離して

そのまま14秒差をつけてゴール

自身初となるグランツールでのステージ優勝となった

23歳の新鋭ミゲルアンヘル・ロペス

コロンビア人である

 

ニバリはフルーム、ケルデルマンと同着ながらもステージ2位でボーナスタイム6秒をゲット

コンタドールとザッカリンは17秒差

デラクルスが1分遅れてチャベスは1分51秒もの差がついた

そして好調だったロッシュはなんと4分以上遅れ

完全に総合争いから脱落した

2017年アンダルシアの夏である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲートタワー「弍澤千」鰻屋のランチ、恵那鶏の照り焼き丼

8月も最終日

想像を絶する激務の中で今日は休息日な俺

思いの外、気分が良く午前中に元気を取り戻したので調子に乗って名駅はゲートタワーを目指した

スティーヴンキングならダークタワーだが名駅ならゲートタワーというぐらいすっかり高島屋へはデパ地下にしか足を踏み入れなくなった俺である

そろそろいいかな?

俺は平日のランチを楽しむためにゲートタワーでと思い足を踏み入れた

ゲートタワーはごく一般的な商業ビルであり決して各階にボスキャラがいて最上階にはラスボスがいるようなタワーではない

そのため無駄な血を流すことなく上へ上へと登ることができる

さすがに平日だと空いている

俺はビックカメラユニクロ三省堂すら無視してひたすら上へと登った

たどり着いた場所はレストラン街12階

すでに人がいっぱいである

それもそのはず11時45分

俺はもう一階だけ上へと登った

13階

仏教なら吉数となる数字13

西洋では忌み嫌われる数字13

そんな13階に俺は足を踏み入れた

目指すはスペインバルのパエリアランチ

早速店を発見した俺は店内を覗き込んでみた

すでに満席である

しかも客層は若い女性ばかり

どれにしようか?目映りしてしまう

しかしよく考えてみたら俺はランチを食べに来ただけである

俺はふと店の前に並べられた椅子に注目してみた

「な、なんてことだ・・・」

そこにはずらりと並んだ若い女性たち

やはりブエルタの影響なんだろうな

みんなスペインを感じたいのだろう

今年で引退のコンタドール最後の勇姿を見届けたいのだろう

果たしてフルームのコンディションはどこまで維持されるのか?

以外と頑張ってるニコラスロッシュは表彰台に登れるのだろうか?

俺はありえない行列に目を伏せて第2候補地へと向かった

さらばスペイン

俺は同じフロアを素早く移動した

時間的に1分1秒を争うからだ

瞬時の判断が勝敗を分ける

俺は素早く首を左右に動かして周りの状況を確認した

まるで旧国立で行われたマンチェスターU VS 鹿島アントラーズの親善試合の時のキレキレ本山みたいに

あれは確かパクチソンやエブラが移籍してきた年だ

「あった!」

俺は見つけた

和風の店舗を目指して足早に移動した

どうやら店内はガラガラである

迷うことなく俺は店内へと侵入して右手人差し指を高く突き上げた

「一人です」

「カウンターへどうぞ」

孤独な俺はカウンターへと案内された

俺の他には孤独な人間が数名いるだけだった

店の名前をいうのを忘れていたが

明治34年に岐阜県多治見市にて創業した老舗の鰻屋「澤千」の別形態店

うなぎと鮎がメインの割烹ダイニング「弍澤千」だ

以前から俺はチェック済みだった

ようやく今日俺は足をふみいれる決心がついた

それはなぜか?

実は昨日の俺は多治見にいた

多治見での仕事を切り上げて録画してあるブエルタを見るために248を制限速度内で爆走していたのだ

すると途中からピタリと動かなくなり渋滞が始まった

空にはヘリコプターが3機ぐるぐる旋回している

ただ事ではない

パトカーや救急車がけたたましくサイレンを鳴らしながら走っていく

レスキュー車もサイレンを鳴らしながら高速へと侵入する

多分事故は高速で起きている

それなのになぜ国道248も動かない?

パチンコ屋の看板では江頭が伝説を作るとかほざいている

そんな昨日の多治見インター付近であった

そんなこともあり「これも何かの縁だな」と思った俺は多治見の名店で食べることを決心したのだ

とは言ってもさすがに鰻を食べるほど羽振りは良くない

そんな俺が求めたのが「鶏」である

恵那鶏の照り焼き丼1200円

ランチメニューでは最安値である

しかしそこは老舗の鰻屋

普通の照り焼き丼ではないはず

おそらくタレはウナギのタレだと想像できる

俺はワクワクしながらカウンターへと腰掛けた

カウンターはとても広く快適である

この辺りとても好感が持てる作りだ

俺はメニューを見た

f:id:sababou:20170831155041j:plain

手書きのメニュー

写真でなく絵である

しかも俺の目指す照り焼き丼は絵すら無い

まぁいい

俺には鮎や鰻を食べる余裕は無い

俺は注文した

照り焼き丼と生ビールを

それにしてもなんて魅力的なメニューなんだ

うなぎはもちろん

鮎丼や御膳系

これはまたこないといかんな

f:id:sababou:20170831155351j:plain

生ビールの登場

キリン1番絞りだ

俺は疲れ切ったからだにガソリンを注ぎ込むべくこいつを飲んだ

「ああぁあああああああ、なんてことだ」

シュワシュワっと体の芯まで冴え渡る爽快感

疲れなんか全て吹っ飛びそうだ

そしてちゃんと適温で提供されている

些細なことだが名店の気配を感じた

そして俺の前にはガラス張りの厨房が丸見えだ

見えすぎちゃって困るぐらいに丸見えだ

そしてその中では先ほどからウナギが焼かれているのだ

さすがに鰻屋に来てウナギを口にできないのは辛い

仕方がない

頑張るしかないのだ

いつの日かウナギが食べられるような立派な男になるまで我慢我慢

そしてその時は来た

f:id:sababou:20170831155952j:plain

恵那鶏の照り焼き丼 1200円

小鉢、サラダ、味噌汁、漬物付き

「ウォオおおおおお、な、なんだこれは」

予想以上のランチに俺は驚愕した

主役の照り焼き丼はもちろんだが隣の味噌汁がとても大きく美味そうだ

サラダも小鉢も漬物も

詳しく見てみよう

f:id:sababou:20170831160220j:plain

照り焼き丼

こんがりと香ばしく炭火で焼かれている

そしてご飯にはタレが少々

予想通りウナギのタレだ

俺は早速一口食べた

皮がとても香ばしく焼かれている

柔らかい

そして地鶏特有の程よい弾力

噛めば噛むほど染み出してくる鶏の旨味

そして僅かながらにかけられたタレがうまい

このタレの量が絶妙

多すぎると偽ウナ丼に成り下がってしまう

しかし少量にすることで鶏の旨味を最大限に引き出すことに成功しているのだ

これ以上多くても少なくても成立しないタレの量

恐れ入った

f:id:sababou:20170831160707j:plain

忘れいていた

いつもなら糖分の吸収を抑えるために真っ先に食べるサラダだ

その忘れていた理由が

ランチのサラダにしては本格的すぎるからである

実に色とりどりな野菜たち

見てるだけでも楽しくなる一品だ

そして生野菜だけでなく野菜チップスがパラパラと存在している

この野菜チップスにより彩だけでなく食感まで楽しませてくれるのである

1200円なのに、ランチのサラダなのになんて手の込んだ・・・

俺は再び恐れ慄いた

f:id:sababou:20170831161134j:plain

小鉢よ

おまえもか

もはや懐石の一品である

漬物すら見ただけで判断できる確実に美味い漬物

そして事実、美味い

これらだけで酒が何杯飲めることだろうか?

多治見は焼き物職人の町

だからこそスタミナのあるウナギ文化ができたウナギ激戦区だ

そして汗を掻く職人のためなのか東海地方独特なのか味付けは関西の人からすれば濃いめだ

だがそれも悪くはない

決して悪くはないのだ

1200円のランチの小鉢なのにこのクオリティ

三たび恐るべし

f:id:sababou:20170831161429j:plain最後に味噌汁

味噌汁と侮るな

存在感抜群の味噌汁に仕上げてある

野菜や椎茸など具も盛りだくさん

食べる味噌汁となっている

そして何よりこのサイズがいい

飲んでも飲んでも

まだ・・ある・・・・のだ

だめだこんなものを1200円で出しては

お得すぎるではないか!

大名古屋のレアルの焼き鳥丼が日向小次郎なら

ここ弍澤千の照り焼き丼は大空翼

どうやら俺は名駅鶏丼最強2トップを見つけてしまったようだ

今度はウナギを食べてみたい

そしてもう一つの売りの鮎も食べてみたい

今日は本当にいい日だ

また来よう

近いうちに

 

ごちそうさまでした

 

俺は合計1890円を支払って店のパンフレットをもらい外へ出た

店の外には相変わらず人はいない

カウンターにも誰も客はこなかった

通りすがりの人は看板のメニューを見ては立ち去っていく

なんでここで食べない?

こんなに美味いのに

 

 

さてこれからブエルタ観戦

まだ昨日のステージは見ていない

そして今日の夜のつまみはデパ地下で買った

鶏レバフライ

今日は鶏祭りだな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年ブエルタ第9ステージ

2017年ブエルタ・ア・エスパーニャ

第9ステージ

休息日前のブエルタ曰く平坦ステージ

しかし途中には2級山岳があり最後は一級山岳登りゴールだ

1級とはいえ距離は短いが勾配は相変わらずありえない勾配

この日も最後までは動きもないかと思われたが中継が始まってみればキャノンデールがチーム一丸となって必死の形相でメイン集団の先頭を引いている

一体何が起きているのか?

特に横風とかがあるわけでもない

逃げ集団は10人

モビスタ期待の若手ソレルなどが入っている

メイン集団とのタイム差も謎のキャノンデール引きにより2〜3分差でレースが進んでいく

キャノンデールには山岳ジャージがいるがさすがにこの日のゴールを狙うにはやや役不足

メイン集団が逃げを吸収すればフルームにコンタドールチャベスなど倒さなければならない

なんでキャノンデールがやる気になってるのか?

どうやらスポンサー絡みらしい

来期のスポンサーがまだ決まってないとかで

そのための営業活動引きみたいである

ツールではウランが総合2位に入ったのに大変なんだな

俺が大金持ちだったらポケットマネーから10億ぐらい出してやるんだが

2級山岳に入ると逃げ集団は崩壊する

ルドヴィグソンが飛び出しソレルが反応してついていく

結局この二人は残り6キロまで逃げたが

キャノンデールの営業引きには勝てず吸収される

最後のおいしいところはスカイが持って行ったが

振り出しに戻ったメイン集団

あとは1級を登るだけだ

最大勾配18パーセント以上

ブエルタなんで公式発表はあてにならない

まずはバルデが飛び出す

しかしスカイのアシストのニエベにより封じ込まれてしまう

さすがに今日は短い登りだけに最後までアシストに守られたフルーム

すぐ後ろではコンタドールもダンシング

先頭集団は15人ほどに絞られる

今度はデラクルスがアタック

すかさずフルームがチェック

そのままフルームがアタックした

コンタドールもダンシングでくらいつくが徐々に離されていく

ついていけるのはチャベスキャノンデールのマイケル・ウッズだけ

残り200メートルでフルームに追いつくと

ありえないケイデンスで再加速するフルーム

そのうち姫姫歌い出しそうな勢いだ

そのまま独走で激しくガッツポーズ

今年初のステージ勝利となった

そう言われると久しぶりに見たフルームのステージ優勝だ

キャノンデールは仕事した甲斐がありウッズが総合順位を8位にあげた

 

今日仕事から帰ってきて自分のブログをチェックしたら

アクセスが400

更新してもいないのに一体何が?

どうやら北朝鮮のミサイル関係みたいだ

朝早くから仕事してたので全く知らなかった

北海道の上空を通過しとか

トランプは珍しく沈黙

逆にこの沈黙が怖い気がする

 

 

 

 

 

 

 

2017年ブエルタ第8ステージ

2017年ブエルタ・ア・エスパーニャ

第8ステージ

3級山岳が2つあるが勝負どころはゴール直前の1級山岳

スタート直後から激しいアタック合戦

今日のステージも逃げ切りの可能性が高いからだ

しかしその場面は中継されない

中継が始まった時には大集団の逃げが決まっていた

その数21名

有力メンバーとしてはアラフィリップ、マイカなど

その他もヘススエルナンデスやヤン・ポランツ、ブッフマン

特にボーラは3人を逃げメンバーに送り込みマイカのステージ優勝に向けて万全の体制だ

この日スタートできなかった選手が一人

怪我でもなく病気でもない

チームから追放されたバルギルである

バルギルは前日のステージでチームオーダーを無視して集団から遅れたエース、ケルデルマンを助けに戻らなかった

そのためにチームの判断でブエルタから追放となった

ツールで大活躍したバルギルだがすでにフォルトゥネオへの移籍が決まっている

確かなことはわからないが様々な大人の事情が絡んでいる追放なんだろうな

ツールからたった1ヶ月での決裂

もともとサンウェブはスプリンターチームだった

ようやくデゲンコルブ、キッテルのWエースがいなくなり自分の出番かと思われた時に頭角を現したドゥムラン

そして移籍してきた総合エース候補ケルデルマンの存在

フランス人としてツールを走りたい

しかしチームはおそらくドゥムランを選ぶ

そして今回のブエルタではケルデルマンがエースだ

まぁいろいろ以前から不満があったのかもしれない

オランダ軍団VSフランス

どっちにしろサンウェブにしてもバルギルにしてもイメージダウンにしかならない追放処分だ

レースはこの日も何も起こらない

メイン集団はスカイが4分ほどでコントロール

1級山岳まで大事に大事にフルームを運ぶだけだ

やがて勝負の1級山岳が近づく

メンバー3人送り込んだボーラが積極的にレースを動かし始める

ペースアップで力無き者は早めに落とす

デヴリーズがアタックを仕掛けるもすかさずブッフマンがチェックして潰す

このボーラ包囲網から抜け出すのは容易ではない

山頂まで3キロ

ブッフマンが最後の力を振り絞りペースアップ

このペースアップで逃げ集団は完全に崩壊する

ここまではボーラの作戦成功

残ったメンバーはマイカ、アラフィリップ、パウエルス

実力から言ってアラフィリップが残るのは仕方がない

あとは登りの区間でどれだけマイカから引き離せるかだ

積極的に攻撃を仕掛けるマイカ

パウエルスは脱落

ついていけるのはアラフィリップだけである

急勾配の中で何度も何度もアタックを仕掛けるマイカ

しかしアラフィリップは離れない

アラフィリップとしては山頂までマイカに食らいつけば得意の下りと僅かな平坦である

そしてマイカとしてはなんとしてでもアラフィリップを離さなければならないのだが

二人一緒に山頂を通過することとなる

残念ながらその戦いはメイン集団を映していたため分からない

先頭のマイカとアラフィリップはそのままダウンヒル

残り1キロ

ヤン・ポランツが追いついて3人になる

スプリント勝負

さすがにアラフィリップが強い

そのままマイカたちに2秒もの差をつけてステージ優勝となった

 

一方メイン集団はコンタドールが軽快にダンシング

フルームは後方で下を向いている

スカイのアシストがフルームを探している

調子悪いのか?

それともいつものようなペース走方なのかこの時点では分からない

しかし徐々にアシストに引き連れられて上がってくるフルーム

やがてコンタドールにに追いつきアタックした

そこに食らいついたのはコンタドールだけ

この日も新旧王者のタイマンだ

ハイケイデンスVSダンシング

まるで漫画のような戦い

この日のコンタもまるで羽が生えたかのように軽快に登り続ける

対抗するフルームのスーパーハイケイデンス

なんとか1秒でも追いつきたい

そして1秒でも突き放したい

気持ちと気持ちがぶつかり合う

そこに前待ち作戦遂行

逃げから降りてきたコンタドール心の友、ヘスス・エルナンデスコンタドールをアシスト

フルームとコンタドールは協調体制

同タイムでのゴール

その他の総合ライバル勢はタイムを落とした

 

総合の順位ではトップ10以下のコンタドール

しかしレースは完全にフルームVSコンタドールとなっている

お互いにツールを完走している二人

果たしてコンディションがどこまで持つのか?

今日も楽しみだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年ブエルタ第7ステージ

2017年のブエルタ・ア・エスパーニャ

第7ステージ

3級山岳が3つ登場するがスプリントにもなる可能性のあるステージ

問題は最後の3級山岳が石畳の急勾配でゴール直前にあるところだ

間違いなくこの最後の3級山岳が勝負所

そしてそこまでは逃げとメイン集団は平穏なサイクリングをするだけだ

案の定、中継が始まると大きな逃げ集団ができている

その中には怒りの最強逃げ屋デヘントも含まれている

その他有力勢ではBMCのデマルキ、AG2Rグジャール、UAEのモホリッチなどが逃げメンバーに入った

総勢14人の逃げ集団だ

メイン集団はリーダーチームのスカイがコントロール

スカイがコントロールする限りは逃げは安泰

そしてこの日もスプリンターチームはやる気を見せない

やはり最後の3級山岳をこなすのは厳しいと判断してるのかもしれない

これがツールなら登れるスプリンターやパンチャーも多数いるためにステージを狙いに来るチームが多いのだろうが

スプリンターチームのやる気スイッチはどこにあるのだろうか?

ちなみにツールではアシストがフルームのケツを引張叩いたらスイッチが入ったそうなのでフルームのやる気スイッチはお尻にあると思われる

そんなスカイは逃げとの差を8分ほどでコントロールした

途中でバーレーンが横風作戦を敢行するが不発に終わる

その後もしばらくピリピリした緊張感が出るものの決定的な分断にはならない

一時的に逃げとの差も縮まるも再び開き始めた

残り20キロ

逃げ集団

デヘントが仕掛けたことにより動きが出る

ここからは最後の戦いに向けた牽制が入る

誰もが一緒に行きたくないのは元祖登れるスプリンターのロハス

モホリッチが抜け出しグジャールが追いかける

わずかに先行しながら最後の3級山岳へ突入

道幅も狭い石畳の登りだ

バイクとぶつかり単独落車発生

追走集団からはロハスとデヘント、ポランスキーらが合流

デマルキは遅れる

山頂を超えて下りに入るとモホリッチが単独で抜け出した

追走のデヘントも必死に追いかけるが届かず

最後のストレート何回も後ろを確認

そしてジャージの胸を指差してスポンサー様へのアピールからのガッツポーズ

モホリッチが嬉しいステージ優勝となった

全てを出し切ったモホリッチ

ゴール後すぐにバイクから下りて座り込む

泣いているようにも見えた

 

一方メイン集団は何事もないまま集団でゴール

甘いものを食べて談笑しながら200キロのサイクリングを無事に終えた

総合系の順位の変動はなし

勝負は第8ステージ

ゴールまでわずか2kmの場所に1級山岳がある

おそらく最大勾配18パーセント以上

今日もコンタドールの動きに注目したい

そしていかにフルームを丸裸にするか?

そのためには総合系みんなが攻撃を仕掛けないと

フルームのアシストという服は剥ぎ取れない

幸いにもブエルタのフルームはランダ貞操帯はつけていない

 

 

今日は休み

しかしなかなか疲れが取れない

先ほど巨大ショッピングモールへ行ってきた

目的はATMと100円屋だがついでに本屋へ

本など読む暇もないのに一冊購入

しかも結構分厚い

 

銀河鉄道の彼方に (集英社文庫 た 29-5)

銀河鉄道の彼方に (集英社文庫 た 29-5)

 

 宮沢賢治銀河鉄道の夜をベースにした本

早く読みたくて仕方がないが

俺には時間がない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年ブエルタ第4、5、6ステージ

2017年ブエルタ・ア・エスパーニャ

第4ステージ

レースはいよいよスペインへ

下り基調のコースで途中に3級山岳が一つ

後は細かなアップダウンがありそうだがブエルタ的には平坦なカタルーニャのステージだ

まずは逃げが決まる

五人ほどだろうか?

しかし誰が逃げてるのか頭の中に入ってこない

ブエルタになると名前すら知らない選手が増えるからだが

俺自身も睡眠時間4時間の日々を送っているのも影響している

そのために平坦ステージはひたすら眠たくなる

ツールの時のような集中力が保てない

メイン集団はスカイがコントロール

気がついたらクイックステップなどスプリンターチームのコントロールに変わっていた

デゲンコルブは体調不良らしい

こうなるとトレンティンの独壇場か?

逃げが3級山岳に入るとメイン集団とのタイム差は3分へ

逃げのメンバーも二人に絞られる

こうなるとメイン集団にも余裕が出てくる

それほど必死に負わなくても捕まえられる

そうなると俺も眠くなる

一旦開いたタイム差もゴールが近づくに連れて縮まっていく

そして残り8キロで逃げ吸収

後は集団スプリントへ持ち込むだけだ

残り7キロで飛び出す奴が出るが吸収

連続するロータリー

落車発生

ポッツォヴィーヴォやダニエル・モレーノが巻き込まれる

ゴールまで3・5キロ

救済措置はない

後500メートル進んでいれば・・・

クイックステップはアラフィリップが引く

相変わらず贅沢なチームだ

しかし選手の流出が止まらない

やはりスポンサー撤退の噂は本当なのだろうか?

残り1キロ

オリカへの移籍が決まっているトレンティンからステージ勝利をプレゼントされたランパルトが今度はトレンティンを勝たせるべきリードアウト

残り400

ロットNLユンボのロバトがスプリント開始

すかさずトレンティンも反応

鋭い加速

ロバトをぶち抜く

誰も追いつけない

後続は「待ってよ!トレンティン」状態

後ろを確認

確信

ガッツポーズでマッテオ・トレンティンが3大グランツールでのステージ勝利を達成した

長年お世話になったクイックステップで素晴らしい仲間とともに、この偉業を達成できたことが誇りだと語った

ちなみに三大グランツール全てで勝利している選手は長い歴史上で93人しかいない

 

第5ステージ

勝負所の山岳ステージ

最後は最大勾配20パーセントの3級山岳登りゴールだ

ブエルタはとにかく登りゴールが多い

そしてやたらと勾配がきつい

あの化け物のような選手たちでさえ蛇行して登るシーンも多々見られる

2級3級2級2級3級登りゴール

ブエルタの山岳設定は当てにならない

中継が始まると大人数の逃げが決まっている

その中にはアラフィリップも含まれていた

そして体調不良だったデゲンコルブはブエルタから去ることとなった

メイン集団はスカイがコントロール

スカイ的には逃げ切られても問題はない

最後の3級でのライバル勢との戦いに備えて力を温存しながらレースをコントロールする

そのために逃げ集団はメイン集団との差をどんどん広げていく

ほぼ逃げ切り確定

山岳をこなす中で、やがて先頭はハラーとルツェンコの二人になった

残り10キロ

追走の逃げ集団からは30秒差

メイン集団とは7分30秒差だ

逃げ切り確定

最後の3級山岳に入る

スプリントのリードアウト要因でもあるハラーはさすがにキツイ

そして脱落

残されたのはルツェンコ

一人、先頭で逃げる

そしてゴール

ステージ優勝はアスタナのルツェンコだ

一方メイン集団は最後の3級山岳に6分遅れで突入

メイン集団はメイン集団で相互争いが始まる

スカイのペースアップ

最大勾配20パーセント

まずはバルデ、ルイコスタが餌食になる

残り600メートル

アシストを使い切ったフルームがアタック

この日も最初にチャベスが反応

しかしその他総合系もくらいつく

今年で引退のコンタドール

俺も忘れるなTJ

この日のコンタドールは調子のいいコンタドール

あとわずかで見納め軽快なダンシング

そして通常通りハイケイデンスのフルーム

しかしこの日はコンタドールがフルームの前でゴールラインを通過した

そして遅れるアル、ニバリのイタリア人

チャベスコンタドールたちと同タイム

やはり調子は良さそうだ

 

第6ステージ

先ほど見終わったばかりの第6ステージだが

すでに誰が勝ったのかすら忘れかけている

頭の汚れで思い出したが

それ以上に総合バトルが印象に残っているステージだ

この日も山岳がぽこぽこと続くステージ

最後は下ってゴールだ

中継が始まると前ステージ以上の大集団の逃げが決まっている

有力選手はLLサンチェス

そして次第にバラバラとなっていく逃げ集団

生き残り合戦が始まる

相変わらず眠たい俺

中継が今どの集団を写してるのかさえわからなくなる

かろうじてわかるのはメイン集団ぐらい

とにかく逃げ集団は動きが激しい

誰が誰なのか頭が回転しない俺には理解できない

やがてメイン集団でも動きが活発化する

この日も宣戦布告をしたのは今年で引退、かつての絶対的王者コンタドール

アシストのペースアップから放たれ軽快に踊りだすコンタドール

まるで全盛期を見てるかのような走りが戻ってきた

軽快なダンシングでぐいぐいとライバル勢を引き離す

たまらずチャベスもこの日は遅れをとる

そしてまたもニバリは登れない

コンタドールのペースアップで逃げとの差もどんどん縮まっていく

絶好調のコンタドールにフルームが必死でくらいつく

新旧王者同士の力と力の勝負

アシストを失い丸裸のフルームが珍しくムキになっている気がした

しかし完全に決着はつかず山頂をクリア

すると今度は落車発生

TJが激しく吹っ飛んでいる

一体何が起きたのか?

どうやら怪我はそれほど酷くなそうで一安心だが

TJはタイムを落としてしまう

やはり彼は持っていない

メイン集団はコンタドールが積極的に引き続ける

コンタの調子がいいとレースは面白い

しかし下り区間で遅れた総合勢も追いついてきた

その中で取り残されたのが総合5位のクイックステップのデラクルス

このためにメイン集団もペースは落とさずに先頭を追走する

残り20キロ

逃げと差が10秒を切る

もはや吸収か?

しかし逃げ集団は最後の悪あがき

はたまた敢闘賞アタックか?

最後の最後まで抵抗を続ける

気がつくと3人が再び逃げ始めている

しかもメイン集団との差も広がっている

差が縮まらないままゴールへと近づいていく

メイン集団からも再びLLサンチェスが逃げを追うべく飛び出す

メイン集団はほぼ「どうぞどうぞ」状態

逃げ切り確定

後は3人でのスプリント勝負だ

マス、マルチンスキー、ポリャンスキー

スペイン人一人VSポーランド人二人だ

残り100

マスが仕掛ける

番手からマルチンスキー

結局マルティンスキーが他を寄せ付けず逃げ切り勝利を飾った

ゴール後にヘルメットを脱ぐマルチンスキー

頭が日焼け?

タオルで拭くと瞬時に綺麗な頭に

どうやら汚れみたいだ

追走のメイン集団は一塊でゴール

デラクルスが遅れて

落車のTJは2回目の軽い落車でさらにタイムを落とした

 

第1週目から相互争いが面白い

今の所調子がいいのはフルーム、コンタドールチャベス、ロッシュ

運のないTJに登りで遅れがちなニバリ

波のあるアル

まだまだブエルタは始まったばかりだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年ブエルタ第2、3ステージ

2017年のブエルタ

相変わらず俺は疲労困憊の中でテレビ観戦している

第2ステージはブエルタには珍しい平坦ステージ

それだけに各チームピュアスプリンターは連れてきていない

スプリント力のあるパンチャーや登れるスプリンターがちらほらいるだけだ

その中ではトレックのデゲンコルブとクイックステップのトレンティンが注目選手だ

中継が始まる

どうやら逃げがいない

横風に備えて総合系のチームが危険回避で先頭付近を陣取ってるために逃げが決まらなかったみたいだ

そしてスプリントチームも少ないので集団をコントロールするほどやる気はない

レースは集団一かたまりの中で慎重に進んでいく

途中途中で横風分断の動きが出るか決定的な攻撃とはならない

ぼぉーとした頭で観戦してる俺にはこういった動きのないレースはありがたい

途中の小さな橋で落車が起こる

初出場の若い選手が早くもリタイアとなるのはかわいそうでならない

残り32キロでカチューシャが横風分断大作戦を開始

すっかり忘れてたザッカリンの存在を思い出す

だがこれも決まらない

レース後半はくねくねと進路方向がよく変わる

残り9キロで今度はスカイが横風分断大作戦

下り基調の中、スタナードが時速80キロという超高速で引き倒す

そして残り3キロ切ったところでクイックステップが動き出した

さすが風を知り尽くしたベルギーのチーム

ようやく決定的な攻撃となり集団は粉々に破壊された

先頭にはトレンティンもしっかり入っている

完全にクイックステップの作戦成功だ

そしてこのまま集団スプリントかと思われた残り1キロ

トレンティンを引いていたランパルトが単独で飛び出す

おそらく現場での判断だろう

突然チームメイトからの「GO!GO!GO!」

絶妙なタイミングで伏兵ランパルトを発射

TTが得意なランパルトは後続をぐんぐん引き離し独走に入る

一方チームメイト二人はしっかり追走集団を抑えにかかる

仮にランパルトが捕まってもトレンティンで狙う作戦だ

しかしそんな心配は無用

そのままランパルトが独走でグランツール初のステージ優勝となった

2着にはトレンティン

まさに完璧なレースとなった

そして移籍が決まっているトレンティンの置き土産

ランパルトはマイヨロホも獲得した

 

第3ステージ

早くも総合争い勃発が予想される山岳ステージ

頭が回転しない俺にも辛いステージだ

しかもいきなりレース開始からの長時間放送

どんだけ俺の睡眠時間を削れば気がすむのか?

録画しての暇を見てはの観戦だ

レース後半までは内容は全く頭に入ってこない

数人が逃げてるみたいだがどうせ奴らは捕まる

気がついたらアタプマとルイコスタがメイン集団から抜け出している

アタプマが全力でルイコスタを引いていく

あっという間に逃げ集団を飲み込んでいくUAEの二人だが

さすがにスカイが黙ってはいない

逃してはいけない二人の飛び出しにスカイが本気で追いかけると

これまたあっという間に二人は山頂付近で捕まってしまう

そのまま下りに入る

下りで先頭の逃げも吸収されてしまう

下りが終わりわずかな平坦区間のスプリントポイント

スカイが一人飛び出した後でもう一人のスカイがスプリント開始

「フルームだ!」

意表をついたフルームのスプリントに誰も反応できず

フルームがボーナスポイント3秒を獲得する

たかが3秒されど3秒

のちにこの3秒が非常に大きな意味を持ってくる

スプリントポイントを通過すると最後の2級山岳が始まる

やや遅れるフルーム

やはりスプリントで力を使ったのが響いているのか?

そして調子が良さそうなのはチャベス

しかし調子の悪そうな時ほどアタックして独走に持ち込むのがフルームだ

常に下を向いてくねくねしてるだけに見た目では判断できない

山頂まで残り1キロ

案の定ここでフルームがアタックを仕掛ける

反応できたのはチャベスだけ

その他の総合ライバル勢は遅れをとる

そのまま山頂を通過

あとは下ってゴールだ

下りでバルデとアルが協調体制をとって追撃開始

先頭のフルームたちに追いつく

下り区間が終わると追走のニバリたちも追いつき

総合系エース同士の先頭集団になる

まるで漫画みたいな展開

漫画とは違うのはお互いに牽制が入ること

漫画なら全員が全力でゴールまで突っ走る

残り1キロでフルームがアタック

しかし決まらない

再び訪れる牽制

探すタイミング

残り300

ニバリがここでアタック

そのままライバル勢を引き離しそのままゴール

右手を頭の上に乗せる「サメの背びれ」ポーズでのゴールとなった

久しぶりに見たニバリのブエルタステージ優勝

総合優勝した2010年の第20ステージ以来だそうだ

第3戦目ですでに動いた総合争い

コンタドールは途中で失速

どうやらバッドディみたいだ

被害を最小限に抑えるべくアシストに守られなんとかゴールしたが2分33秒遅れてしまった

そしてマイカも2分35秒遅れ

早くも総合争いから脱落者が出てしまった

最後のブエルタだけにコンタの失速は残念でならないが過去には大きなタイム差を意表をつく攻撃でひっくり返して来ただけに何とか頑張ってほしい

ステージでもいいので勝つところを見てみたい

 

そしてマイヨロホは中間スプリントの3秒が効いて

早くもフルームが総合トップとなった

やはり取れるところでは1秒でも稼ぐ

1円を笑う奴は1円に泣くのだ

 

 

 

 

 

 

 

ブエルタ2017開幕

今年もブエルタが開幕した

まずは南フランスのニームからスタートとなる

バルセロナではテロが起きたばかり

とにかく何事も起こらないで欲しい

個人的に仕事が忙しく事前情報は入れていない

疲れ切った頭で観戦してるとレース内容が頭の中に入ってこない

しかし幸いに初日はTTT

チームタイムトライアル

まずここで出場選手を把握する

結構な豪華メンバーが出てるがツール組のコンディションが心配だ

そしてこれが最後のコンタドール

さすがにツール明けで総合は厳しいだろうがステージだけでも取って欲しい

モビスタはキンタナ、バルベルデのWエース不在で一気に寂しいメンバー

来年はスカイからランダが移籍してくる

その他注目の移籍情報ではクリストフがUAEへの移籍ほぼ確定

カチューシャのスポンサーはドイツのアルペシン

そのためにカチューシャとしてはドイツ人のスター選手がトニーマルティン意外にも欲しいところ

そこにクリストフ移籍で空いたスプリンター枠にキッテルがクイックステップから移籍してくる

そのキッテル不在のクイックステップのスプリンター枠にはスカイからヴィヴィアーニとトップスプリンターの玉突き移籍が決定した

とは言っても既にクイックステップにはガビリアという将来有望なスプリンターも在籍している

奇しくもオリンピックのトラック競技で戦ったライバル同士である

そしてロンドンではヴィヴィアーニが金を獲得している

ツールで大活躍のサンウェブのバルギルはツールをエースで走るためにフォルティネオへ移籍

今回のブエルタにも出てるがサンウェブのエースはケルデルマンである

初日のTTTは狭い道もあり落車が多発した

そんな中でBMCが第一ステージを勝利して各種ジャージを総取りした

オリカはチャベスがエース

調整のツールでどれだけコンディションを上げてきたか?

個人的に一番応援したい選手でもある

そのオリカからは歴史に残るスゴイ双子

サイモンとアダムのイェーツ兄弟も揃って出場

どちらがお兄ちゃんなのかは未だにわからない

兄弟出場といえばバーレーンメリダのニバリ兄弟

ツール回避のニバリ

ここで勝てなくてどうする?

彼が調子よくないとブエルタは盛り上がらない

ニバリの元同僚のアルもツールに続いて出場

やはりコンディションが厳しいか

アスタナも天国へ旅立ったスカルポーニ、怪我のフグルサングと台所事情は厳しい

ツール出場組ではバルデも出る

狙うは表彰台

そしてAG2Rはポッツォヴィーボも出場

小さい選手はどうしても応援したくなるのだ

その他総合の注目はボーラのマイカ

ロットNLユンボのクライスヴァイク

ブエルタは伏兵が活躍するだけに誰が勝つかは予想がつかない

しかしスカイからはフルームが出場

おそらく優勝候補筆頭だろう

 

まだ疲労から頭の回転が遅い俺ではある

インナーローでようやく回せるぐらい疲れている

なのでとりあえず総合の予想だけ

マイヨロホはチャベス

2位 ニバリ

3位 フルーム

 

このぐらいの波乱なら起きそうだな

TTって何キロなんだろ?

 

そういえばJスポーツのプレミアが録画放送が増えてたので調べてみたらダゾーンにプレミアも取られてたんだな

個人的には録画して見るので生じゃなくても構わなない

妊娠するリスクも無いし

生がいいのは真夏のビールぐらいだな

さんまも生より丸干しの方が好きだ

でもスカパーやJスポーツが心配

とりあえずダゾーンと契約するつもりは無い

 

早くも夕方4時か

まだ仕事が残ってるがどうしてもやる気が出ない

若い頃のように気合と根性では乗りきれなくなってきた

歳はとりたくないな

電卓叩いても毎回出てくる数字が違う

いい加減イライラしてくるが

全ては俺のミスである

甘いものが食べたい

やはり疲れてる時には甘いものだな

取り合えずストックしてあるのは

とらやのミニ羊羹と金沢の森八の葛饅頭入りのお菓子「季すずやか」

さてどうするかな?