鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

1斤68円の食パン

先日のことである

俺は行きつけのホムセンへの通り道にあるドラッグストアに寄ってみた

ここでは葛根湯を買うのみで他のものは買わない

何故か葛根湯だけはこの店が一番安いからである

そしていつものように俺は葛根湯を購入した

他のものは買わないと言っても暇なので一応店内はチェックして回る

とくに賞味期限が迫ったお菓子類などは要チェックだがろくな物が無い

そしてある物が目についた

1斤68円の食パンである

俺が知る限りは最安値だ

メーカーは某大手メーカー製

俺が大体いつも買う食パンの価格帯は98円である

たまに羽振りが良い時は140円程度の超熟などの普通の食パンを買うのだが

買うまでに5分ほど悩むことになる

もともと食パンは好きでパン屋の食パンなどは何にも付けずにそのままむしゃむしゃ食べたりするのだが

小麦粉が値上がりし出して普通の食パンが高価になり各メーカー激安系食パンが主流となってしまった

これらのパンは流石に焼かないと美味しく無いのである

焼いて何かを付ければまぁ食べられないことは無い

そして今回の68円の食パンである

丁度食パンを切らしていた俺は物は試しだと購入してみた

翌日の朝に俺は恐る恐る68円の食パンを1枚焼いて食べてみた

味がしない

俺が花粉症を患ってるからなのだろうか?

トーストした時に表面のサクサク感はあるのだが、中のもっちり感は皆無だ

そして味がしない

その時の俺はいつものように納豆トーストにして食べたのだが

今までで一番不味い納豆トーストだった

納豆トーストの納豆は3パック48円というアメリカ産の大豆(遺伝子組み換えではない)を使用した納豆でも美味しく食べられるのだが

納豆トーストのパンの部分を最安値の68円ものに変えると・・・

とても・・・不味いのである・・

もちろん納豆も高級品にしてパンも高級品にすれば最高に美味い納豆トーストが食べられるはずだが流石に毎日食べる物で朝からそんな贅沢は出来ない

俺は5枚切りを1枚食べるだけなので一斤98円の食パンだと1枚あたり約20円だ

そして納豆は一番多く購入する価格帯が88円で一パックだと30円ほど

つまり俺の朝食は一食50円ほどなのである

これをそれぞれ最安値品にすると食パンが1枚あたり14円で納豆が一パック16円となり一食あたり30円となるのだ

その差20円

不味いことさえ我慢すればカロリー的にもほぼ同じである

1日20円の節約で一ヶ月だと620円も節約できることになるのだ

620円と言えば物によっては文庫本が一冊買える値段

そして外食のランチ時に生ビールの中ジョッキが一杯飲める値段である

毎朝少々不味いのを我慢して食べるだけで月一の贅沢が手に入ると言うことに俺は気づいてしまったのだ

最初はあれほど不味いと思っていた激安系の98円食パンや第3のビールや2リットル800円ほどの紙パックの日本酒なども慣れてくれば、まぁなんとか我慢出来てしまう

一斤68円の食パンもいずれはこの味が標準だと思えるようになるのかもしれない

しかしこんなことやってるから価格競争で商品はどんどん安くなり

そのツケが味と食の安全に関わってくるのだろうが

中国産の鶏肉は薬漬けでかなりヤバイらしい

食べ続けると抗生物質が効かない体になるそうだ

コンビニなんかでも中国産の唐揚げが店頭に並んでるそうだが俺はコンビニではあまり買い物をしないので良く知らない

スーパーでも国産と表記されている唐揚げもあれば無表記の激安系も売っている

食べれば味は歴然なのだ

やはり無表記系は手を出さない方が良いのだろうな

激安弁当の総菜もヤバそうだし激安外食チェーンも同じだろうな

国産であれば国産だということを全面に出してアピールして来るはずだし

さらに地鶏なら地鶏を全面にアピールしてくる

地鶏でなければ大抵の場合は「国産若鶏」の表記である

いわゆるブロイラーだが国産なら良しとしなければ

先日は中国から持ち込んだ生の鶏肉から鳥インフルエンザが検出されたそうだし

やはり国産表記の無いのは辞めた方が無難かもしれないな

タイ産やブラジル産もまだ表記はされてるし

結局無表記なのは中国産だけ

逆に考えれば無表記イコール中国産となる

そういえばサンドイッチのサブウエイの鶏肉に大豆がかなり含まれてるというニュースがあったが俺なんかは逆にヘルシーだしいっそのこと100パー大豆でも良いんじゃないかと思ってしまう

まぁサンドイッチに限ってだが

ソイチキンサンド

食べてみたい

パンのかわりにライスサンドにして精進料理にもなるな

これで後ろめたさを感じることなくお坊さんでも食べれるって寸法なのである

 

いつのまにか話はずれてるが

今年は花粉は飛んでいるのだろうか?

コレからなのだろうか?

とりあえず今は薬で抑えれるレベルではあるが

周りで誰もクシャミしていないので実はまだ花粉は飛んでないような気がしてしまうのだが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ホワイトデーの仕掛人は全飴協

今日はホワイトデー

俺自身はバレンタインデーとは縁のない人生を歩んで来てるのでホワイトデーなんか完全に忘れていた

朝起きて何となくめざましTVを見ていて今日がホワイトデーだと言うことを改めて認識したのだ

そういえば今月の始めにデパ地下のスイーツコーナーではカップルがわんさか群がっていて何やら限定商品があるみたいなので俺も覗いてみたら「ホワイトデーのお返しにどうですか?」なんて言われたので「義理チョコすら貰っていないので返す必要は無いのです」と答えたら店員のお姉さんも返答に困ってしまった

俺はただ自分で食べたいからと言うか試食目当てで覗いたのだが

なんかお互いに気まずい雰囲気になってしまったことを思い出したのだ

今から思えばあの時はやたらハート形のスイーツが売られていたような気がする

 

ホワイトデーはある日突然に騒がれ出した

俺が小学生の頃だったかなぁ?

何故か突然出現したイベントなのである

後にホワイトデーは日本独自のイベントだと知ることになるのだが

当時はマシュマロを送るとかTVでやっていて「マシュマロなんか貰っても嬉かないだろうに」とマシュマロがあまり好きでは無い俺は思っていたのだ

そんなホワイトデーの今日の昼に俺はいつものように58円のサンドロールを食べながらスマホをいじっていた

いい加減食べ飽きたサンドロールではあるが58円で昼飯を済ませられるメリットは非常に大きい

そして1個しか食べないので350〜400キロカロリーと低カロリーなのだ

おそらくOLよりも少ないカロリー摂取かもしれない

たった1個のサンドロールを少しずつ良くかんで食べれば結構腹が膨れるのである

栄養に関しては全くダメな食べ物であるが動く為のエネルギー補給としては優れているのだ

とりあえず夜まで体が動けば良い

そんな俺だがある記事が目についた

ホワイトデーの歴史とか書いてある

興味を持った俺は記事を読んでみた

ホワイトデーという言葉を初めて使ったのはアメ菓子の組合

全国飴菓子工業協同組合(全飴協)だった

そしてホワイトは飴の原材料である砂糖の白

この飴の組合が3月14日を「キャンディーを贈る日」として1980年に第一回ホワイトデーが開催されたそうだ

確かに俺が小学生の頃だ

当時複数の企業が自社商品でホワイトデー商戦を繰り広げていたそうだがとても小規模だったそうである

そしてコンサートなどの大規模なイベントでキャンペーンを展開して徐々に知名度を上げて行ったそうである

やはり裏には電通などの広告代理店が絡んでたんだな

その後1984年には55億円85年には70億円の売上があったという

いったい誰がそんなに飴を買ったのだろうか?

不思議である

少なくとも俺の周りでは飴を贈った奴は一人も存在しなかった

大都会の東京のみで行なわれてたのかもしれないな

しかし飴業界は自分たちでホワイトデーを独占したい訳ではなく幅広い業界に広まって欲しかったらしく特別に飴を贈るのではなく様々なプレゼントがお返しとして贈られるようになったそうだ

ただその他の贈り物と一緒に飴を添えて欲しいと言うのが全飴協の願いなのだ

しかしたぶんこの飴業界のささやかな願いを知っている人は少ないと思われる

飴なんか安い物だ

残念ながら俺は義理チョコすら貰えない男なので女性に飴を贈ることは出来ないが

全国のモテ男達は是非飴を添えてプレゼントしてあげて欲しい

のど飴や黒飴など

と思ったらどうやら3月は飴の売上が一番多いそうだ

果たしてホワイトデーの効果なのか?ただ単に花粉や季節の変わり目で、のど飴とかが売れてるだけなのか?俺には分からない

そして何故マシュマロ?

確かに色は白色だが

これにもちゃんと仕掛人が存在したのである

福岡にある和菓子屋の石村萬盛堂が3月14日を「マシュマロデー」として1978年から自社製品の菓子「鶴乃子」を売り出したそうだ

ん?1978年?

どうやらこの石村萬盛堂さんが3月14日を「バレンタインデーのお返し日」としてマシュマロを使ったお菓子を贈ろうとキャンペーンをしたそうだ

つまり「ホワイトデー」なる言葉を作ったのが全飴協で

「バレンタインデーのお返し日」を作ったのが石村萬盛堂さんなのだ

そう言うことか

このマシュマロが回り回って当時はホワイトデーにはマシュマロのイメージが出来あがってたんだな

ネットなんて無い時代だからTVやラジオでの話が口コミでジワジワと広がったのだろう

そして伝達する間に微妙に変化してホワイトデーにはマシュマロを贈ろうと言うことになったと想像されるのだ

ただ石村萬盛堂さんはあくまで「マシュマロデー」であり決して「ホワイトデー」では無かったのである

しかしマシュマロデーでの浸透は弱く売上も伸び悩んだ

そこでマシュマロの白を想起させる「ホワイトデー」として広めて行きましょうという提案がアリ了承したそうだ

そして決して飴やマシュマロに捕われること無く幅広いお返し商戦へと進化して今に至るそうだ

やがて時代はバブルになり3倍返しが当たり前の時代に突入

バブルがはじけてもその名残だけは残っていると言った所だろうか?

俺は全くバレンタインデーとは縁のない男なので一般の人が何を贈るのかは知らない

TVを見ていると下着を贈るとかのキャンペーンを展開していた時期もあったが

あれは成功したのだろうか?

 

結局贈り物って相手次第だからな

まぁ俺には関係のないイベントではある

でも歴史を知ると飴だけは買ってみようかなと思うのであった

自分でなめるけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017パリ〜ニース第8戦

2017年パリ〜ニースの第8戦

最終決戦である

31秒差をひっくり返したいコンタドールと死守したいエナオモントーヤの争い

この日は距離も短く高速の山岳バトルが予想されたが

中継が始まると最後から二つ目の1級山岳で既にパンタノが最後かのような引きを見せている。残り51キロだ

昨日に引き続き強力な引きを続けるパンタノ

今日もコンタドールが攻めの走りをするかと思われた所、残り50キロ地点で早くもコンタドールがアタック

まさに中継が始まるのを待っていたかのようなアタックである

実況解説も見てる側もまだ頭の整理が付いていない

何名の逃げがあってどの位置にコンタがいたのか?そして他の総合のライバルは?

コンタドールのアタックに最初はエナオも必死に食らいつくが次第に遅れ出す

どうやら24名という大量の逃げがあったみたいだが1級山岳に入りパラパラと逃げのメンバーが千切れてくる

そんな集団を吸収しながらコンタドールは単独で走り続けた

やがてマイケル・マシューズがチームを超えてコンタドールに協力する

今年からサンウェブで走るマシューズ

サンウェブはジャイアント・アルペシンからスポンサー変更になったチームだ

ジャイアントから離れたアルペシンは今年からカチューシャ・アルペシンとしてカチューシャのスポンサーになっている

本当に毎年ややこしい

そんなマシューズの協力を得てコンタドールは後続との差を少しずつ広げて行く

残り46キロ地点でその差は35秒を超えた

残り41キロ地点でエナオのグループが後続のメイン集団と合流

この中には総合争いのメンバーが勢揃いしている

そしてスカイのアシストも含まれている

アシストと先頭を引いてくれる他チームの協力を得たエナオであったが先頭ではUAEコンタドールに協力して引き始めてその差は40秒を超えてしまう

残り22キロ、42秒差をつけて先頭のコンタドールグループは最後の1級山岳へ入る

21キロ地点で50秒差

追走のメイン集団ではアシストを使い切りエナオ自身も引き始める

しかしコンタとのタイム差は少しずつだが開いて行く

先頭はコンタドール、デラクルス、ソレール

クイックステップのデラクルスは後続にアラフィリップとDマーティンがいる為に先頭交代はしない

モビスタのソレールはステージ狙いと表彰台狙いのゴルカ・イザギーレが後続にいるのでこれまたコンタには協力はしない

ただひたすら一人で先頭を引き続けるコンタドール

後続ではリッチーポートがアタックを仕掛けるなどして追走のペースアップを計るが差は無情にも広がって行く

エースばかりの集団なので中々ペースも上がらない

社長ばかりの集団では仕事がはかどらないようなものであろう

「仕事してるのうちばかりでしょ」「お前も引けよ」「いやいやここはあなたが引いて下さい」「うちは関係ないし」様々な思惑が絡んでいる追走集団だ

なんとか自分の力を使わずにコンタに追いついてもらって最後に飛び出してやろうと誰もが考えてしまうのだ

一方先頭ではコンタドールが一人で引くしかない展開なのでただひたすらゴールを目指すだけである

残りの二人は金魚の糞のようにくっついて最後の最後でコンタドールを差してしまえばいいだけなのだ

と思ったらソレールがいきなり飛び出した

しかもコンタドールとチームカーのポポビッチが話している所を引き裂くかのような不意打ちアタック

ソレールの不意打ちアタックにコンタドールは付いて行けない

デラクルスもここは様子見なのかコンタドールと一緒に走ることを選択した

そして何故か突然前を引き出した

ステージを取れとのチームオーダーなのか?後続にチームメイトが2人いるのに?

ステージ優勝に向けてガンガン走るソレールだったが下りで協力体制となったコンタドールとデラクルスに追いつかれてレースは振り出しに戻る

その後の中間スプリントでコンタドールがボーナスタイムを2秒GET

コンタとエナオのタイム差は微妙なラインで推移していく

残り5キロでタイム差は37秒

しかもライバルチームのデラクルスまで引いてくれるありがたさ

そこで引いて大丈夫なのか?と見てる方も心配してしまう

やっぱりDマーティンの総合よりデラクルスのステージなのだろうか?

残り2キロで28秒差

おそらくボーナスタイムを含めて数秒の争いになる

もうTV画面から目が離せない今年のパリ〜ニース

ダゾーンでティレーノを見てる場合ではないのだ

追走はバーレーンメリダの協力を得て先頭に迫り来る

先頭ではついに残り1キロを切りコンタドール、デラクルス、ソレールのスプリント勝負に

デラクルスの戦略でソレールが遅れコンタドールとデラクルスのスプリント勝負

しかしコンタドールにはゴール前での駆け引きをする暇は無い

ただ1秒でも早くゴールを目指すだけ、その為にコンタドールに付き位置で良いデラクルスが最後にコンタドールを交わしてデラクルスがステージ優勝となった

コンタドールは惜しくも2位でゴール

ボーナスタイムは6秒GETだ

そして後は待つだけ

後続のエナオのタイムを

後続もかなりスピードが上がっている

タイム差が18、19、20、21

エナオモントーヤゴールラインを通過した

 

パンタノがコンタドールに声をかける

言葉は分からないがダメだったみたいな雰囲気が伝わってくる

コンタドールへのインタビューが始まる

残念そうな表情を見せるコンタドール

そして結果が出た

 

その差2秒

たった2秒差でチームスカイのセルジオルイス・エナオモントーヤが総合優勝に輝いた

サイクルロードレスは人生と同じである

あの時ああしてれば、過去を振り返っても既に遅い

長いレースの中で瞬間瞬間の判断が2秒の差となり勝敗を決める決定的な差となってしまうのである

 

総合成績

1位 セルジオルイス・エナオ(チームスカイ)      

2位 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード)   +02秒
3位 ダニエル・マーティンクイックステップフロアーズ)   +30秒
4位 ゴルカ・イザギーレ(モビスター)            +1分"
5位 ジュリアン・アラフィリップ(クイックステップフロアーズ)+1分22秒
6位 イルヌール・ザカリン(カチューシャ・アルペシン)    +1分34秒
7位 ヨン・イサギレ(バーレーンメリダ)          +1分41秒
8位 ワレン・バルギル(サンウェブ)             +4分07秒
9位 サイモン・イェーツ(オリカ・スコット)         +4分39秒
10位 トニー・ギャロパン(ロット・ソウダル)         +9分14秒

 

ポイント賞

ジュリアン・アラフィリップ(クイックステップフロアーズ)

 

山岳賞

リリアン・カルメジャーヌ(ディレクトエネルジー)

 

新人賞

ジュリアン・アラフィリップ(クイックステップフロアーズ)

 

チーム総合

クイックステップフロアーズ

 

終わってみれば最終日にステージ優勝をGET、総合3位にDマーティン、ポイント賞と新人賞にアラフィリップ、そしてチーム総合に輝いたクイックステップは大成功の最終日であった

スカイもフルームが観客として見守る中でなんとか総合優勝

エナオ自身もキャリア最大の勝利である

トレックも新戦力のパンタノとコンタドールの活躍。ツールが楽しみだ

 

それにしてもやはり今年はJスポーツでフランドルが見れないらしい

ミラノサンレモもアムステルゴールドレース

なんか寂しい春になりそうだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

41歳男が正当な理由無く懐中電灯を携帯して現行犯逮捕とパリ〜ニース第7戦

福岡県でのできごとである

福岡県大野城市にて41歳の土木作業員の男が軽犯罪法で現行犯逮捕された

その理由が「正当な理由が無く懐中電灯を持っていたから」と言うのだ

懐中電灯と言うのは「他人の邸宅又は建物に侵入するのに使用されるような器具」に当たり他にはハンマー、タイヤレンチ、金槌、ニッパー、スパナ、ボルトカッターなど様々な物が該当するという

そして過去にはペンライトの携帯でも裁判で有罪判定された例があるというのだ

ちなみに俺は自家用車、仕事の車に懐中電灯は常備してある

それは仕事での使用や夜間に車の故障や道路への落とし物などに対処する為であるが

そもそも小さなマグライトは常に持ち歩いている

だいたい吉田カバンの某シリーズにはカバンにマグライトが付いて販売されている物もあるのだ

では何故懐中電灯を持ち歩くのか?

それは夜間や暗い場所で何かが起きた時に使う為である

いわば「あったら便利だなぁ」の用心のため

まぁ最近ではスマホに懐中電灯アプリがあるので小さなマグライトは必要ないのだが

「ん?」「ちょ、待てよ」

スマホに懐中電灯アプリがあるということは、スマホ以外の懐中電灯を携帯する正当な理由が無くなる可能性もある訳である

「だってあんたスマホ持ってんじゃん」なんて警察に言われたら何も言えないであろう

そうなるとスマホを携帯すること自体がもはや犯罪?

「あんた何でスマホ持ってんの?そのスマホの懐中電灯アプリ使って泥棒でもしようとしてんじゃないの?」と警察に言われたら気の弱い人は「ごめんなさい」と言ってしまうかもしれない

果たして「いつか使う時が来るかもしれないから携帯してます」と言うのが正当な理由になるのか?

それで人生が決まってしまうのかもしれないな

ドラマの北の国からでは五郎さんが雪に埋もれた時に、たまたま携帯していたナイフのおかげで一命を取り留めた話があった

俺が小学生の頃は鉛筆はナイフで削るように指導されていたので常にランドセルには肥後守を常備していた

大人になってからも様々な用途で使用する為に10徳ナイフみたいなものは持ち歩いていた。俺のはレザーマンの奴でペンチとして使える奴だが

ナイフも缶切りもドライバーも付いているのだ

コレは自転車で遠出する時なんかも携帯するが、たぶんこれもダメなんだろうな

「自転車のワイヤーを引っ張る為」とか説明しても意味通じないんだろうな

たぶん「普通のペンチでいいでしょ」とか言われるのだろうが出来れば自転車旅の時は小型に一つにまとめたい物である

そしてこれらは万が一の時の為に携帯するだけであって必ず使用する物ではない為に果たして「正当な理由」と判断されるのかどうか疑問でもある

そもそも俺のロードバイクのサドルバックには常に小型の工具と小型のハサミが積んである

そしてそれらは「隠して携帯」と言う非常に不利な条件に当てはまってしまうのだ

警察がその気になればいくらでも逮捕出来る

果たしてどこまでが正当な理由になるのか?

非常に興味深い事件である

 

そういえば10代の頃は護身用として車に馬鹿でかいマグライト積んでたけど

あれなんか確実にアウトなんだろうな

 

 

パリ〜ニース第7戦

クイーンステージである

最初に2級を登って1級を超えるしばらくアップダウンを繰り返して1級登って1級の登りゴール

確実に総合が動いてしまうステージである

1位のアラフィリップと2位のギャロパンは「そこそこ登れるパンチャー」でありクライマーではないからである

調子が良ければトップクライマーにも付いて行けるが・・・・

もう平坦ステージは無いだけにこの日でデマールとコカールのスプリンターがリタイア

中継が始まると残り41キロでプロトンとの差は2分20秒差

逃げているのはカルメジャーヌの一人逃げだ

どうやら1級山岳で逃げ集団の中から一人飛び出したみたいだ

プロトンにはまだ有力選手は残っている

アラフィリップも苦しい表情だがなんとか付いて行く

そして逃げとの差は順調に詰まって行った

先頭のカルメジャーヌが山頂を超えた時にはプロトンとの差は1分13秒

ここからはしばらく下りになる

下りきった辺りでゴティエ、ウリッシらが飛び出しカルメジャーヌに合流

この時のプロトンとの差は48秒

ここから最後の1級山岳を登りきればゴールである

1級山岳に入るとプロトンはトレックのパンタノがペースアップ

あっという間に逃げ集団は吸収されてしまう

その後もパンタノとスカイのニエベでペースアップ

キツイ展開に持って行きライバル達を蹴落とす作戦だ

そしてコンタドールエナオモントーヤの調子も良いと言うことかもしれない

ハイペースな展開に総合1位2位アラフィリップもギャロパンも遅れ出す

クイックステップはここでプランCの発動である

本来の総合のエースDマーティンがまだ粘り強く残っている

残り6キロで再びパンタノが強烈なペースアップでメイン集団が割れる

遅れたのはモビスタ勢とザッカリン

とにかく凄いパンタノの引き

残り5キロで最後のペースアップをしてこの日の仕事は終了だ

そしてここからはパンタノの思いを託されたエースコンタドールの出番である

フグルサングとリッチーポートが様子見のアタックをしかける

そしてこの日一番調子が良さそうなリッチーポートが何回もアタックを重ねて

ついに残り3キロで抜け出した

すかさずコンタドールエナオモントーヤが反応するも差は広がって行く

リッチーポートは総合争いには関係ない為に行かせても問題ないと言う判断であろう

コンタ達について来るのは粘り強いDマーティンだ

単独でジワジワ追いあげてくる

一方先頭ではリッチーが独走態勢で余裕のステージ優勝となった

あとは総合の順位争いだ

コンタドールエナオが熾烈な争いを繰り広げるも最後でコンタドールが力強いダンシングでぐいぐい加速してエナオモントーヤを引き離しリッチーから21秒差の2位でゴール

流石にパンタノにあれだけの仕事をさせたら、ただでは帰れないコンタである

アシストの仕事が報われた瞬間だ

3位はエナオモントーヤかと思われたが後から不滅の男Dマーティンがぐいぐい迫り来る。最後は僅かにエナオを交わし2位でゴールした

サッカーでもそうだがアイルランド人は非常に粘り強く最後まで諦めない

やはり育って来た環境なのだろうか?

 

最終ステージを前にして総合の順位は大きく変動

 

1位 エナオモントーヤ

2位 Dマーティン  30秒差

3位 コンタドール  31秒差

4位 ゴルカ・イザギーレ  1分差

5位 アラフィリップ  1分22秒差

 

実質的にエナオとコンタの争い

Dマーティンとゴルカ・イザギーレの3位争いだろうな

今日は最後の1級で抜け出しての下り勝負だろうか

下ってからの平坦がどのくらいあるのだろうか?

パンタノの下りに付いて行くコンタが転ばなければ良いが

まだここでは無理して欲しくは無い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017パリ〜ニース第6戦

サイクルロードレースパリ〜ニース第6戦

いよいよレースは本格的な山岳バトルへ突入

スタートしてすぐに1級が始まる

そして中盤から2級、3級、1級、1級ときて最後に2級の登りゴール

しかも最後の2級の登りは平均勾配9・8%、最大勾配20%の壁である

俺なんかではとても登れない壁なのだ

中継が始まると残り46キロ地点で逃げとの差は56秒差

ほぼ1分だ

この日も逃げ切りは難しそうだがどうやら最初の1級山岳から高速な逃げバトルが展開されてアタック合戦の応酬だったみたいだ

おそらく総合で遅れてるエース級の選手が逃げに入ると潰されると言った感じだろうか

52キロ地点でようやく8名の逃げが決まったそうである

その中にはデマルキやシャバネルなどの実力派も入った

逃げとのタイム差は最大で5分差まで広がったそうだが

山岳地帯に入ると1分差まで縮まり

その中からBMCのデマルキとフォルトゥネオ・ヴィタルコンセプトのセプルべタの二人が抜け出した

ちょうどこの辺りから中継は始まったみたいである

事前情報としてはコンタドールもかなり仕掛けてたみたいだが中継が始まった時にはおとなしくプロトン内だった

風邪をひいた時には早め早めのパブロンだが、総合で遅れた時には早め早めのアタックなのである

しかし流石にコンタは逃がしてもらえなかった

プロトンはスカイがコントロール

ダイグナン、ニエベ、セバスチャン・エナオが登りでのペースを作る

残り25キロ地点で逃げとプロトンの差は30秒

そして残り21キロ地点で逃げも吸収されレースは振り出しに戻ると

1級山岳の頂上手前でオリカのサイモン・イェーツが単独で飛び出した

イェーツは総合15位で2分16秒遅れだ

クイックステップやスカイとしては見逃してもOKな選手リストに入っていたのか

サイモン・イェーツはプロトンとの差を30秒まで広げ、最終的には46秒まで広げて最後の2級山岳へ突入する

最大勾配20%

あの化け物みたいなトッププロでも、えっちらおっちら登るような坂である

プロトンからはリッチーポートが最初にアタックをしかける

既に総合争いから脱落している彼の狙いはただ一つ、ステージ優勝のみである

しかしなかなか決定的な差は付かない

勾配がきつくなった所で今度はエナオモントーヤがアタック

一方サイモン・イェーツは順調に壁を登って行く

無線も外しひたすら前を見て踏み続けたそうだ

後続ではエナオモントーヤ、アラフィリップなどが争うも

見事にオリカのサイモン・イェーツが逃げ切り勝利を挙げたのだった

イギリスの期待の星、イェーツ兄弟は双子である

サイモンが兄なのか弟なのか俺は知らない

日本でも俺の子供の頃と今とでも双子の定義が変わっている

果たして双子の定義って世界共通なのだろうか?

まぁどっちにしろサイモンとアダム

凄い双子であることに間違いは無いのである

 

サイモンは総合8位までジャンプアップ

総合トップのアラフィリップと1分37秒差まで縮めた

総合2位はトニー・ギャロパンで36秒差

3位 エナオモントーヤ 46秒差

4位 ゴルカ・イザギレ 57秒差

5位 Dマーティン 1分20秒差

6位 ザッカリン 1分31秒差

7位 コンタドール 1分34秒差

8位 サイモン・イェーツ 1分37秒差

 

本日はクイーンステージ

アラフィリップの実質的ライバルはエナオモントーヤ、ゴルカ・イザギーレ

そしてやっぱり怖いコンタドールであろうか

 

昨日は最後まで録画されてなかったので今日は後番組も予約しとかないと

そして未だにJスポーツでミラノ〜サンレモやフランドルなどの放送が決まっていないのが気になるが

ギリギリの交渉が続いているのだろうか?

そしてジロもまだ決まっていない・・・

サッカーなどはスマホで見るようなダゾーンとか言うのにどんどん取られているみたいだが

スポーツ中継はさすがにJスポーツで見たい

再放送もかなり充実しているJスポーツにはなんとか頑張って欲しい

ちなみに俺はスマホでは中継は見ない

実質0円が無くなった今ではスマホの買い替えは貧乏な俺には不可能だ

余分なことでスマホのバッテリーを劣化させたくは無いし

深夜帯はスマホの充電時間である

大好きなサッカーやサイクルロードレースだがダゾーンでの中継になったら

いくら安くても俺は見ないつもりだ

もともと生で観戦出来ないし、どうしても録画して時間のある時に見ることになる

その予約録画方法とかどうなってるのかよくわからんが

追加投資無しで簡単にスマホやPCを介さずに出来なければ見る気はない

あとは実況解説人も重要だ

ネットは便利だがスポーツ中継だけは、なんとか今のままの設備で

そしてJスポーツで見たい物である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キム・ハンソル氏はアメリカに入国?とパリ〜ニース第5戦

10日放送のひるおびで正男氏の息子のキム・ハンソル氏がアメリカに入国した可能性があると放送された

ハンソル氏と言えば先日YouTubeにてメッセージが公開されていたが

その時に出て来た言葉が中国、オランダ、アメリカと決して名前は言えない国だった

その時の動画を検証した時に家電製品に使用されるモーター音が50ヘルツだったことが判明した

そして50ヘルツの交流電源を使用する国にいるのでは?と番組では検証されていたが

ちなみにアメリカは60ヘルツである

今回ハンソル氏が脱出した経路としてマカオからインドネシアを経由してアメリカに渡ったとされている

そして経由地のインドネシアが50ヘルツであの動画はインドネシアで撮影されたのでは?との憶測が飛んでいた

この情報源の人は当たることもあれば外れることもあると言う

事件当時ハンソル氏は中国に保護された状態でマカオにいた

そこからインドネシアに移動

ここでオランダ大使の仲介でアメリカへと渡ったと言われている

その時に中国とアメリカの間で話し合いが行なわれた可能性が高いという

やはり対北朝鮮外交においてハンソル氏は重要なカードになる人物

その人物を中国がアメリカに渡すということは非常に大きなことなのだ

そして中国ではハンソル氏を守りきれないと判断した可能性もあるという

全ては憶測での話ではあるが

動画の中でハンソル氏はオランダ大使の実名を公表して深い感謝の気持を表していた

それだけ親密な関係だった可能性もあるという

このオランダ大使の人は奥さんが韓国人でWBCのオランダ対韓国の試合では始球式を勤めたと人物だそうだ

オランダとしては今回の件について何も言えないとコメントしていたが関与についての否定はしなかった

このことが本当ならハンソル氏はアメリカが金正恩を揺さぶる重要なカードとなった

そして中国が北朝鮮を見捨てたとも取れる行動

このことに金正恩はかなり怒ってるのでは

そしてそれが今後、日本の米軍基地へのミサイル発射に繋がらなければ良いが

今回のハンソル氏脱出計画は中国、オランダ、アメリカと謎の国が主導で実現した

そしてその名前は言えない国と言うのはおそらく韓国

その韓国ではパククネ大統領が憲法裁判所にて罷免が言い渡された

俺は学の無い人間なんで「罷免」が読めない

しかしなんとなくパククネ大統領が首になったんじゃないかというニュアンスは伝わってくるのだ

ニュースの記事を見ても難しそうな漢字が並んでいて読む気にはならないが

どうやら韓国では大統領が変わるらしい

そして今度は北朝鮮よりの大統領になる可能性が高いそうだ

そうなると喜ぶのは金正恩で今後、核実験やミサイル開発もやり放題になるという

そして韓国の反日化がより強くなるというのだ

やはり今後の鍵はハンソル氏にかかってるのかもしれないな

まぁ今回の話が本当かどうかは今の段階では定かでは無いが

そして先日の北朝鮮のミサイルは福井県のイカの漁場に落下したそうで地元の漁師さん達がぶち切れてるそうだ

幸いなことに今はシーズンではなかったそうだが

早くなんとかしないと福井県のイカが食べれなくなるかもしれない

ちゃんと安心して漁に出られるようにしてあげて欲しいが

話の通じる相手で無いだけに

困ったものである

 

 

パリ〜ニースの第5戦

3級と2級山岳が登場するがおそらくスプリントになる可能性が高いステージ

そしてスプリンターにとってはラストチャンスなのだ

気温は15度ほどで天気は良好だ

放送が始まった時には残り53キロで逃げとの差は2分40秒

逃げのメンバーは6人だ

どうやらスタート直後から逃げているらしい

ドモン、ベルハネ、カルメジャーヌ、ディグレゴリオなどが逃げのメンバーに入るが流石に今回の逃げは容認されない

この日もプロトンは計算しながら逃げとの差を少しずつ詰めて行く

2級山岳はペリションがGET、プロコンチのヴィタルコンセプトの選手である

プロトンも特別にスプリンターを払い落とすようなペースアップも無く無事に2級山岳を登りきる

そしてレースはこの日も淡々と逃げとのタイムを縮める作業に入る

プロトンはカチューシャが主にコントロール

ズルロとカルメジャーヌが逃げから脱落

残りの4名が平均速度47キロまでペースアップするがロットソウダル、コフィディスの引きでタイム差は順調に縮まって行った

最後はディグレゴリオが必死で一人逃げするも残り12キロで吸収

プロトンはトレインを作り激しい位置争い繰り広げる

しかしフラムルージュを通過すると各トレインは崩壊

どうやら僅かに上り勾配となっていたみたいだ

オランダチャンピオンのフルーネウェーヘン(ロットNLユンボ)が残り250メートルでスプリント開始

そこにデマールが食らいつくもグライペルも鋭い加速で迫り来る

そしてゴリラが自分の力を誇示するかのように両手を大きく広げてのゴール

勝ったのはグライペルだった

スプリントまではどこにいるのかさえ分からなかったグライペル

どうやらチームは総合2位のギャロパンの為に動いており単独でのスプリントとなったみたいだ

同じくマイヨジョーヌを持つクイックステップもトレインを作ること無くキッテルは勝負には絡めなかった

今日からはいよいよ総合の争いが始まる

果たして勝つのは誰か?

力が拮抗した勝負だけに今年のパリ〜ニースはかなり面白くなりそうだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6日の北朝鮮のミサイルは能登半島から200キロに落下とパリ〜ニース第4戦

2月6日に北朝鮮が発射した弾道ミサイルは今までで一番日本に最接近した可能性が高いそうだ

能登半島沖から北に200キロから450キロの日本海に落下した

本土からたった200キロしか離れていないと言うのはやはり怖い

200キロなんてプロ選手なら自転車でたった5時間で走れてしまう距離である

北朝鮮のミサイルの誤差の範囲がどのくらいなのかは分からないが

脅しのつもりが本土に落下という可能性もあるのかもしれない

どちらにしろ全く常識が通用しない北朝鮮

先日のミサイル発射を受け国連安全保障理事会も8日に緊急会合を開いた

アメリカの国連大使は対応策として「全ての選択肢を排除しない」と北朝鮮を牽制したそうだが

これにもまた北朝鮮は抗議の行動に出るのかもしれない

そして国連の「全ての選択肢」この中にはもちろん空爆も含まれているであろう

最初の空爆北朝鮮のミサイルを全て破壊出来れば良いのだが

もし破壊出来なかった場合にどうなるのか?

おそらく北朝鮮は日本に向けて撃ってくる

いついかなる相手への抗議の時も常に日本に向けて撃って来る

米軍基地を狙うのだろうが海に落ちては意味が無いので、日本の本土寄りに狙いを定めるであろう

今の北朝鮮内部がどうなっているのかは分からないが

今までは人工衛星だとバレバレの嘘をついて来たのがいきなり米軍基地を狙った公表

それだけ追いつめられているということなのだろうか?

様々な噂があって何が本当で何が間違っているのかも分からないだけに不気味である

そして正男氏の息子の登場

今一番北朝鮮が消したい人物

今はまだ決して表には出られないだろうが

彼がたった一つの希望なのかもしれない

 

 

そしてパリ〜ニース第4戦はタイムトライアルだ

コースの半分以上は平坦基調なのだが後半からジワジワと登り始めて最後の3キロほどでガツーンと登るみたいだ

最後の登りの勾配は7・7%

3キロとはいえ結構な登りである

とは言ってもあの化け物みたいな選手達

俺は3キロぐらいならトニーマルティンがパワーで押し切ってしまうんじゃないかと予想していたが・・・

放送が始まるといきなり見慣れたお尻が画面に映る

TT世界チャンピオンのトニー・マルティン

しかし得意な平坦なエリアでもタイムが伸びていない

そして登りに入る赤マルティン

座ったままグイグイ回すも1分14秒差の21位に終わった

まぁ彼にとっては2位も21位も同じである

コースはボジョレーだけあってワイン用のブドウ畑の中を走って行く

サイクリングするのには楽しそうなコースだが流石にフランスは遠い

優勝候補のリッチーポートが良い走りも見せるが50秒遅れの10位

そしてこれまた優勝候補のコンタドールが走行中に雨が降り出す

すっかり濡れた路面を走る選手達

コンタドールは確か中継では永井さんがTTバイクだと言ってたのだが、どうやらエアロロードのマドンのTTハンドル仕様でホイールはディスクホイール

完全に登りに特化したスペシャルバイクだった

なのであの軽快なコンタドールのダンシングも健在だったのだろう

芸人の小島よしお氏がコンタドールのダンシングの物真似をするが分かってくれる人が少ないと嘆いていたことを思い出す

結局コンタドールは登り区間を最速で登りきり19秒差のステージ2位となった

そんな特殊なTTステージとなった今回のステージを制したのが

これまたフランス期待の若手アラフィリップである

まだどんな選手になるのか未知数ではあるが

基本はパンチャーだがスプリントもそこそここなせて登りもそこそこ登れてしまう

そしてクラシックとの相性も抜群となんでも卒なくこなしてしまうアラフィリップ

そんなアラフィリップが今回はタイムトライアルを制してしまった

しかも前半の平坦区間で圧倒的なタイムをたたき出した

そして平坦での貯金を使い登りでも大健闘を見せたアラフィリップ

暫定1位だったコンタドールに19秒の差をつけてステージ勝利となったのだ

そして結果的にマイヨジョーヌも獲得

フランス人は無茶苦茶うれしい黄色いジャージだ

3位にはギャロパンが20秒差

4位のゴルカ・イザギーレも20秒差

5位にはザッカリンが33秒差

これにより総合争いも混戦模様

コンタドールもタイムを稼ぎアラフィリップから1分31秒遅れで優勝争いに復帰

この後の山岳がどのくらい厳しいのかは分からないが

アラフィリップ、ギャロパン、ゴルカ・イザギーレ、エナオモントーヤ、Dマーティン、ザッカリン、コンタドールの争いになるかな

後半が楽しみな今年のパリ〜ニースである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017パリ〜ニース 第3戦

太陽に向かうレース

パリ〜ニースも第3戦目になりようやく天気がよくなってきた

連日の横風分断の疲れからか、この日はのんびりムード

中継が始まった時は残り54キロ地点で逃げとのタイム差は3分13秒

ここから少しずつ逃げとの差を縮めながらプロトンは走る

逃げのメンバーは3人

栗村さん一押しのAG2Rのラトゥール、ディメンションデータのベンジャミン・キング、フランス、デルコ・プロヴァンスマルセイユのロマン・コンボー

いずれも若手選手の逃げとなった

既に3級山岳は終えており2級山岳を超えてゴールとなる

レース自体はとくに動きも無くマッサーの中野さんの話を聞きながらレースを鑑賞

俺は何回もぎっくり腰を経験しているが、ぎっくり腰はとにかく安静にするしか無い

どうしても我慢が出来ない場合は針を打つとしばらくは痛みが消える

あとは腹を揉むぐらいしか対処しようがない

ちなみに腰と腹は連動しているそうだ

とにかくぎっくり腰の時は腰はいっさい触らない方が良い

なので出来ることは連動している腹のほうを揉むしか無いのである

そして比較的腰が痛くても乗れてしまう自転車ではあるが競輪選手の4割が腰痛を抱えてることに驚いた

やはり前傾姿勢って無理があるんだろうな

俺の場合は膝で1年乗れなくて首と腰でほぼ1年乗れなかった

今はサイクリンレベルでぼちぼち乗るだけである

レースは2級山岳に入ると逃げグループはばらけ始める

一番実績のあるラトゥールが一人抜け出して山岳ポイントGET

プロトンは1分差まで詰めており山岳ジャージのアルディがアタックして僅かながらも山岳ポイントを積み重ねて行く

2級山岳だがスローペースなのかほとんどのスプリンターはプロトン内でクリアして行く。後は逃げを吸収してトレインを作りスプリントするだけである

計算したかのようにタイム差を詰めるプロトン

残り10キロからは徐々に各チームがトレインを作り始める

しかしここから逃げが粘る

40秒差でラトゥールとコンボーのフランス人コンビが粘るのだ

コースも逃げに有利なくねくねコース

残り6キロでも30秒差

僅かな希望を抱いて逃げる二人

しかしプロトンもカチューシャがトニー・マルティンを出してペースアップ

残り2キロで13秒にまで縮まり最後の抵抗を試みるも残り1キロのフラムルージュでプロトンに吸収となった

ここからはスプリント勝負である

カチューシャ、クイックステップ

赤と青の戦い

黄色いジャージのデマールの姿も

最初に動いたのは現役最速スプリンターのキッテルだ

キッテルに反応して同国のライバル、グライペルとデゲンコルブもスプリントを開始する

別ラインからはカチューシャのクリストフ

そしてアシストに導かれクリストフの番手を取ったサム・ベネットが飛び出す

見事にキッテル、グライペル、クリストフ、デゲンコルブらトップスプリンターに競り勝ち、この日も嬉しいワールドツアー初勝利の選手が誕生した

勝ったサム・ベネットはボーラ・ハンスグローエの前身であるネットアップ・エンデューラ時代からドイツチームに所属する26歳のアイリッシュスプリンター

チームメイトのサガンからも祝福のメッセージが届いた

 

今日はタイムトライアル

最後に登りがあるそうだが

やっぱりトニー・マルティンかな

俺の予想は

コロンビア時代から好きな選手である

 

しかし風邪が治らないな

熱は無いが

何を食べてもあまり味がしない

花粉は今のところは症状は軽い

しかし花粉の鼻づまりと風邪の痰のダブルアタックになると俺は窒息しそうになる

それだけは避けたい

せめて交互のアタックにして欲しい

アシストに潰させるから

 

行きつけのドラッグストアのポイントを貯めて貰える500円券が3枚溜まった

3枚集まると2000円券に化けるのである

これはなかなか大きい

こつこつとポイント倍デーに買い物をした結果である

さて何を買おうか?今から楽しみである

 

 

 

 

 

北朝鮮が自国内のマレーシア人の出国を禁止とパリ〜ニース第2戦

昨日の日本海へ向けた4発のミサイル発射

北朝鮮は日本時間の7日午前6時半すぎに国営メディアを通じて
金正恩の立ち会いの下「在日アメリカ軍を攻撃する弾道ミサイル4発を同時に発射する訓練が 行われ、成功した」と発表した

ついに言ってしまったのだ「日本の米軍基地を狙っていると」

昨日のブログにも書いたが学の無い俺でも流石に気づいていた

しかしこれをどうどうと公表してしまうとアメリカに喧嘩を売ることになる

これでは「めんどくさいなぁ」と思っていたアメリカも動かなければならなくなるかもしれないな

さっそく日米韓が緊急電話会談

そしてアメリカのトランプは米軍の能力の全てを駆使して北朝鮮の弾道ミサイルからの防衛力・抑止力を強化すると確約したそうだ

つまり男が自分の彼女に対して「おまえは俺が全力で守る」と言うような物である

さすがにこんなこと言われたら安倍総理もキュンキュンしてしまうであろう

そんな中でまた北朝鮮を巡る新たな動きが

北朝鮮は7日、自国内のマレーシア国民の出国を一時禁じると発表したと言うのだ

つまり北朝鮮国内にいるマレーシア国籍の人は北朝鮮から出国出来ない状態になり

事実上の人質となったのだ

出国禁止の期間は「マレーシアで起きた事件」が公正に解決され、マレーシアにいる北朝鮮外交官や住民の安全が完全に確保できるまでだそうだが・・・

いわゆる正男氏暗殺事件

北朝鮮曰く正男氏ではなく「キムチョル」ではあるが

この事件は公正に解決したとしても必ず北朝鮮は因縁をつけてくる

自分たちに思うようにならない限りは人質に取られたままになってしまう可能性もある

アメリカ軍がピンポイントでミサイル基地などを空爆出来れば良いが

今の北朝鮮のミサイルは移動式でどこにあるのかも分からないみたいだし

日本の米軍基地に向けて飛んで来たミサイルを迎撃するのも困難だそうだ

だからといって北朝鮮全域を空爆なんてことも流石に今の時代はできない

暗殺部隊が密かに北朝鮮へ侵入するのだろうか?

しかしいったい日本が何をしたというのか?

4月からは孤独のグルメワカコ酒釣りバカ日誌の新シーズンがスタートするというのに

サイクルロードレースだって春のクラシックが始まる

桜が咲き誇り花粉が飛びまくり

今年も春だなと実感する時にミサイルが飛んでくるかもしれない

いったい我々はどうすればいいのか?

仏教国日本としては、ただひたすら「空」を追求するのみなのかもしれない

 

パリ〜ニース第2戦

この日も雨風にさらされる寒い寒い1日だったみたいだ

レースは平均時速49キロという超ハイペースで進んだおかげで中継が始まった時には既に残り38キロだったかな?

なにやらリッチーポートのいる集団がかなり後方に取り残されてるみたいだ

中継が始まった時には逃げのメンバーが5人

ジルベールやギャロパンと言った有力選手も含まれている

追走のプロトンとの差は1分ほどだ

そのままレースはこの日も淡々と進んで行った

ブアニとボニファツィオがリタイア

プロトンとの差が30秒ほどに縮まると残り20キロ地点でジルベールがアタックして単独で抜け出しプロトンとの差を再び45秒ほどまで広げでそのままキープした

今シーズンはクイックステップで走る現ベルギーチャンピオンのジルベール

鳴り物入りで加入したBMCでは中々結果が出せずに

どうやら自分から志願した移籍だったみたいだ

そして給料も下がったらしい

そんな後が無いジルベールが春先から頑張って逃げている

しかもグローブは指切りだ

プロトンの選手達は仕切りに腕をぐるぐる回している

これは指先に血液届くようにするため

そのくらい寒くてたまらないのであろう

必死に逃げ続けたジルベールであったが残り8キロでついに力尽きる

流石にこの日は「黄金のタレ」とは誰も言わないであろう

本当に良く頑張った

逃げを吸収して普段ならハイペースで各チームラインを作り位置取り争いだが

この日はどこかおかしい

風の影響もあるのだろうが、やたらとペースが遅く感じる

そんな中で一人二人と飛び出すがいずれも吸収

残り1キロ切ってもやたらとペースが遅い

そして最後までレインウエアも着たままなので誰が誰なのか分からないままスプリントに入る

タテノリスプリントが2名

実況がデゲンコルブの名前を連呼している

えっとデゲンコルブはトレックに移籍して、トレックのジャージは赤だから・・・

なんて考えてる間に赤いジャージの人が雄叫びをあげながらゴール

ヘルメットが金色だからバーレーン

勝ったのはバーレーンメリダのコルブレッリだった

今期バルディアーニからバーレーンに移籍した26歳

UCIワールドツアー初勝利で「キャリア最大の勝利であり特別な日だ」と

かなり嬉しいステージ勝利となった

総合はこの日もデゲンコルブに次ぐ3位に入ったデマールがキープ

まったく姿が見えなかったリッチーポートは14分以上遅れて優勝は絶望となった

 

それにしてもまだリハビリが足らないので誰が誰なのか選手の把握ができない

しかもレインウエア着たままでチームすら全く分からない

今日は良い天気でのレースだといいなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北朝鮮が弾道ミサイル発射、3発がEEZ内に落下とパリ〜ニース

最近ではすっかり話題にもならなかった北朝鮮のミサイル発射

正直「またかよ」感が強かったのが今回はちょっと雰囲気が違う

マレーシアでの正男氏暗殺もあり世界的から孤立しようとしている北朝鮮

そして今までならミサイル発射の兆候を事前に知ることが出来たのだが、前回辺りからミサイル発射後に情報を知ることになった

コレは液体燃料からより技術力がいる個体燃料に変わった為だそうで以前の液体燃料の時のような発射の兆候が分からなくなったそうである

これにより迎撃態勢も遅れ日本の上空に飛んで来たとしても迎撃出来ない可能性が高いという

今回の発射は午前7時34分頃に北朝鮮西岸の東倉里(トンチャンリ)付近から、4発の弾道ミサイルを東方向にほぼ同時に発射した

そのうち3発がEEZ(日本の排他的経済水域)に落下したそうだ

幸いにも漁船などへの被害は無かった物の、運が悪ければ被害者が出てしまう所である

そして日本はいつもの「遺憾の意」

果たしてこの「遺憾の意」がどれだけ相手に伝わっているのか?

まともな話し合いすらできないような隣人だけに困った物だ

今回の落下地点は秋田県男鹿半島から300キロ離れた辺り

本当に日本列島の目と鼻の先だ

今回の発射は発射はミサイル開発の誇示と、今月から始まった米韓合同軍事演習に対する強い反発を示したものと報道されているが

そうなら日本に向けて撃つなよと言いたい所だが

一時はICBMか?とも言われていたがどうやらその可能性は低いらしい

もし仮にこのミサイルがアメリカ本土まで届くICBMだったら?

果たしてトランプはぶち切れて北朝鮮空爆ということになるのだろうか?

その時に北朝鮮の反撃としてはまだ未完成なICMBよりもノドンあたりで日本の米軍基地を狙うような気がしてしまうのだが

そしてそれが核だったら?

どちらにしろ今年は世界が大きく動きそうな気配がある

今のところアメリカは国内で精一杯なので静観しているが

なんとかならないものなのか?

なんか近所を走り回る暴走族みたいな国だな

いったい何がしたいんだ?

 

 

話はガラッと変わりいよいよパリ〜ニース

ヨーロッパでのサイクルロードレースが日本で生中継されるレースの開幕である

そして我々視聴者もこの時期から少しずつサイクルロードレース・リハビリをしなくてはならない

シーズンオフの間に起きた移籍やチームの消滅に新チームの発足

そして様々なドーピングなどの疑惑

スポンサーの交代にチームジャージ変更

毎年のようにこれらが繰り返されるサイクルロードレース

そして今年は見慣れたティンコフとランプレとIAMのジャージが無い

ランプレはUAEのチームとして新たに発足したが半分は新チームのバーレーンメリダに参加している

コンタドールはトレックのエースとなりそのトレックにはデゲンコルブも移籍

トレックもかなりメンバーが様変わりしている

その他トニーマルティンはカチューシャへ移籍して青から赤になった

中継では仕切りに「赤マルティン」「赤い彗星」と称されていた

その他もいろいろ変わっているがとりあえず書ききれないのでレースの話に入ろう

2017年 パリ〜ニース第一ステージ

太陽に向かうレースとも言われ温暖なニースを目指して走るレースである

メンバー的には総合系、スプリンター系と豪華なメンバーが集結した

総合だとトレックのコンタドール、BMCのリッチーポート、カチューシャのザッカリン、オリカのサイモン・イェーツ、クイックステップのDマーティン、AG2Rのバルデなどなど

スプリンターもキッテル、グライペル、クリストフ、マイケルマシューズ、デマール、ブアニ、コカールなどトップスプリンターが勢揃いしている

第一ステージは比較的平坦なコースを周回するコース設定

いつもなら小集団の逃げか形成されてゴール手前で逃げを吸収して集団スプリントだろうがこの日は違ったようだ

中継が始まった時は既にゴールまで残り50キロ程度

雨と横風により集団は分裂

キッテル、グライペル、クリストフなどの有力スプリンターは先頭集団に残るも総合系のコンタドールやリッチーポート、ザッカリンなどは追走の第2集団に取り残されたみたいである

そして二グループとも人数が少なく他の集団は中継にすら映らない状況なのだ

レースはこの二つのグループで進んで行く

だいたい1分から1分半ぐらいの時間差で進んで行った

見てる方もシーズン始めで頭が混乱しているので選手紹介などを聞きながらの鑑賞だ

レース自体は淡々と進んで行くも第2集団にいたバルデが落車

そしてチームカーにつかまり瞬間移動という魔法の絨毯戦法で見事に第2集団まで復帰するも後に失格処分となった

流石にフランスでフランス期待の星でも違反行為は許されなかったみたいだ

やがて第2集団をカチューシャの赤い彗星トニーマルティンが引き倒して先頭との差を縮めるも追いつくことは無くステージ争いは先頭の集団内で行なわれた

コースプロフィール的には残り2キロで勾配5%ぐらいの坂がある

しかし中継をみていると平坦であるはずの場所でも結構登ってるのだ

残り6キロからはダラダラと登り始める

ここでキッテルがそうそうに遅れる

万全の体制でメンバーを先頭集団に送り込んでいたクイックステップであったがここからはプランBの発動だろうか?

そしてグライペル、コカールも遅れ出した

残っているスプリンターのクリストフとデマールに勝利の女神が近づいてくる

しかし残り2キロの坂で集団スプリントを避けたい選手が飛び出した

クイックステップのプランB、アラフィリップである

パンチャーの彼はまさにこの短い登りが主戦場である

ぐんぐん後続を引き離しにかかるがただ一人だけすがりつく選手が

同じくフランス人スプリンターのデマールであ〜る

毛糸荒いならエマールだがスプリントならデマールなのだ

そしてなんとか坂でアラフィリップを捕まえたデマール

この二人でのスプリント勝負となる

牽制することなく再びアラフィリップが仕掛けるも流石にスプリントではデマールに叶わず

2017年のパリ〜ニース第一ステージはFDJのデマールが勝利した

総合系ではクイックステップのDマーティンとロットソウダルのトニーギャロパンとスカイのエナオが9秒遅れでゴール

そして第2集団ではリッチーポートとザッカリンが抜け出して先頭とは47秒差でゴール

コンタドールは歯を食いしばりながらのゴールとなってサイモン・イェーツと同じく1分4秒差

ロットNLユンボのクライスヴァイクが2分28秒遅れ

事実上の総合争いはこの辺りまでだろう

 

3枚看板を先頭集団に入れてアシストも充実していたクイックステップがまたしても勝てず、去年同様にレースをコントロールして万全の体制にしながらも最後にかっさわれるシーズンになってしまうのか?

ボーネンには最後にパリ〜ルーベで勝って欲しいが

なにわともあれ

今年も忙しい季節がやって来たのであった